i-ELOOPとは

i-ELOOPとは、減速エネルギー回生システムです。ブレーキ操作やエンジンブレーキで減速する際に発生する運動エネルギーを発電機により電気エネルギーに変換し、変換された電気エネルギーを蓄電器 (キャパシターおよびバッテリー) に蓄えます。蓄電された電気エネルギーは、バッテリー充電やエアコン、ヘッドランプなどの車両電装品の電源として活用しています。

  • 運動エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機には、車両状態に応じて効率的に発電できる可変電圧式オルタネーターを採用しています。

  • 発電された大量の電気エネルギーを瞬時に蓄え、すばやく取り出すことのできるキャパシターを採用しています。

  • 蓄電された電気エネルギーを車両電装品で使用可能な電圧に降圧するDC-DCコンバーターを採用しています。

 


次のものには高電流が流れているため触れないでください。

  • 可変電圧式オルタネーター

  • DC-DCコンバーター

  • キャパシター

注意を閉じる

 


  • i-ELOOPのエネルギー回生状況を燃費モニターのi-stop/i-ELOOP状態表示に表示します。

    参照 「i-stop/i-ELOOP状態表示

  • エアコンやヘッドランプなどの車両電装品の使用状況によっては燃費に差が生じることがあります。

  • キャパシターを廃棄する場合は、必ずマツダ販売店にご相談ください。

    詳しくは次のURLを参照ください。

    http://www.mazda.com/csr/environment/recycling

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i-ELOOP表示灯

長期間お車を使用しなかった後などにエンジンを始動すると、i-ELOOP表示灯が点滅することがあります。表示灯が消えるまでアイドリング状態で待機することをおすすめします。

 


  • i-ELOOP表示灯点滅中に走行するとチャイムが鳴ります。

  • i-ELOOP表示灯点滅中にハンドルを操作すると通常のハンドル操作より重くなるときがありますが、異常ではありません。エンジンをかけたまま安全な場所に停車し、ハンドル操作をしないでください。しばらくすると表示灯が消えて、通常のハンドル操作に戻ります。

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