アクセルペダルを踏まなくても車速を約30~100km/hの間に設定できる装置です。
高速道路、加速/減速の繰り返しが少ない自動車道などで使用してください。
次のような場所では使用しない。
思わぬ事故につながるおそれがあります。
急なカーブ、交通量が多く車間距離が十分にとれない道路 (道路状況に合わせた走行はできません)
急な下り坂 (エンジンブレーキが十分に効かず、セット速度をこえることがあります)
凍結路や積雪路などのすべりやすい路面 (タイヤが空転して、車のコントロールを失うおそれがあります)
クルーズメイン表示灯 (橙)
点灯するとき
ONスイッチを押すと点灯します。
OFFスイッチを押すと消灯します。
クルーズコントロール表示灯 (緑)
点灯するとき
速度が設定されると点灯します。
OFFスイッチを押すと消灯します。
ONスイッチを押すと速度の設定ができる状態になります。同時にメーター内のクルーズメイン表示灯が点灯します。
アクセルペダルの操作で希望の速度に調節します。
SETまたはSET
スイッチを押すと定速走行をはじめます。同時にメーター内のクルーズコントロール表示灯が点灯します。クルーズコントロール表示灯が点灯したら、すぐにスイッチから手を離します。
クルーズコントロールを使用しないときは、必ずOFFにする。
常に使用できる状態にしておくと、誤ってクルーズコントロールを作動させ、思わぬ事故につながるおそれがあります。
次のときは、クルーズコントロールの速度設定ができません。
(オートマチック車)
セレクトレバーがPまたはNレンジのとき
(マニュアル車)
チェンジレバーがニュートラル位置のとき
パーキングブレーキをかけているとき
急な上り坂または下り坂など、走行条件によっては設定速度を一定に保てない場合があります。
SETスイッチを押したままにすると加速をはじめます。SET
スイッチを押したままにすると減速をはじめます。
次の操作で設定速度を上げることができます。
スイッチで加速するとき
SETスイッチを押したまま、希望の速度になったところで手を離します。
スイッチを押してすぐに手を離すと、設定速度の調節 (約1km/h) ができます。たとえば、スイッチを4回押すと、設定速度が約4km/h上がります。
アクセルペダルで加速するとき
アクセルペダルを踏み、希望の速度になったところでSETまたはSET
スイッチを押します。
スイッチを操作しなければ、アクセルペダルから足を離すと、もとの設定速度にもどります。
SETスイッチを押し続け、希望の速度になったところで手を離します。
スイッチを押してすぐに手を離すと、設定速度の調節 (約1km/h) ができます。たとえば、スイッチを4回押すと、設定速度が約4km/h下がります。
OFFスイッチを押すと、クルーズコントロールが解除され、クルーズコントロール表示灯とクルーズメイン表示灯が消灯します。
次のようなときは、クルーズコントロールが解除されクルーズコントロール表示灯が消灯しますが、クルーズメイン表示灯は点灯したままです。車速が30km/h以上であれば、RESUMEスイッチを押すと、もとの設定速度にもどります。
CANCELスイッチを押したとき
ブレーキペダルを踏んだとき
(マニュアル車)
クラッチペダルを踏んだとき
次のような状態になった場合も、クルーズコントロールシステムが一時的に解除されます。
パーキングブレーキをかけているとき
(オートマチック車)
セレクトレバーがPまたはNレンジのとき
(マニュアル車)
チェンジレバーがニュートラル位置のとき
クルーズコントロールシステムが一時的に解除された場合、解除された条件にひとつでも該当する場合は、速度を再設定することが出来ません。
設定速度より、約15 km/h以上下がったとき、クルーズコントロールが解除されることがあります。
車速が30 km/h未満になると、クルーズコントロールが解除されます。この場合、車速を30 km/h以上にしてRESUMEスイッチを押しても、もとの設定速度にはもどりません。クルーズコントロールを設定しなおしてください。
(オートマチック車)
クルーズコントロールを使用して走行しているときは、マニュアルモード (セレクトレバーをDからMレンジに操作) にしてもクルーズコントロールは解除されません。そのため、低速ギヤにシフトダウンしてもエンジンブレーキが効きません。減速が必要なときは、設定速度を下げるか、ブレーキペダルを踏んでください。