電動パーキングブレーキ (EPB) とは､電気モーターでパーキングブレーキをかける装置です。

スイッチの表示灯は、電動パーキングブレーキ (EPB) をかけると点灯し、解除すると消灯します。

電動パーキングブレーキ (EPB) スイッチ操作中は、スイッチの表示灯が点滅します。

電動パーキングブレーキ (EPB) をかけたまま走行しない

電動パーキングブレーキ (EPB) がかかったまま走行すると､ブレーキ部品が過熱しブレーキシステムが効かなくなり思わぬ事故につながるおそれがあります。

走行するときは電動パーキングブレーキ (EPB) を解除し､メーター内の電動パーキングブレーキ (EPB) 表示/表示灯が消灯していることを確認してください。

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バッテリーがあがったときは､電動パーキングブレーキ (EPB) をかけたり､解除したりすることはできません。

→参照「バッテリーあがりについて」
電動パーキングブレーキ (EPB) をかけたり､解除したときに作動音が聞こえることがありますが､異常ではありません。
電動パーキングブレーキ (EPB) を長期間使用しない場合は､駐車中にシステムの自動点検を行います。作動音が聞こえますが､異常ではありません。
電動パーキングブレーキ (EPB) をかけて電源ポジションをOFFにしたときは､作動音が聞こえることがありますが､異常ではありません。
電動パーキングブレーキ (EPB) をかけたり､解除したときに､ブレーキペダルが動くことがありますが､異常ではありません。
走行中に､電動パーキングブレーキ (EPB) スイッチを引き続けると､その間は電動パーキングブレーキ (EPB) がかかり､パーキングブレーキもどし忘れチャイムが鳴ります。スイッチから手を離すと､電動パーキングブレーキ (EPB) は解除され､チャイムが停止します。
電源ポジションがOFFまたはACCのときに電動パーキングブレーキ (EPB) がかかっている場合は､メーター内の電動パーキングブレーキ (EPB) 表示/表示灯およびスイッチの表示灯が15秒間点灯することがあります。
前輪を載せて車両を動かすタイプの自動洗車機を使用する場合は､車両を自動洗車機に入れる際に、パーキングブレーキを解除した状態で電源ポジションをOFFにする必要があります。

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電動パーキングブレーキ (EPB) をかけるとき

電源ポジションに関係なく､電動パーキングブレーキ (EPB) をかけることができます。

ブレーキペダルをしっかりと踏み込み､電動パーキングブレーキ (EPB) スイッチを引き上げます。

電動パーキングブレーキ (EPB) がかかり､メーター内の電動パーキングブレーキ (EPB) 表示/表示灯および電動パーキングブレーキ (EPB) スイッチの表示灯が点灯します。

→参照「警告表示/警告灯､表示/表示灯」

電動パーキングブレーキ (EPB) を解除するとき

電源ポジションがONまたはエンジン回転中に解除できます。電動パーキングブレーキ (EPB) を解除するとメーター内の電動パーキングブレーキ (EPB) 表示/表示灯および電動パーキングブレーキ (EPB) スイッチの表示灯が消灯します。

手動で解除するとき

: ブレーキペダルをしっかりと踏み込み､電動パーキングブレーキ (EPB) スイッチを押します。

ブレーキペダルを踏み込まずに電動パーキングブレーキ (EPB) スイッチを押すと､マルチインフォメーションディスプレイにメッセージを表示させ､ブレーキペダルを踏み込むように運転者に知らせます。

→参照「マルチインフォメーションディスプレイにメッセージが表示されたときは」

自動で解除するとき

電動パーキングブレーキ (EPB) がかかっている状態で､次の条件をすべて満たしているときにアクセルペダルを踏むとパーキングブレーキが自動で解除されます。

エンジン回転中のとき
運転席ドアが閉まっているとき
運転席シートベルトを着用しているとき
(マニュアル車)
- チェンジレバーがニュートラル位置以外のとき
- 半クラッチ操作をしているとき
(オートマチック車)

セレクトレバーがD､M､Rの位置のとき

エンジン回転中で電動パーキングブレーキ (EPB) がかかっているときは､アクセルペダルに足などがあたると､パーキングブレーキを自動解除してしまう場合があります。ただちに発進しない場合は､マニュアル車はチェンジレバーをニュートラル位置に､オートマチック車はセレクトレバーをPまたはNの位置にしてください。

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