アダプティブ・LED・ヘッドライト (ALH)

アダプティブ・LED・ヘッドライト (ALH) について

ALHは、夜間走行時に前方の状況を判断して、ヘッドランプの照射範囲や明るさを自動的に変化させるシステムです。

ALHには、次の3つの機能があります。

グレアフリー (防眩) ハイビーム

ヘッドランプ上向き (ハイビーム) 時に、前方車への照射を減光します。

ワイド配光ロービーム

ヘッドランプ下向き (ロービーム) の照射範囲を拡大します。

ハイウェイモード

高速走行時にヘッドランプの照射角度を上方に向けます。

アダプティブ・LED・ヘッドライト (ALH) 使用上の警告・注意

 


  • ALHを正常に作動させるために、次のことをお守りください。

    • サスペンションを改造しないでください。

    • ヘッドランプユニットを改造しないでください。

    • フォワードセンシングカメラ (FSC) を取りはずさないでください。

  • システムを過信せず、必要に応じて上向き (ハイビーム) と下向き (ロービーム) を手動で切り替えてください。

アダプティブ・LED・ヘッドライト (ALH) の使いかた

 


  • フォワードセンシングカメラ (FSC) が対象物を検知できず、ALHが正常に作動しないことがあります。

    参照「フォワードセンシングカメラ (FSC) について

  • 標識の位置や眩しさによっては、グレアフリー (防眩) ハイビームが正常に作動しないことがあります。

ALHを使用する

ランプスイッチがAUTOの位置にあることを確認する。

ALHが周囲の状況を判断して自動で作動します。

ALHが作動すると、メーター内のALH表示灯が点灯します。

グレアフリー (防眩) ハイビームが作動するとき

次の条件をすべて満たしている場合に、グレアフリー (防眩) ハイビームが作動します。

  • 車速が約30 km/h以上のとき

  • システムが前方車を検知しているとき

ワイド配光ロービームが作動するとき

車速が約40 km/h未満で走行中の場合に、ワイド配光ロービームが作動します。

ハイウェイモードが作動するとき

車速が約95 km/h以上のときにハイウェイモードが作動します。

作動中のALHを停止する

ALHが停止すると、メーター内のALH表示灯 (緑) が消灯します。

もう一度ALHスイッチを押すと、ALHが作動可能な状態にもどります。

 


  • ALHを停止したまま車両の電源をOFFにすると、次に車両の電源をONにしたときにALHが自動的にONになります。

ALHをOFFにする

マツダコネクトでALHをOFFにできます。

マツダコネクトホーム画面の“設定”で設定する、またはマツダ販売店にご相談ください。

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