平成30年11月8日、マツダ株式会社は下記のリコールを国土交通省に届出いたしました。
ご愛用の皆様には、大変ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。対象となるお客様には、販売店からダイレクトメール等でご案内させていただきますので、最寄りのマツダ販売店へご来店日時をご相談いただき、点検・修理(無料)をお受けいただきますようお願い申し上げます。対象車両につきましては、当ページの上側にある「リコール情報検索」にて、ご愛用車の車台番号を入力することで確認できます。
リコール届出番号 | リコール開始日 |
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4351 | 平成30年11月9日 |
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
- エンジンの吸気シャッタ・バルブにおいて、制御プログラムが不適切なため、バルブ周辺に付着する煤などにより、バルブ開度が正しく制御されなくなり、エンジン警告灯が点灯した際、フェールセーフが十分に機能せず、バルブが全開しないことがあります。そのため、煤などの付着により、バルブが全閉のまま固着した場合、エンジンが停止するおそれがあります。
- エンジンの排気圧センサにおいて、異常判定プログラムが不適切なため、センサ内部への水分の浸入により、センサの出力値がずれ、排出ガスが基準値を満足しなくなる場合に、異常判定しません。そのため、そのままの状態で使用を続けると、浸入した水分により排気圧センサ内の電子回路が腐食し、断線することでエンジン警告灯が点灯し、フェールセーフ制御によりアイドリングストップが作動しなくなり、変速ショックが大きくなるおそれがあります。
改善措置の内容
- 全車両、エンジン制御コンピュータを点検し、吸気シャッタ・バルブ用制御プログラムを対策プログラムに修正します。点検の結果、吸気シャッタ・バルブに異常がある場合は、吸気シャッタ・バルブを新品に交換します。また、プログラム修正後にエンジン警告灯が点灯した場合は、吸気シャッタ・バルブを新品に交換します。
- 全車両、エンジン制御コンピュータを点検し、排気圧センサ用制御プログラムを対策プログラムに修正します。点検の結果、排気圧センサに異常がある場合は、排気圧センサを現行の新品に交換します。また、プログラム修正後にエンジン警告灯が点灯した場合は、排気圧センサを現行の新品に交換します。
対象車両
型式 | 通称名 | 対象車の車台番号の範囲及び製作期間 | 対象車の台数 | 備考 |
LDA-BM2AP | アクセラ | BM2AP-100004~BM2AP-100349平成28年8月2日~平成30年7月3日 | 344 | |
LDA-BM2AS | BM2AS-100007~BM2AS-101509平成28年8月2日~平成30年7月4日 | 1,495 | ||
LDA-BM2FP | BM2FP-100002~BM2FP-201021平成27年12月1日~平成30年7月4日 | 1,439 | ||
LDA-BM2FS | BM2FS-100006~BM2FS-202741平成25年12月19日~平成30年6月28日 | 11,556 | ||
LDA-GJ2AP | アテンザ | GJ2AP-100010~GJ2AP-301008平成26年11月3日~平成30年4月14日 | 2,444 | |
LDA-GJ2AW | GJ2AW-100007~GJ2AW-301584平成26年11月3日~平成30年4月14日 | 3,992 | ||
LDA-GJ2FP | GJ2FP-100014~GJ2FP-302443平成24年10月22日~平成30年4月14日 | 18,814 | ||
LDA-GJ2FW | GJ2FW-100012~GJ2FW-303000平成24年10月17日~平成30年4月14日 | 21,652 | ||
LDA-KE2AW | CX-5 | KE2AW-100017~KE2AW-217477平成24年2月17日~平成28年11月16日 | 52,076 | |
LDA-KE2FW | KE2FW-100009~KE2FW-221328平成24年2月13日~平成28年11月16日 | 65,241 | ||
LDA-KF2P | KF2P-100029~KF2P-131275平成28年11月29日~平成30年2月2日 | 30,918 |
ご注意
- 対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれていますので、詳しくは最寄りの販売会社にお問合せください。
- 対象車の製作期間はご購入の時期とは異なります。