点検、整備
点検整備について
安全で快適な運転をするために、日常点検整備および定期点検整備を実施することが法律で義務づけられています。
安心してお車に乗っていただくために、また、大きなトラブルを防ぐ意味からも、定期的に点検整備を実施してください。
点検要領については別冊のメンテナンスノートを参照してください。
いつもと違う点に気づいたら、早めにマツダ販売店で点検を受けてください。
使用済みバッテリーやタイヤ、エンジンオイルなどの廃液を処分するときは、マツダ販売店にご相談ください。
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点検は平らな場所で、車に輪止めをしてから行なう。
車が不意に動き出すと、思わぬ事故につながるおそれがあります。
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エンジンルーム内を点検するときは、ファンやベルトなどの回転部に触れない。
手や衣服などが巻き込まれるなど、重大な傷害につながるおそれがあります。
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エンジンルーム内を点検するときは、エンジンの高温部に触れないようにしてください。やけどをするおそれがあります。
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エンジンルームを点検したときは、工具や布を置き忘れないようにしてください。置き忘れるとエンジンなどを損傷したり、火災につながるなど思わぬ事故につながるおそれがあります。
定期点検
1年点検、2年点検はマツダ販売店で受けてください。
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点検結果について
点検の結果は別冊のメンテナンスノート内「定期点検整備記録簿および定期点検整備の記録」に記入してください。
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シビアコンディションについて
一般的な使用よりも厳しい使われ方をした車はシビアコンディションとして早めに点検整備をする必要があります。
詳しくは、別冊のメンテナンスノートに記載しています。
日常点検の前に
エンジンオイルの点検、補充

オイルレベルゲージでエンジンオイルの量を点検してください。
不足しているときは上限から下限の間になるよう補充してください。
点検の要領は別冊のメンテナンスノートに記載しています。
SKYACTIV-D 1.8
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指定のエンジンオイルを使用してください。指定以外のオイルを使用した場合、ディーゼルパティキュレートフィルター内にオイル中の灰分が堆積し、燃費の悪化やディーゼルパティキュレートフィルターの交換が必要になることがあります。
→参照「エンジンオイル」

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エンジンオイルの量を点検するときは、オイルレベルゲージをひねらずまっすぐに抜いてください。
また、オイルレベルゲージを差すときは、必ずオイルレベルゲージの×マークを車両前方に向けてひねらずまっすぐ差し込んでください。
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エンジンオイルがレベルゲージの×の位置を超えている場合はオイル交換をしてください。
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ディーゼルパティキュレートフィルターに堆積したPM (Particulate Matter: 粒子状物質) が自動で除去されるとき、エンジンオイルに燃料が混ざり、油量が増えることがありますが異常ではありません。
オイル交換後は、マツダ販売店などの整備工場で記憶値の初期化 (オイルデータリセット) を行なうか、次の手順で記憶値の初期化を行なってください。コンピューターの記憶値を初期化しなかった場合、レンチ表示またはオイル警告灯が点灯することがあります。
記憶値の初期化 (オイルデータリセット) は次の手順でも行なうことができます。
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電源ポジションをOFFにします。
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パネルライトコントロールスイッチを押したまま、電源ポジションをONにし、マスター警告灯
が点滅するまで、パネルライトコントロールスイッチを約5秒間押し続けます。
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マスター警告灯
が数秒間点滅したら、初期化は完了です。
ウォッシャー液の補充
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補充要領については別冊のメンテナンスノートを参照してください。
タイヤの位置交換 (タイヤローテーション)
タイヤの偏摩耗を防ぎ、寿命をのばすために、約5,000 km走行ごとにタイヤの位置を交換してください。

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タイヤを交換するときは指定されたサイズや種類のタイヤを装着する。
指定されたサイズや種類以外のタイヤを装着すると走行安定性が損なわれるため、思わぬ事故につながるおそれがあります。