スイッチの使いかた
ヘッドランプスイッチ
ヘッドランプの点灯/消灯
電源ポジションがONのとき使用できます。車幅灯、尾灯、番号灯のみ電源ポジションがON以外でも使用できます。ランプスイッチをまわすと、各ランプが点灯/消灯します。
-
各ランプが点灯すると、メーター内の車幅灯表示灯が点灯します。
-
ハイブリッドシステムを停止しているときに、ランプを点灯させたままにしないでください。12Vバッテリーがあがるおそれがあります。
-
対向車がまぶしくないヘッドランプを採用しています。そのため、海外のような一時的な右側通行で使用するときでも、ヘッドランプの光軸を調整する必要はありません。
-
スイッチ位置
ランプ名称
ヘッドランプ
車幅灯、尾灯、番号灯
消灯
消灯
自動で点灯/消灯
消灯
点灯
点灯
点灯
オートライト機能

電源ポジションがONのとき使用できます。
ランプスイッチをの位置にすると、周囲の明るさに応じてランプが自動で点灯/消灯します。
周囲の明るさ |
明るい |
薄暗い |
暗い |
---|---|---|---|
ヘッドランプ |
消灯 |
消灯 |
点灯 |
車幅灯、尾灯、番号灯 |
消灯 |
点灯 |
点灯 |
-
長いトンネルやトンネル内での渋滞、屋内駐車場など、周囲が暗い状態が数分間続くとライトセンサーが夜間と判断し、周囲が明るくなってもランプがすぐには消灯しない場合があります。
この場合はランプスイッチを
の位置にすれば消灯します。
-
車幅灯やヘッドランプを点灯させるタイミングを変更することができます。
→参照「設定変更 (カスタマイズ機能)」
ランプ消し忘れ防止チャイム
ランプを点灯させたまま、電源ポジションをOFFにして、運転席ドアを開けると、チャイムが鳴りランプの消し忘れを知らせます。
ヘッドランプの切り替え
-
レバーを前後に操作すると、ヘッドランプの向きが切り替わります。
-
ヘッドランプが上向き (ハイビーム) で点灯しているときは、メーター内のヘッドランプ上向き表示灯が点灯します。
パッシング合図
-
ランプスイッチの位置に関係なく、レバーを引いている間ヘッドランプが上向き (ハイビーム) で点灯します。
-
同時にメーター内のヘッドランプ上向き表示灯が点灯します。
ヘッドランプレベリング
オートタイプ
ヘッドランプを点灯したとき乗員や荷物の状況に応じてヘッドランプの照らす方向を上下方向へ自動で調節し、一定に保ちます。
マニュアルタイプ
-
ヘッドランプが点灯しているとき、ヘッドランプの照らす方向を下向きに調節することができます。乗員や荷物が多いときなど、ヘッドランプが通常よりも上向きを照らしているときは、スイッチを下方向にまわしてヘッドランプの照らす方向を下向きにしてください。スイッチの数字が大きいほど下向きになります。
スイッチ位置の目安
積載状況 |
スイッチ位置 |
|
---|---|---|
乗員 |
荷室 |
|
運転席のみ乗車時 |
非積載時 |
0 |
満載時 |
4 |
|
運転席と助手席乗車時 |
非積載時 |
0 |
全席乗車時 |
非積載時 |
2 |
満載時 |
3 |
|
方向指示器
方向指示器の操作
電源ポジションがONのとき使用できます。
-
車線変更する場合
レバーを車線変更の位置に操作すると、方向指示灯が点滅し、手を離すと消灯します。
左折、または右折する場合
レバーを左折または右折の位置に操作すると、方向指示灯が点滅し、ハンドルをもどすと、自動でもとの位置にもどります。もどらないときは、手でもどしてください。
スリーフラッシュターンシグナル
レバーを操作し、すぐに手を離すと方向指示灯が3回点滅します。

非常点滅灯スイッチ
故障などでやむをえず路上駐車するときや、非常時に使用します。
-
スイッチを押すとすべての方向指示灯および、メーター内にある非常点滅表示灯が点滅します。
もう一度押すと消灯します。
フォグランプスイッチ
霧などで視界が悪いときに使用します。
電源ポジションがONで、ランプスイッチがまたは
の位置のとき使用できます。
-
フォグランプスイッチを
の位置にすると、フォグランプが点灯します。フォグランプが点灯しているときは、メーター内のフォグランプ表示灯が点灯します。
以下のいずれかの操作を行うと、フォグランプは消灯します。
-
電源ポジションをON以外にする。
-
フォグランプスイッチを
の位置にする。
-
ランプスイッチを
の位置にする。
-
ワイパー/ウォッシャースイッチ
電源ポジションがONのとき作動します。
-
凍結時や長時間ワイパーを使用しなかったときは、ワイパーゴムがガラスに貼り付いていることがあります。ガラスに貼り付いたまま作動させると、ワイパーゴムの損傷、ワイパーモーターの故障につながるおそれがあります。
-
ガラスがかわいているままでワイパーを作動させると、ガラスに傷がついたりワイパーゴムを損傷するおそれがあります。ガラスがかわいているときは、ウォッシャー液を噴射してください。
-
ウォッシャー液が十分に出ないときは、ウォッシャースイッチを使用しないでください。ウォッシャー液が出ないままで、ウォッシャースイッチを操作し続けると、ポンプの故障につながるおそれがあります。
-
ウォッシャー液を補給しても液が出ないときは、ノズルに異物がつまっていることがあります。マツダ販売店にご相談ください。
-
降雪時にワイパーを作動させていると、ガラスに雪が積もってワイパーが停止することがあります。積雪などでワイパーが停止したときは、安全な場所に停車してワイパースイッチを
の位置にした後、積もった雪を取り除いてください。
フロントワイパー/ウォッシャー
ワイパーの操作
-
レバー位置
作動状態
レバーを上に押し上げている間作動
停止
オートワイパー機能/間欠作動*1
低速作動
高速作動
-
オートワイパー機能は、設定変更で作動/非作動を変更することができます。オートワイパー機能を非作動にすると、間欠作動に固定されます。
→参照「設定変更 (カスタマイズ機能)」
-
オートワイパー機能

レバーをの位置にしているとき、レインセンサーが雨を感知すると、雨量に応じて、ワイパーが自動で作動します。
雨量 |
作動状態 |
---|---|
少ない |
間欠作動 |
普通 |
低速作動 |
多い |
高速作動 |
-
スイッチをまわすと、雨に反応する感度を調節できます。
-
フロントガラスにステッカーやラベルなどを貼り付けてレインセンサーを覆わないでください。センサーが周囲の雨量を感知できなくなり、オートワイパー機能が正常に作動しないことがあります。

-
電源ポジションがONで、ワイパーレバーが
の位置のとき、つぎのような場合はワイパーが自動で作動することがあります。手や指を挟まないよう注意してください。万一手や指を挟むと、けがやワイパーの故障につながるおそれがあります。
-
フロントガラスのレインセンサー上部に触れたとき。
-
フロントガラスのレインセンサー上部を布などで拭いたとき。
-
フロントガラスに衝撃をあたえたとき。
-
レインセンサーに車内から衝撃をあたえたとき。
-
-
洗車やメンテナンスを行なうときは、ワイパーレバーを
の位置にしてください。
-
レインセンサーの温度が-10°C以下、または85°C以上のときはオートワイパーが作動しないことがあります。
-
フロントガラスに純正品以外の撥水コーティングを使用すると、レインセンサーが雨量を正確に検知できず、オートワイパーが正常に作動しないことがあります。純正品以外の撥水コーティングは使用しないでください。
-
フロントガラスのレインセンサー上部に泥や異物 (氷や塩水などを含むもの) が付着しているときや、フロントガラスが凍っているとき、ワイパーが自動で作動することがあります。ワイパーが数回作動してもセンサー上部の泥や異物、氷などを取り除けないときは、オートワイパーは作動を停止します。ワイパーレバーを
または
にしてワイパーを作動させるか、フロントガラスの泥や異物、氷などを取り除いてからオートワイパーを作動させてください。
-
レインセンサーは光学センサーを使用しているため、強い光源、電磁波、赤外線などの影響により、ワイパーレバーが
の位置のとき、ワイパーが自動で作動することがあります。雨天時以外はワイパーレバーを
の位置にして走行することをおすすめします。
ウォッシャーの操作
-
レバーを手前に引いている間、ウォッシャー液が噴射し、ワイパーが数回作動します。
リアウインドーデフォッガー (曇り取り) スイッチ
-
リアウインドーを熱線であたため、曇りを取ります。
電源ポジションがONのとき使用できます。
スイッチを押すと約15分間作動します。
作動中はスイッチ内の表示灯が点灯します。
作動を停止したいときは、もう一度スイッチを押します。
ホーン
ハンドルの マーク周辺部を押すとホーンが鳴ります。
車両接近通報装置
車両接近通報装置は、ガソリンエンジンが停止した状態での走行中に、通報音で車両が接近していることを歩行者に知らせる装置です。
車両接近通報装置は、次の条件のときに作動します。
-
車両を発進し、車速が約25km/h以内のとき。
-
減速して、車速が約22km/h以下になったとき。
車両接近通報装置は、一時的に停止することができます。通常はONの状態で使用してください。
車両接近通報装置OFFスイッチ
早朝、深夜の住宅街での走行など、騒音をおさえて走行したい場合、車両接近通報装置の通報音を一時的に停止するときに使用します。
-
-
電源ポジションをONにします。
-
車両接近通報装置OFFスイッチを押すと、車両接近通報音が一時的に停止し、メーター内の車両接近通報装置OFF表示灯が点灯します。
-
もう一度押すと車両接近通報装置が作動可能な状態になり、車両接近通報装置OFF表示灯が消灯します。
-
-
電源ポジションをOFFにすると通報音の一時停止は解除され、再び電源ポジションをONにすると車両接近通報装置が作動可能な状態になります。
-
車両接近通報装置がONにもかかわらず、通報音が聞こえない場合は、安全で静かな場所に停車してください。その後、窓ガラスを開けシフトポジションをNにし、ブレーキペダルを放して通報音が聞こえるか点検してください。
-
車両から通報音が聞こえないときは、ただちにご購入のマツダ販売店で点検を受けてください。