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JOURNALIST TALK SESSION 02

魂動デザイン第三弾。新型アクセラのデザインの魅力とは

新型アクセラのプロポーションの魅力

飯田:

動いている新型アクセラを大観山の駐車場で初めてみたんですけど、その時に「なんて美しい!」というか、かっこいい……まぁありきたりの言葉なんですけど、よく出来ているなぁと思いました。

香高:

僕も同じなんですけど、見た時にまとまりがよいとうか、いいなって思わせてくれる印象を受けましたね。
車の見た目って前も後ろも横もみんなもちろん大事なんですけれども、特にハッチバックの後ろ姿っていうのが期待通りかどうか。かっこいいなと思う車でも、後ろに回ってみると「ちょっと違うかな」っていうのが結構あるんだけど、新型アクセラに関しては、期待通りの印象を受けましたね。

渡辺:

写真で初めて新型アクセラを見た時に、アテンザのプロポーションとちょっとかぶり過ぎじゃない?っていう印象はあったんですけど、現物をみると、なんというか抑揚があってかつ引き締まった感じ。横のプレスラインとかも新型アクセラのほうがよりアテンザより強調されているし、そういう細かいところをやっぱりちゃんと積んできているなあという気がしました。
あと、デザイナーがセダンにも自信を持っていて。後日フランクフルトショーでセダンを見たら、なるほど言っていた通りかと。

香高:

このセグメントだと、日本の市場でセダンはあまり人気がないけれど、潜在的には需要があると思うんです。新型アクセラを見ると、セダンに乗ろうかなっていう人がけっこう出てくるかなって気がしますよね。

渡辺:

最近の車って基本的に全部クラウチングフォルムだから、そこにトランクだけつけるとボコってとってつけたみたいなぶさいくな感じになるのが大半なんですけど、そのへんもうまく綺麗にまとめているよなあって思いました。これ、ハッチバックとはリアドアまで全部一緒って言ってましたよ。

香高:

そう。リアドアまで共通で、トランクの部分のまとめかたが綺麗ですよね。

飯田:

マツダって新しさっていう意味ではクリーンディーゼルに革命を起こしているじゃないですか、日本に。アテンザセダンも最近見る頻度が高くなっていて、積極的にこのデザインを持つセダンを選びたいというお客様がいるような気がするんですね。
そこにきてこの新型アクセラのセダン。サイズこそ小さくなって、むしろ使いやすさっていうのがある中でスタイリッシュなセダンを出してくることで、マツダはあのクラスの車選びの価値観を変えるんじゃないかって。
ハッチバックもあのスタイルってヨーロッパ車は人気があるけど日本の車ってあんまりないような気がするんですよね。でも新型アクセラのデザインであれば、意志を持って選ぶ車になっている気がして、ある意味マツダはいろんなところに一石を投じている気がしますね。

上質を感じる存在感あるデザイン

渡辺:

「主張を持った形」に作れているよなと。
例えばフランスの車とかイタリアの車とかにどっちかというと傾向が近いのかなぁという気もするんだけど、でもなんかそれとも違うよなっていう。ちゃんと他とは違う独自性があるというか。

香高:

しっかりした存在感がありますよね。「僕はアクセラだ!」という感じの。

渡辺:

Cセグメントのタイプで難しいだろうなぁと思うのはむしろ後ろ側で。例えばテールランプだけをグラフィカルにしてディティール的に個性を主張することもできるんですが、やっぱりパッと全体的なシルエットで見た時に、他の車とは何か違う個性をつけるのは結構難しいのかなって。

飯田:

そうですよね。なんかバッジとったらどこのメーカーかわからなくなっちゃうようなのってありそうですよね。それが新型アクセラはどうでしょうか。(笑)

渡辺:

僕も他車のCセグメントのタイプとは違ってちゃんと個性を持った車だと思います。
どうしても多くの制限があるサイズだと思うから、ある程度の答えっていうのは出てくると思うんですけど、その中でどういう工夫をしていくのかっていうときに、例えばリアウィンドウの寝かせ方だとか面の取り方だとか、そこからテールにつなげていったときのテールランプからナンバープレート周りの造形だとか。あえて樹脂で造形に自由度出したりと拘ったってデザイナーの方が言っていました。

香高:

個人的にリアフェンダーの部分でホイールハウスがありますよね、そこと上のサイドウインドウの部分のバランスがうまくできていないと、見た時にタイヤとホイールが小さく見えてしまって、車全体が重くボテッとして見えちゃうんです。そこのバランスが気になってっしまうんですけれども、新型アクセラはいいなと思いますよ。

渡辺:

シートのイチオシカラーでホワイトレザーを使っていたと思うんですが、あれは日本のメーカーとしては結構思い切ったことやるなぁという気がしました。
見た印象もそうですが座ったときの日本メーカーには珍しい包まれ型な感じで。

香高:

腰の部分をスッと収めてくれるという印象があって、やたらと張り出しているわけじゃないんですけれど、それなりに支えてくれるというか。

飯田:

女性におすすめできるシートになっているなと。座った感触はもちろん、サポート・ホールドしてくれる感じがわかるはずです。スポーティーに走らせるときはやっぱり体がもっと動きますから、その際に例えば運転好きな男性にとってもサポートしてもらわないと困るわけで。そこら辺の期待も裏切らなかったですね。あくまで体型に合ったドライビングポジションを取ってそこのお話ですが、その面でもアクセラのシートは幅広い体型に合わせることができるようですね。
あと操作感までちゃんとこだわっているというところが私は新型アクセラやるなぁと思ったんですよね。例えばエアコンのダイヤルとかちゃんと上質というかしっとりというか手応えがいい操作感で。

香高:

それに合わせて金属調の意匠をいろんなところに入れているじゃないですか。それがさもありなんっていう付け方じゃなくて、うまく全体の中に溶けこませている印象を受けました。

飯田:

スイッチもごちゃごちゃついていないんですよ。シンプルなものって一つ一つがしっかり存在感を出さないとその他のものに負けてしまって簡素な室内、という風に感じてしまうんですね。新型アクセラはそうなっていないんですよね。質感を上げるためのピアノブラック調だったりビニールも質感を高めているところはもちろんで、あとは操作する上であるべきところにきちんとあるし、ちゃんとシンプルに存在感があるというのは大事なんだなって気がしますよね。

渡辺:

ものすごく大事なんじゃないかと。やっぱり思うんですけど、意外と古典的なんですよね。シフトの方に変なデザインをつけてっていうことをやらないし、ステアリングの握りも細いですし。それはやっぱり車をきれいに動かすためにはそういう風にしておいた方がいいっていう開発者の想いなんだと思います。その辺もデザインと反復するとセンシティブに作っているなっていう。

香高:

限られた条件の中で実現されたインテリアデザインとしてはすごく質感がしっかりと出ていて、ディスプレイ部分なんかもある種ドイツのプレミアムブランドに近いようなテイストといえるような、そういうものを追求しているんだなっていうのを感じました。

フィーリングが合う空間でドライブを演出

飯田:

私はすぐに走り出したくなるというよりは、くつろぎたいというか。ドアを閉めてアクセルを全開でキュキュキュッて発進したいタイプではなくて、ポジションを合わせて美しく走り出したいなっていう印象がありました。
なので、興奮する、アガるというよりは、なんとなく落ち着いて走り出せるっていう感じでしたね。

香高:

僕が受けた印象っていうのは、表現が勘違いされるかもしれないですけど、すごく「自然」だったんですよ。外観をまず目で見て、ドアを開けて、室内に収まりますよね。そこで違和感を覚えないというか、外の印象と中の印象が、シートに座ってポジションを合わせた時にピッタリしたフィーリングがあったんです。しっくりくる、という感覚ですかね。

飯田:

私もおんなじだと思うんです。満たされるんですよ。外から入った時のムードが壊れていなくて、あの室内なら雨の中でもきれいなドライブができそうだなっていう。アガるというよりは満たされるというか……なんと言ったらいいか。

渡辺:

皆さん言われたような話かなぁという気は僕もしました。新型アクセラはテンションが上がるとかそういう感じよりも、所作が凄く綺麗で、ちょっと惚れぼれするところがあると思うんですよね。極端に言うと、ダンスじゃなくて日舞になっちゃったみたいな。(笑)
アクティブ・ドライビング・ディスプレイも、SKYACTIV-G 2.0L搭載車にもつけるって言ってましたね。

香高:

これ観やすかったですよね。

飯田:

目線の移動が少ない高い位置にディスプレイがあると、車速やナビゲーションの路線案内表示など視界に入りやすくて、すごく前に集中できるだろうなぁっていうのは思いましたね。

渡辺:

やっぱり視線を落とさなくて済むっていうのは運転していてすごく楽ですよね。本当に速度が表示されるだけでも全然違うんですよ。どうしても地図を見るときには横に目がいってしまうものなので、横と前とではかなり、雲泥の差というか。

香高:

このセグメントのモデルにアクティブ・ドライビング・ディスプレイを持ち込んできたっていうところにも「マツダやるなぁ!」って思います。

飯田:

新型アクセラは、そういう最新の分かり易い部分だけを主張するわけではなくて、ドライブの質そのものを上げてきたなと感じさせてくれるところが魅力ですよね。

ジャーナリスト プロフィール

  • 渡辺 敏史

    モータージャーナリスト

    渡辺 敏史(TOSHIFUMI WATANABE)

    企画室ネコ(現ネコ・パブリッシング)にて2・4輪誌編集業務経験後、フリーライターとして独立。
    ジャンルを問わずに自動車のコンセプト、性能、専門的事項を説明し、時代に求められる自動車のあり方をユーザー視点で探し、幅広いメディアに執筆中。

  • 飯田 裕子

    モータージャーナリスト

    飯田 裕子(YUKO IIDA)

    OL時代に始めたレース活動をきっかけに、クルマへの興味/関心を深め、フリーの自動車ジャーナリストに転身。
    自動車雑誌への執筆や自動車系TV番組出演などから活動の場を広げ、現在では女性誌および一般誌、新聞、Web、ラジオ番組でのパーソナリティ、TV、トークショーと活躍の場は幅広い。
    ドライビングインストラクターとしてのキャリアも長く、自動車メーカーをはじめ、一般企業、保険会社、警視庁などが主催するスクールでの指導にも定評あり。
    日本自動車ジャーナリスト協会会員、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

  • 香高 和仁

    モーターマガジン 副編集長

    香高 和仁(KAZUHITO KOTAKA)

    1985年の入社以来、一貫して四輪自動車誌の編集部に在籍。
    「Motor Magaine」副編集長としては今年で11年目になるが、新型車への興味はもちろんのこと、現在までに積み重ねられてきた歴代の車両やテクノロジーに対する関心も強く持ち続けている。
    現在、1971年式と1985年式のクルマを所有。気に入ったものは、手をかけながらもできるだけ長く使い続けることを選びたい性格。

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