万一事故が起きたとき

万一事故が起きたとき

 


高電圧部位に絶対にさわらない。

高電圧部位を示すラベルが貼り付けられている部位、オレンジ色の高電圧配線などには、絶対にさわらないでください。感電ややけどなど命にかかわる重大な傷害につながるおそれがあります。

車内および車外に、はみ出している電気配線には絶対にさわらない。

万一、高電圧が遮断されていない場合、感電ややけどなど命にかかわる重大な傷害につながるおそれがあります。

液体の付着や漏れがある場合は絶対にさわらない。

強アルカリ性の高電圧バッテリーの電解液が目や皮膚にふれると失明や皮膚傷害のおそれがあります。万一、目や皮膚に付着した場合はただちに多量の水で洗い流し、早急に医師の診察を受けてください。

万一、車両火災が発生したときは、ABC消火器を使用して消火する。

水で消火する場合は、消火栓など、大量の放水が可能な場合のみ行なってください。

前輪が接地した状態でけん引しない。

車両の破損の状態によっては駆動用モーターから発電された電気が異常に流れ、火災のおそれがあります。

車の下にブレーキ液や燃料の漏れがないか、また各部に損傷がないか確認する。

車の下側や車の下の路面などを確認したときに、エアコンの水以外の液体漏れが見つかった場合、燃料系統損傷の可能性があります。この状態でハイブリッドシステムを始動させると、漏れた燃料に引火するおそれがあります。絶対にハイブリッドシステムを始動させないでください。この場合、マツダ販売店に状況を連絡するときにあわせてお伝えください。

 


緊急停止システムについて

事故により衝撃を受けたときなどは、ハイブリッドシステムを停止させ、高電圧を遮断します。このとき同時に燃料供給を停止し、燃料漏れを最小限に抑えるシステムです。

緊急停止システムが作動した場合、ハイブリッドシステムを再始動させることができなくなります。緊急停止システムが作動したときは、マツダ販売店に連絡してください。

 


事故がおきたら

軽いけがでも、必ず警察に届けましょう。また、外傷がなくても頭部などに強い衝撃を受けたときは、医師の診断を受けましょう。後遺症がでることがあります。

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