i-ACTIVSENSEについて

作動させるとき

電源ポジションがONの状態でランプスイッチがの位置のときにヘッドランプを上向き (ハイビーム) にすると作動します。同時にメーター内のALH 表示灯 (緑) が点灯します。

周囲の明るさからALH が夜と判断すると作動します。

ランプスイッチをの位置以外にするか、下向き (ロービーム) またはパッシングにすると解除します。

 


ALH を作動しないように変更できます。

参照「設定変更 (カスタマイズ機能)

マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール (MRCC) ディスプレイ表示

MRCCの設定状況および作動状態をアクティブ・ドライビング・ディスプレイでお知らせします。

接近警報

追従走行時に前方車が急制動を行ったときなど前方車に接近したときは、警報音が「ピピピピピ・・・」と鳴り続け、アクティブ・ドライビング・ディスプレイにブレーキ警告が表示されます。周囲の安全を確認してブレーキペダルを踏むなど、前方車との車間距離を十分に確保してください。また、後続車との車間距離も確保してください。

設定するとき

MODEスイッチを押すと速度の設定や追従走行時の車間距離の設定ができる状態になり、MRCCディスプレイ表示およびMRCC作動状態表示 (白) がアクティブ・ドライビング・ディスプレイに表示されます。

 


  • MRCCをONにしたまま電源ポジションをACCまたはOFFにしたとき、MRCCは自動的にOFFになります。

速度を設定するとき

  1. アクセルペダルの操作で設定したい速度に調節します。

  2. SETまたはSETスイッチを押すと定速走行をはじめます。アクティブ・ドライビング・ディスプレイに設定速度が表示され、MRCC作動状態表示が白色から緑色に、車間表示の白線表示が白色の塗りつぶし表示に変わります。同時にMRCCセット表示灯 (緑) が点灯し、チャイムが1回鳴ります。

走行状態

ディスプレイ表示

定速走行時

追従走行時

 


  • 定速走行中に前方車を検知すると、ディスプレイに前方車表示が表示され、追従走行を行います。また、前方車を検知しなくなったときは、ディスプレイの前方車表示が消灯し、定速走行に切り替わります。

  • 設定速度より速い速度で走行している車両を前方車としての追従走行はできません。アクセルペダルの操作で希望の速度に調節します。

  • ディスプレイの車間距離表示が白線表示のとき、SETまたはSETスイッチを押すとチャイムが3回鳴る場合があります。そのときは速度が設定できないことをお知らせしています。

追従走行時の車間距離を設定するとき

スイッチを押すことにより車間距離を短く設定します。スイッチを押すことにより車間距離を長く設定します。車間距離は長、中、短、極短の4段階で設定できます。

車間距離の目安

(約80 km/h走行時)

ディスプレイ表示

長 (約50 m)

中 (約40 m)

短 (約30 m)

極短 (約25 m)

 


  • 車間距離は速度により異なり、速度が遅いほど車間距離は短くなります。

  • 電源ポジションをACCまたはOFFにしたときは、次回エンジン始動時に、前回設定した車間距離が自動的に設定されます。

設定速度を変更するとき

スイッチで加速するとき

SETスイッチを押したまま、設定車速を変更すると10 km/hずつ調整することができます。

またSETスイッチを押してすぐに手を離すと、設定速度を5 km/hずつ調節することができます。

たとえば、SETスイッチを4回押すと、設定速度が約20 km/h上がります。

スイッチで減速するとき

SETスイッチを押したまま、設定車速を変更すると10 km/hずつ調整することができます。

またSETスイッチを押してすぐに手を離すと、設定速度を5 km/hずつ調節することができます。

たとえば、SETスイッチを4回押すと、設定速度が約20 km/h下がります。

アクセルペダルで加速するとき

アクセルペダルを踏んで、希望の速度になったところで、SETスイッチまたはSETスイッチを押し、手を放します。スイッチを操作しなければ、アクセルペダルから足を放すと、もとの設定速度にもどります。

 


アクセルペダルを踏んでいるときは、警報やブレーキ制御が作動しません。

 


  • 追従走行中にSETスイッチで加速したとき、設定速度の調節はできますが加速しません。前方車がいなくなったとき、設定速度になるまで加速し続けます。設定速度はディスプレイの設定速度表示で確認してください。

  • アクセルペダルを踏んでいるときは、ディスプレイの車間距離表示は白線表示になります。

  • 設定速度の下限は30 km/hです。スイッチ操作で設定速度が30 km/hになったときは、SETスイッチを押しても約30 km/hの定速走行を行います。このときMRCCは解除されません。

解除するとき

OFF/CANスイッチを2回押すと、MRCCが解除されます。

一時的に解除されるとき

次のようなときは、MRCCが一時的に解除され、アクティブ・ドライビング・ディスプレイ内のMRCC作動状態表示が緑色から白色に変わり、同時にメーター内のMRCCセット表示灯 (緑) が消灯します。

  • OFF/CANスイッチを1回押したとき

  • ブレーキペダルを踏んだとき

  • パーキングブレーキがかかったとき

  • チェンジレバーがRになったとき

次のようなときは、MRCCキャンセル表示とチャイムが1回鳴ります。

  • 車速が25 km/h以下になったとき

  • DSCが作動したとき

  • TCSが一定時間作動したとき

  • スマート・ブレーキ・サポート (SBS) が作動したとき

  • アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート (アドバンスト SCBS) が作動したとき

  • 下り坂を長時間走行したとき

  • システムに異常が発見されたとき

  • いずれかのドアを開けたとき

  • 運転席シートベルトをはずしたとき

  • チェンジレバーが一定時間ニュートラル位置だったとき

  • クラッチペダルを一定時間踏んだとき

  • エンストしたとき

 


  • 雨·霧·雪など天候が悪いときやラジエーターグリルの前面が汚れたときもMRCCが解除される場合があります。

  • MRCCが一時的に解除されたときは、次の条件をすべて満たしているとき、RESスイッチを押すと、もとの設定速度にもどります。

    • MRCCの作動条件をすべて満たしている

    • 下り坂を長時間走行して自動キャンセルされた場合、一定時間経過したとき

  • OFF/CANスイッチを押してMRCCを解除したときは、RESスイッチを押しても、もとの設定速度にもどりません。

シフトアップ/シフトダウン要求表示について (マニュアル車)

MRCC作動中に、シフトアップ要求表示、またはシフトダウン要表示が表示されることがあります。このときは、ギアの位置が不適切であるためシフトチェンジをしてください。

要求

ディスプレイ表示

シフトアップ

シフトダウン

 


  • シフトアップ要求表示が表示されてもシフトアップしないときはエンジンに負荷がかかり、MRCCが自動的に解除される、または、エンジンを損傷するおそれがあります。

  • シフトダウン要求表示が表示されてもシフトダウンしないときはMRCCが自動的に解除される、または、エンストすることがあります。

定速走行機能

追従走行を解除し、定速走行のみを作動するようにする機能です 。

車速を約30~100 km/h の間に設定できます。

高速道路、加速/減速の繰り返しが少ない自動車道などで使用してください。

 


次のような場所では使用しない。

思わぬ事故につながるおそれがあります。

  • 急なカーブ、交通量が多く車間距離が十分にとれない道路 (道路状況に合わせた走行はできません)

  • 急な下り坂 (エンジンブレーキが十分に効かず、設定速度をこえることがあります)

  • 凍結路や積雪路などのすべりやすい路面 (タイヤが空転して、車のコントロールを失うおそれがあります)

安全運転に心がける

定速走行機能使用中は追従走行を行わないため、警報やブレーキ制御が作動しません。周囲の状況に応じてブレーキペダルを踏んで減速するなど、前方車との車間距離を十分に確保し、安全運転を心がけてください。

定速走行機能に切り替えるとき

MRCCをONにした状態で、メーター内のMRCCセット表示灯 (緑) が消灯するまでMODEスイッチを押すと、定速走行機能に切り替わります。

 


定速走行機能を使用しないときは、必ずOFFにする。

常に使用できる状態にしておくと、誤って定速走行機能を作動させ、思わぬ事故につながるおそれがあります。

速度を設定するとき

アクセルペダルの操作で希望の速度に調節します。

SETまたはSETスイッチを押すと定速走行をはじめます。

同時にメーター内のMRCCセット表示灯 (緑) が点灯し、アクティブ・ドライビング・ディスプレイにクルーズコントロール表示 (緑) が表示されます。

 


  • 急な上り坂または下り坂など、走行条件によっては設定速度を一定に保てない場合があります。

  • SETスイッチを押したままにすると加速をはじめます。SETスイッチを押したままにすると減速をはじめます。

設定速度を上げるとき

次の操作で設定速度を上げることができます。

スイッチで加速するとき

SETスイッチを押したまま、希望の速度になったところで手を離します。

スイッチを押してすぐに手を離すと、設定速度の調節 (約1 km/h) ができます。たとえば、スイッチを4回押すと、設定速度が約4 km/h上がります。

アクセルペダルで加速するとき

アクセルペダルを踏み、希望の速度になったところでSETまたはSETスイッチを押します。

スイッチを操作しなければ、アクセルペダルから足を離すと、もとの設定速度にもどります。

設定速度を下げるとき

SETスイッチを押し続け、希望の速度になったところで手を離します。

スイッチを押してすぐに手を離すと、設定速度の調節 (約1 km/h) ができます。たとえば、スイッチを4回押すと、設定速度が約4 km/h下がります。

解除するとき

OFF/CANスイッチで解除するとき

OFF/CANスイッチを1回押すと、定速走行機能が解除されます。

MODEスイッチで解除するとき

MODEスイッチを押すと、定速走行機能が解除され、追従走行が可能な状態に切り替わります。

 

次のようなときは、定速走行機能が自動的に解除されます。車速が30 km/h 以上であれば、RESスイッチを押すと、もとの設定速度にもどります。

  • OFF/CANスイッチを押したとき

  • ブレーキペダルを踏んだとき

  • パーキングブレーキをかけたとき

  • クラッチペダルを踏んだとき

  • チェンジレバーをニュートラルの位置にしたとき

 


  • 設定速度より、約15 km/h 以上下がったとき、定速走行機能が解除されることがあります。

  • 車速が30 km/h 未満になると、定速走行機能が解除されます。この場合、車速を30 km/h 以上にしてRESスイッチを押しても、もとの設定速度にはもどりません。定速走行機能を設定しなおしてください。

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