MPVのリコールについて

平成20年4月3日、マツダ株式会社は下記のリコールを国土交通省に届出いたしました。

 

ご愛用の皆様には、大変ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。対象となるお客様には、販売店から、ダイレクトメール等でご案内させていただきますので、最寄りのマツダ車販売店へ連絡いただき、修理(無料)をお受けいただきますようお願い申し上げます。

 

リコール届出番号 リコール開始日
2088 平成20年04月04日

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因

(1)油圧式パワーステアリングの低圧側油圧ホースの製造工程が不適切なため、ホースが変形しているものがあります。そのため、ハンドル操作による油圧変動により、亀裂が生じて作動油が漏れ、最悪の場合、排気管に付着し火災に至るおそれがあります。
(2)自動変速機のシフトケーブルの取り回しが不適切なため、走行中の振動等により、ブレーキパイプと干渉するものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、ブレーキパイプの防錆塗装が剥がれて錆が発生し、最悪の場合、錆が進行した箇所からブレーキ液が漏れ、制動力が低下するおそれがあります。

改善措置の内容

(1)全車両、パワーステアリングの低圧側油圧ホースを対策品と交換します。
(2)全車両、ブレーキパイプを点検し、防錆塗装が剥れているものは、ブレーキパイプを新品と交換します。また、シフトケーブルに保護材を取り付け、ケーブル固定金具を対策品と交換します。

対象車両

型式 通称名 対象車の車台番号の範囲及び製作期間 対象車の台数 備考
DBA-LY3P MPV LY3P-100103~LY3P-205530平成17年12月15日~平成20年3月14日 52,513 (1)52,513
(2)305

ご注意

  1. 対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれていますので、くわしくは最寄りの販売店にお問い合わせ下さい。
  2. 対象車の製作期間はご購入の時期とは異なります。

前のページに戻る