燃費を良くするためには、ハイブリッド車でも急加速や急ブレーキを控えるなど、通常のガソリン車と同じ心がけで運転しましょう。
ハイブリッド車は、ガソリンエンジンと電気モーターによる通常走行で、最も燃費が良くなるように制御されています。EVドライブモードを多用すると、燃費が悪くなることがあります。
走行前の暖機運転
ガソリンエンジンが冷えていても、暖機運転は不要です。ガソリンエンジンの始動/停止を自動的に行ない、最適な温度に調節します。
なお、暖機運転のためのガソリンエンジン始動が頻繁に行なわれるため、短距離走行のくり返しは燃費の悪化につながります。
発進/加速
アクセルペダルをゆっくりと踏み込み、ゆるやかに加速しましょう。
余分な燃料の消費を抑えることができます。
一定速度のとき
アクセルペダルの踏み加減を一定に保ちましょう。
アクセルペダルの踏み込み、踏みもどしは少ないほど、燃費が良くなります。
下り坂に入るとき、減速を始めるとき
早めにアクセルペダルをもどし、エンジンブレーキを使ってゆるやかに減速しましょう。
アクセルペダルをもどしゆるやかに減速すると、減速時に発生する回生エネルギーをより多く高電圧バッテリーに充電することができます。
エンジンブレーキについて
通常の車に比べて高速走行時は、エンジンブレーキによる減速感が小さくなります。
強くエンジンブレーキを効かせたい場合は、シフトポジションをBにしてください。シフトポジションをBのまま走行し続けると、燃費の悪化につながりますので、通常はシフトポジションをDにして走行してください。
減速時のブレーキ操作
減速時は、ゆるやかなブレーキ操作を早めに開始しましょう。
ゆるやかなブレーキ操作で減速すると、減速時に発生する回生エネルギーをより多く高電圧バッテリーに充電することができます。
渋滞
加速、減速のくり返し、長い信号待ちは燃費の悪化につながります。お出かけ前に交通情報を確認するなどして、なるべく渋滞を避けるように計画しましょう。
渋滞になったときは、アクセルペダルをできるだけ踏まず、ブレーキペダルをゆるめて進むようにすると余分な燃料の消費を抑えることができます。
高速道路での運転
控えめな一定速度で走行するようにしましょう。
料金所などで速度を落とすときは、ゆるやかなブレーキ操作を早めに開始しましょう。
ゆるやかなブレーキ操作で減速すると、減速時に発生する回生エネルギーをより多く高電圧バッテリーに充電することができます。
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