メーター、警告灯、表示灯の見方

メーター

スピードメーター

走行速度を km/hで示します。

タコメーター

1分間あたりのエンジン回転数を示します。

 


指針がレッドゾーン (許容回転数以上を示す) に入らないように運転してください。エンジンの故障につながるおそれがあります。

  1. ストライプゾーン*1

  2. レッドゾーン*1

  1. 仕様により範囲が異なります。

 


ストライプゾーンはレッドゾーンに入らないようにするために、早めの変速を促すゾーンです。

マルチインフォメーションディスプレイ

  1. マルチインフォメーションディスプレイ

  2. INFOスイッチ

 

マルチインフォメーションディスプレイは次の情報を表示します。

  • スピードメーター

  • オドメーター

  • トリップメーター

  • 外気温

  • 走行可能距離

  • 平均燃費

  • 瞬間燃費

  • i-ACTIVSENSE表示

  • 半ドア警告表示/リアゲート開警告表示*1

  • メッセージ表示

  1. ドア/リアゲートが開いているときに表示します。

INFOスイッチを押すごとに表示が切り替わります。

  1. 基本画面

  2. 運転情報画面

  3. i-ACTIVSENSE画面

  4. メッセージ表示画面*1

  1. メッセージ表示があるときのみ表示します。

 

瞬間燃費や走行可能距離の表示タイプを切り替えることができます。

→マツダコネクト取扱書 「設定」

オドメーター/トリップメーター

TRIPスイッチを操作して、オドメーターとトリップメーターを切り替えることができます。

 

  1. TRIPスイッチ

  2. オドメーター表示

  3. トリップメーターA表示

  4. トリップメーターB表示

オドメーター

走行した総距離を km単位で示します。

トリップメーター

一定区間の走行距離を km単位で示します (右側の数字は100 m単位です)。2種類 (トリップメーターA、トリップメーターB) の区間距離を計測することができます。

たとえば、トリップメーターAで給油してからの距離を測りながら、トリップメーターBで出発してからの距離を測ることができます。

 

トリップメーターを“0”にもどすときは、トリップメーターが表示されているときにTRIPスイッチを1.5 秒以上押します。

 


次のようなときは、トリップメーターの表示が“0”にもどります。

  • 車両整備などでバッテリーとの接続が断たれたとき。

  • 走行距離が9999.9 kmを超えたとき。

水温計

エンジン冷却水の温度を示します。青いゲージはエンジン冷却水の温度が低いことを示し、赤いゲージはエンジン冷却水が高く、過熱していることを示します。

 

 


水温計の指針が赤いゲージを示すときは、オーバーヒートのおそれがあります。エンジンに負担をかけないように、ゆっくり走行してください。

参照「オーバーヒートについて

 


  • エンジンやエンジン冷却水の温度が高いまたは低いときは、エンジンを保護するためにエンジン出力を制限することがあります。

  • 通常の走行ではエンジン冷却水の温度は100 ℃以下で安定しており、表示は100 ℃より低い範囲を示します。

燃料計

電源ポジションがONのとき、燃料の残量を示します。

燃料が満タンのときはF (Full) を示し、少なくなるにつれE (Empty) に移行します。燃料が、1/4以下になった場合は給油することをおすすめします。

 

  1. Full

  2. 1/4 Full

  3. Empty

 

燃料が少なくなると、エンジン不調やエンストする場合があります。エンジン不調やエンストが発生する場合は、すみやかに安全な場所へ車を移動させ、燃料を少なくとも10 L補給してください。

参照「燃料残量警告表示/警告灯

 


  • 給油後は、指針が安定するまでしばらく時間がかかる場合があります。また、坂道やカーブなどでは、タンク内の燃料が移動するため、指針が移動することがあります。

  • の矢印は給油口が助手席側にあることを示します。

外気温表示

電源ポジションがONのとき、外気温を表示します。

 

 


次のようなとき、外気温表示の数値は周囲や車両の状況により、実際の外気温と異なることがあります。

  • 著しく寒いとき、暑いとき

  • 外気温が急激に変化したとき

  • 停車時

  • 低速走行時

走行可能距離表示

現在の燃料残量と燃費から走行可能距離を算出して表示します。

 

 


  • 走行可能距離が十分走行できる数値であっても燃料計の指針がEに近づくか、燃料残量警告灯が点灯したらすみやかに給油してください。

    燃料残量警告灯が点灯すると、燃料計の指針が1/4以上の位置になるまで給油しないと走行可能距離表示は変化しません。

  • 走行可能距離とは、現在の燃料残量で、あとどれくらい走行できるかを示すおよその距離になります。

  • お車を購入されたときやバッテリー端子をはずした後など過去の燃費情報がないときは、実際に走行できる距離と異なる数値を表示することがあります。

平均燃費表示

お車を購入されたとき、または過去のデータをリセットしたときからの累積走行距離と累積消費燃料から、約30秒間ごとに平均燃費を算出して表示します。

瞬間燃費ゲージ上にも赤矢印で平均燃費を表示します。

 

表示されている平均燃費のデータをリセットするには、INFOスイッチを1.5秒以上押します。データをリセットすると、平均燃費を再算出して表示するまでの約30秒間は、“- - - km/L”を表示します。

瞬間燃費表示

走行中の瞬間燃費を、消費燃料から算出して表示します。

 

 


  • 時速が約5 km/h以下になると0位置を表示します。

  • メモリ上の赤矢印は、平均燃費を示します。

i-ACTIVSENSE表示

システムの作動状態を表示します。

 

参照「車線逸脱警報システム

参照「ブラインド・スポット・モニタリング (BSM)

参照「交通標識認識システム (TSR)

参照「ディスタンス&スピード・アラート (DSA)

参照「ドライバー・アテンション・アラート (DAA)

参照「ドライバーモニタリング

参照「前側方接近車両検知 (FCTA)

参照 「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール (MRCC)

参照 「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール (全車速追従機能付) (MRCC (全車速追従機能付))

参照 「クルージング&トラフィック・サポート (CTS)

参照 「 レーンキープ・アシスト・システム (LAS)

参照 「スマート・ブレーキ・サポート (SBS)

参照 「スマート・ブレーキ・サポート[後進時] (SBS-R)

参照 「スマート・ブレーキ・サポート[後進時左右接近物] (SBS-RC)

参照 「AT誤発進抑制制御 [前進時]

参照 「AT誤発進抑制制御 [後退時]

メッセージ表示

システムの作動状態や故障・異常状態などを知らせるメッセージが表示されます。

メッセージと同時にメーター内の警告灯/表示灯が点灯/点滅、またはディスプレイにシンボルが表示されたとき

警告灯/表示灯、または表示されたシンボルの内容を確認してください。

参照「警告表示/警告灯

参照「表示/表示灯

ディスプレイにメッセージのみ表示されたとき

ディスプレイの指示に従ってください。表示の内容については次のページを参照ください。

参照 「マルチインフォメーションディスプレイにメッセージが表示されたときは

レンチ表示/表示灯

レンチ表示/表示灯は次の時期になると表示/点灯します。

  • あらかじめ設定されたメンテナンス時期になったとき

    マツダ販売店で点検を受けてください。

     


    • メンテナンス時期になったまま走行を続けないでください。メンテナンスを怠ると、車両性能の低下、さらには故障につながるおそれがあります。メンテナンス時期までに点検を受けてください。

    • エンジンオイル交換時期を過ぎたまま走行を続けると、エンジン故障につながるおそれがあります。メンテナンス時期までにエンジンオイルを交換してください。

    • (SKYACTIV-D 1.8)

      お車の使用状態によっては、燃料がエンジンオイルに混入することでエンジンオイルが劣化して交換が必要になることがあります。メーター内のマルチイフォメーションディスプレイに、“エンジンオイル量が規定値を超えています点検を受けてください”と表示されているときは、マツダ販売店で点検を受けてください。

     

  • (SKYACTIV-D 1.8)

    フューエルフィルター (セジメンタ) の水抜きが必要なとき

    マツダ販売店へご相談ください。

 


お車の使用状態によっては、別冊のメンテナンスノートに記載された交換時期よりも早く表示されることがあります。

インテリジェント・ドライブ・マスター (i-DM)

インテリジェント・ドライブ・マスター (i-DM)

i-DMはマツダ車の「走る歓び」と「優れた環境安全性能」を十分に実感していただくためのドライビングサポートシステムです。運転者も同乗者も気持ちのよい「しなやかな運転」ができるようになる運転技術の習得/向上をサポートします。

インテリジェント・ドライブ・マスター (i-DM) ランプ

走行中の運転操作 (アクセル、ブレーキ、ハンドル) の状態を診断し、ランプの色で運転者に運転操作の状況を知らせます。 (コーチング機能)

  1. グリーンランプ/ブルーランプ/ホワイトランプ

 

グリーンランプ

次の運転のときはランプが緑で点灯します。

内容

運転のポイント

やさしい運転を示します。ゆっくりとした運転操作で、乗員の体の揺れが小さく、安定した走行で燃費のよい運転です。

  • 加速をするとき/しないときに、アクセルペダルをゆっくり踏む/もどす

  • 減速をするとき/しないときに、ブレーキペダルをゆっくり踏む/もどす

  • 旋回をするとき/直進にもどすときに、ハンドルをゆっくり切る/もどす

ブルーランプ

次の運転のときはランプが青で点灯します。

内容

運転のポイント

しなやかな運転を示します。特に次の走行タイプのような運転者にとって爽快で気持ちのよい運転です。

 

走行タイプ1

適度な加速度変化がありながら、なめらかな運転操作で車と乗員が一体となって動く、安定した走行です。

走行タイプ2

加速および旋回を継続しているときに、加速度を一定に維持しており、乗員の体の揺れが小さく、安定した走行です。

走行タイプ1の場合

  • 加速をするときに、最適な踏み込み量/速さでアクセルペダルを操作する

  • 減速をするときに、最適な踏み込み量/速さでブレーキペダルを操作する

  • 旋回をするときに、最適な切り込み量/速さでハンドルを操作する

 

走行タイプ2の場合

  • 加速をするときに、一定の加速度を継続するようにアクセルペダルを操作する

  • 減速をするときに、一定の減速度を継続するようにブレーキペダルを操作する

  • 旋回をするときに、一定の横Gを維持するようにハンドルおよびアクセルペダルを操作する

ホワイトランプ

次の運転のときはランプが白で点灯します。

内容

運転のポイント

体が揺れる運転を示します。

やや急な運転操作により、乗員の体の揺れが大きく、不安定な走行で燃費のあまりよくない運転です。

  • 加速をするとき/しないときに、アクセルペダルをやや急に踏む/もどす

  • 減速をするとき/しないときに、ブレーキペダルをやや急に踏む/もどす

  • 旋回をするとき/直進にもどすときに、ハンドルをやや急に切る/もどす

 


i-DMランプの表示/非表示を変更、i-DMの作動状況をセンターディスプレイに表示させることができます。

→マツダコネクト取扱書 「燃費モニター」

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