発進時は周囲の状況に十分注意してください。
信号待ちなどで停車したときや、駐車後に発進するときは、周囲の安全を十分確認してから発進してください。
後退するときに十分な視界を得られないときは、車から降りて後方の安全を確認してください。
次のようなとき、バンパーやマフラーなど車体の下部を損傷するおそれがありますので、十分注意してください。
車止めのある場所への駐車
路肩に沿っての駐車
路肩など段差のある場所への乗り降り
駐車場など急な坂道への出入り
凸凹やわだちのある道路の走行
フロントガラスや窓ガラス、また、その周辺にアクセサリーを取り付けると、運転のさまたげになり、思わぬ事故につながるおそれがあります。また、アクセサリーの吸盤が凸レンズの働きをして、火災につながるおそれがあります。
自動車から出る排気ガスには、一酸化炭素が含まれています。一酸化炭素は、無色/無臭の有毒な気体です。体内に入ると、一酸化炭素中毒を起こします。一酸化炭素中毒の初期症状は、目まい/吐き気/頭痛などの体調不良ですが、症状が進むと意識不明になって動けなくなります。また、症状によっては死に至ることがあります。万一、排気管などに腐食や損傷があったり、排気音に異常を感じたときは、マツダ販売店で点検を受けてください。また、車内で排気ガスの臭いがしたときは、すべての窓を全開にするか、空調を手動で外気導入にして新鮮な外気を取り入れてください。そのまま走行すると、排気ガスが車内に侵入し、一酸化炭素中毒になるおそれがあり危険です。
炎天下に駐車するときは、車内にメガネやライターを放置しないでください。車内が高温になるため、ライターが爆発したり、プラスチックレンズ・プラスチック素材のメガネが変形・ひび割れを起こすことがあります。
ターボ装置は、エンジンに多量の空気を過給することにより大きな出力を得る装置で、非常に精密に作られています。
またその潤滑や冷却は、エンジンオイルによって行われています。
ターボ装置の故障を防ぐため、次の点を守ってください。
エンジンオイル、オイルフィルターは必ず指定された期間で交換してください。
エンジン始動直後の空ふかし、急加速は行なわないでください。
ターボ装置の冷却のため、高速走行や登坂走行の直後は、エンジンを停止する前にアイドリング運転を行なってください。ただし、i-stopが作動したときはアイドリング運転は不要です。
運転状況 |
アイドリング時間 |
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高速走行 |
約1分 |
特殊な連続走行または急な登坂走行 |
約2分 |