エンジンの始動と停止
エンジンをかけるとき
植え込み型心臓ペースメーカーおよび植え込み型除細動器の医療用機器を使用している方は車内·車外のアンテナから約22 cm以内に医療用機器を近づけない。
電波により、医療用機器の作動に影響をおよぼすおそれがあります。
(アドバンストキーレス機能装備車)

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車外アンテナ
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車内アンテナ
(アドバンストキーレス機能非装備車)

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車内アンテナ
次にある以外の医療用機器を使用している方は、キーの電波の影響を医師や医療用電気機器製造業者などに確認する。
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植え込み型心臓ペースメーカー
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植え込み型除細動器
電波が悪影響をおよぼすおそれがあります。
プッシュボタンスタートシステム機能、アドバンストキーレス機能を作動させないようにすることもできます。
ペースメーカーなどの医療用機器に悪影響をおよぼすおそれがあるため、キーを取り出すことなくエンジンの始動ができる機能を停止させることができます。 また、アドバンストキーレス機能を作動させないようにすることができます。
詳しくはマツダ販売店にご相談ください。
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キーを携帯していることを確認します。
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エンジンが完全に始動するまで、ブレーキペダルをしっかりと踏み続けます。
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マニュアル車は、エンジンが完全に始動するまで、クラッチペダルをいっぱいに踏み込み続けます。
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プッシュボタンスタートの表示灯 (緑) とメーター内のKEY表示灯 (緑) が点灯するのを確認します。
プッシュボタンスタートの表示灯 (緑) が点滅するときは、キーの電池切れなどが考えられます。
→参照「キーが電池切れしたときのエンジン始動」
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表示灯
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プッシュボタンスタート
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プッシュボタンスタートの表示灯 (緑) が点灯している状態でプッシュボタンスタートを押します。
プッシュボタンスタートに異常があるときは、プッシュボタンスタートの表示灯 (橙) が点滅します。この場合でもエンジンを始動できることがありますが、ただちにマツダ販売店で点検を受けてください。
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次のようなときは、メーター内のKEY警告灯 (赤) が点滅、またはマルチインフォメーションディスプレイにKEY警告表示が表示され、エンジンをかけることができません。
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プッシュボタンスタートの表示灯 (橙) が点滅しているときは、通常の操作ではエンジンを始動できない場合があります。クラッチペダル (マニュアル車)/ブレーキペダル (オートマチック車)をいっぱいに踏み込み、エンジンが完全に始動するまでプッシュボタンスタートを押し続けてください。エンジン始動後、プッシュボタンスタートの表示灯 (橙) は消灯します。
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冷間始動後は、エンジン制御システムの働きによりエンジン回転数が高くなりますが、自動的に適正な回転数に下がります。
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冷間始動後は、排気ガスの浄化を促進するためにエンジン回転が高くなり、うなっている音が聞こえることがありますが、部品機能の異常ではありません。
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(e-SKYACTIV G、e-SKYACTIV X)
プッシュボタンスタートを押して、エンジンが始動する前に燃料タンク付近からフューエルポンプのモーター作動音が聞こえることがありますが異常ではありません。
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(SKYACTIV-D)
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予熱表示灯が消灯するまで、スターターはまわりません。
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予熱が終了した後、電源ポジションがONのままエンジンをかけずに長時間放置した場合、再度予熱を行ない予熱表示灯が点灯する場合があります。
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エンジン始動時は、プッシュボタンスタートを押した後、メーター内の予熱表示灯が消灯して、エンジンがかかるまでクラッチペダル (マニュアル車)/ブレーキペダル (オートマチック車)を放さないでください。
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エンジンがかかる前にクラッチペダル (マニュアル車)/ブレーキペダル (オートマチック車)を放した場合は、再度クラッチペダル (マニュアル車)/ブレーキペダル (オートマチック車)を踏み込みプッシュボタンスタートを押してエンジンを始動してください。
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外気温が-10°Cより低いときは、エンジン保護のためエンジンが始動してから約3分間、最高回転数が制限される場合があります。
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(マニュアル車)
エンスト時、エンジンが完全停止したあと約3秒以内にクラッチペダルを再度踏み込むとエンジンを再始動させることができます。
ただし次のようなときは、クラッチペダルを踏み込んでも再始動させることができません。
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運転席のドアが開いているとき
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運転席のシートベルトが装着されていないとき
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エンスト後にクラッチペダルを完全に放していないとき
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エンジンが完全に止まっていない状態でクラッチペダルを踏んだとき
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