エンジンをかける前に

  1. パーキングブレーキがかかっていることを確認します。

  2. マニュアル車はチェンジレバーがニュートラル位置、オートマチック車はセレクトレバーがPの位置にあることを確認します。

  3. 正しい運転姿勢をとり、右足でアクセルペダルとブレーキペダルが確実に踏めるか確認します。ペダルの踏み間違いのないように、ペダルの位置を確認しておいてください。

    参照「正しい運転姿勢

クラッチスタートシステムについて (マニュアル車)

クラッチスタートシステムは、ギヤが入っている状態でクラッチペダルを踏まずにスターターをまわしたとき、車が動き出すのを防止する装置です。

エンジンをかけるとき、クラッチペダルをいっぱいに踏み込まないとエンジンがかかりません。

 


エンストで動けなくなったとき

ギヤを入れたまま電源ポジションをSTARTにし続けて車を緊急避難させることができません。

参照「エンストで動けなくなったとき

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エンジンをかけるとき

 


以下以外の医療用機器を使用している方は、キーの電波の影響を医師や医療用電気機器製造業者などに確認する。

  • 植込み型心臓ペースメーカー

  • 植込み型除細動器

電波が悪影響をおよぼすおそれがあります。

プッシュボタンスタートシステム機能、アドバンストキーレス機能を作動させないようにすることもできます。

ペースメーカーなどの医療用機器に悪影響をおよぼすおそれがあるため、キーを取り出すことなくエンジンの始動ができる機能を停止させることができます。 また、アドバンストキーレス機能を作動させないようにすることができます。

詳しくはマツダ販売店にご相談ください。

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  • キーは必ず運転者が携帯してください。

  • 電源ポジションの状態 (OFF、ACC、ON) に関係なく、エンジンを始動できます。

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(マニュアル車)

(オートマチック車)

  1. キーを携帯していることを確認します。

  2. エンジンが完全に始動するまで、ブレーキペダルをしっかりと踏み続けます。

  3. マニュアル車は、エンジンが完全に始動するまで、クラッチペダルをいっぱいに踏み込み続けます。

  1. プッシュボタンスタートの表示灯 (緑) が点灯するのを確認します。

     

    プッシュボタンスタートの表示灯 (緑) が点滅、または、メーター内のディスプレイがメッセージを表示する場合は、正常なキーを携帯していることを確認します。

     

    プッシュボタンスタートの表示灯 (緑) が点滅するとき、または、メーター内のディスプレイがメッセージを表示するときは、キーの電池切れなどが考えられます。

    参照「キーが電池切れしたときのエンジン始動

  1. プッシュボタンスタートの表示灯 (緑) が点灯している状態でプッシュボタンスタートを押します。

 


メーター内のディスプレイがメッセージを表示、またはプッシュボタンスタートの表示灯 (橙) が点滅しているときは、エンジンの始動ができなくなるおそれがあります。直ちにマツダ販売店で点検を受けてください。

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  • 次のようなときは、メーター内のディスプレイがメッセージを表示し、エンジンをかけることができません。

    • キーの電池切れ

    • キーが作動範囲内にない

    • キーを車内でも感知しにくい場所に置いている→参照「アドバンストキーレスエントリー&プッシュボタンスタートシステムの機能を使っての操作

    • キーに類似した他社のキーが作動範囲内にある

  • メーター内のディスプレイがメッセージを表示、またはプッシュボタンスタートの表示灯 (橙) が点滅しているときは、通常の操作ではエンジンを始動できない場合があります。マニュアル車はクラッチペダル、オートマチック車はブレーキペダルをいっぱいに踏み込み、エンジンが完全に始動するまでプッシュボタンスタートを押し続けてください。

  • エンジン始動後、プッシュボタンスタートの表示灯 (橙) は消灯し、電源ポジションはON状態になっています。

  • 冷間始動後は、エンジン制御システムの働きによりエンジン回転数が高くなりますが、自動的に適正な回転数に下がります。

  • 冷間始動後は、排気ガスの浄化を促進するためにエンジン回転が高くなり、うなっている音が聞こえることがありますが、部品機能の異常ではありません。

  • (SKYACTIV-G 2.0、SKYACTIV-G 2.5)

    プッシュボタンスタートを押して、エンジンが始動する前に燃料タンク付近からフューエルポンプのモーター作動音が聞こえることがありますが異常ではありません。

  • (SKYACTIV-D 2.2)

    • 外気温が-10°Cより低いときは、エンジン保護のためエンジンが始動してから約3分間、最高回転数が制限される場合があります。

    • エンジン始動時は、プッシュボタンスタートを押したあと、メーター内の予熱表示灯が消灯して、エンジンがかかるまでブレーキペダルを放さないでください。

    • エンジンがかかる前にブレーキペダルを放した場合は、再度ブレーキペダルを踏み込みプッシュボタンスタートを押してエンジンを始動してください。

    • 予熱表示灯が消灯するまで、スターターは回りません。

    • 予熱が終了したあと、電源ポジションがONのままエンジンをかけずに長時間放置した場合、再度予熱を行い予熱表示灯が点灯する場合があります。

  • (マニュアル車)

    エンスト時、エンジンが完全停止したあと約3秒以内にクラッチペダルを再度踏み込むとエンジンを再始動することができます。

    ただし次のようなときは、クラッチペダルを踏み込んでも再始動させることができません。

    • 運転席のドアが開いているとき

    • 運転席のシートベルトが装着されていないとき

    • エンスト後にクラッチペダルを完全に放していないとき

    • エンジンが完全に止まっていない状態でクラッチペダルを踏んだとき

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キーが電池切れしたときのエンジン始動

 


キーの使用について

次のような状態にしないでください。車両がキーからの信号を正確に受信できず、エンジンが始動できない場合があります。

  • キーに他のキーの金属部や金属製のものが接している

     

  • キーにスペアのキーや他の車両の盗難防止システムキー (信号発信機内蔵のもの) が重なっている、または近くにある

     

  • キーの近くに電子部品を含んだ製品やクレジットカードなどの磁気カードがある

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キーの電池切れなどで、エンジンが始動できないときは、次の手順でエンジンを始動することができます。

  1. エンジンが完全に始動するまで、ブレーキペダルをしっかりと踏み続けます。

  2. マニュアル車は、エンジンが完全に始動するまで、クラッチペダルをいっぱいに踏み込み続けます。

  3. プッシュボタンスタートの表示灯 (緑) が点滅するのを確認します。

 


マニュアル車はクラッチペダル、オートマチック車はブレーキペダルを踏む前にプッシュボタンスタートを押すと、プッシュボタンスタートの表示灯 (緑) が点滅します。この状態からペダルを踏み、キーの裏面でプッシュボタンスタートに触れると、エンジンが始動します。

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  1. プッシュボタンスタートの表示灯 (緑) が点滅中に、キーの裏面でプッシュボタンスタートに触れます。

  1. プッシュボタンスタートの表示灯 (緑) が点灯に変わったら、プッシュボタンスタートを押します。

 


  • マニュアル車はクラッチペダル、オートマチック車はブレーキペダルをいっぱいに踏み込まないとエンジンがかからないようになっています。

  • プッシュボタンスタート機能に異常があるときは、プッシュボタンスタートの表示灯 (橙) が点滅します。この場合でもエンジンを始動できることがありますが、直ちにマツダ販売店で点検を受けてください。

  • キーの裏面でプッシュボタンスタートに触れるときは、ロックスイッチ側を上にして、ボタンに触れてください。プッシュボタンスタートに触れたときにボタンを押してしまうとエンジンが始動することがあります。

  • プッシュボタンスタートの表示灯 (緑) が点灯しない場合は、最初から操作を行なってください。それでも点灯しない場合はマツダ販売店で点検を受けてください。

  • 電源ポジションの切り替えを行う場合は、プッシュボタンスタートの表示灯 (緑) が点灯に変わったあと、マニュアル車はクラッチペダル、オートマチック車はブレーキペダルを放してからプッシュボタンスタートを押してください。電源ポジションがACC、ON、OFFの順に切り替わります。なお、電源ポジションがOFFになると、それ以降は電源ポジションの切り替えができませんので、エンジンを始動する場合は最初から操作を行なってください。

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