点検、整備
点検整備について
安全で快適な運転をするために、日常点検整備および定期点検整備を実施することが法律で義務づけられています。
安心してお車に乗っていただくために、また、大きなトラブルを防ぐ意味からも、定期的に点検整備を実施してください。
点検要領については別冊のメンテナンスノートを参照してください。
いつもと違う点に気づいたら、早めにマツダ販売店で点検を受けてください。
使用済みバッテリーやタイヤ、エンジンオイルなどの廃液を処分するときは、マツダ販売店にご相談ください。
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点検は平らな場所で、車に輪止めをしてから行なう。
車が不意に動き出すと、思わぬ事故につながるおそれがあります。
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エンジンルーム内を点検するときは、ファンやベルトなどの回転部に触れない。
手や衣服などが巻き込まれるなど、重大な傷害につながるおそれがあります。
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エンジンルーム内を点検するときは、エンジンの高温部に触れないようにしてください。やけどをするおそれがあります。
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エンジンルームを点検したときは、工具や布を置き忘れないようにしてください。置き忘れるとエンジンなどを損傷したり、火災につながるなど思わぬ事故につながるおそれがあります。
車両データの記録について
本車両は、車両の制御や操作、その他の走行環境に関する主要なデータを記録するコンピューターを装備しています。
記録されるデータ
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エンジン回転数や車速など、車両の状態
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アクセル/ブレーキなどの運転状態・車両走行時の環境情報
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各車載コンピューターの故障診断情報
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その他、各車載コンピューターの制御に関する情報
データの取り扱いについて
マツダおよびマツダの委託先は、コンピューターに記録されたデータを、車両の故障診断・研究開発・品質の向上を目的に取得・利用することがあります。
なお、取得したデータは次の場合を除き、第三者へ開示・提供することはありません。
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お車の使用者の同意 (リース車は借貸主の同意) がある場合
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警察・裁判所・政府機関などの法的強制力のある要請に基づく場合
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統計的な処理を行なうなどの使用者や車両が特定されないように加工したデータを研究機関などに提供する場合
定期点検
1年点検、2年点検はマツダ販売店で受けてください。
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点検結果について
点検の結果は別冊のメンテナンスノート内「定期点検整備記録簿および定期点検整備の記録」に記入してください。
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シビアコンディションについて
一般的な使用よりも厳しい使われ方をした車はシビアコンディションとして早めに点検整備をする必要があります。
詳しくは、別冊のメンテナンスノートに記載しています。
日常点検の前に
ボンネットの開けかた
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運転席右下にあるボンネットオープナーを引くと、ボンネットが少し浮き上がります。
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ボンネットのすき間に手を入れ、レバーを矢印の方向に倒したままボンネットを持ち上げます。
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パッド部を持ってステーを起こし、矢印で示すボンネットのステー穴に差し込んで固定します。
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ボンネットの閉めかた
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エンジンルームに工具などが残されていないことを確認します。
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ボンネットを手でささえてステーをはずし、パッド部を持って、クリップに固定します。
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ボンネットをゆっくりおろし、約20 cmの高さから静かに落として閉めます。
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ボンネットを閉めるときは、体重をかけるなどして強く押さえつけないでください。ボンネットがへこむおそれがあります。
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ボンネットを閉めるときは、手などをはさまないように注意してください。万一、手などをはさむと、けがをするおそれがあります。
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エンジンルームを点検したときは、工具や布を置き忘れないようにしてください。置き忘れるとエンジンなどを損傷したり、火災につながるなど思わぬ事故につながるおそれがあります。
日常点検
お客様のお車の使用状況に応じて、お客様自身の判断で適切な時期に実施していただく点検です。
日常点検はお客様自身で実施可能な項目となっておりますので、長距離走行前や洗車時、給油時などを目安に実施してください。
「日常点検整備のしかた」については別冊のメンテナンスノートに記載しています。
点検項目と点検箇所
運行において異常が見られた箇所
前回の運転中に異常を認めた箇所について運転に支障がないかを点検します。
点検要領については別冊のメンテナンスノートに記載しています。
エンジンルームをのぞいて
SKYACTIV-G 2.0、SKYACTIV-G 2.5

SKYACTIV-D 2.2

全体を見まわして

運転席にすわって

タイヤの点検
タイヤの点検は法律で義務付けられています。
点検要領については別冊のメンテナンスノートを参照してください。
タイヤの劣化について
タイヤはゴム製品のため、長期間使用すると徐々に劣化していきます。安全な走行状態を確保するために、使用開始後5~7年を目安にマツダ販売店で点検を受けてください。
空気圧の点検
タイヤ間で空気圧の差が著しくならないように規定値に調整してください。
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タイヤの空気圧が不足したままで走行しない。
タイヤの空気圧が不足していると車両の安定性を損なうばかりでなく、タイヤの偏摩耗の原因となります。また、タイヤの空気圧が不足したままで高速走行すると、タイヤがバースト (破裂) するなどして、思わぬ事故につながるおそれがあります。
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タイヤバルブキャップは純正品を使用する。
タイヤバルブキャップは純正品以外を使用しないでください。純正品以外を使用するとバルブの損傷により、適正空気圧にならないおそれがあります。そのまま走行すると空気圧が低下し、思わぬ事故につながるおそれがあります。

き裂、損傷の点検
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異常があるタイヤを装着すると、次の状況が起こることがあり、思わぬ事故につながったり、故障の原因になるおそれがあるため、正常なタイヤと交換する。
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走行中にハンドルがとられる
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異常な振動を感じる
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パンクやバースト (破裂) する
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車の性能 (燃費·走行安定性·制動距離など) が十分に発揮できない
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部品に悪影響をあたえる
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溝の深さ、異常摩耗の点検
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摩耗差の著しいタイヤを混ぜて使用しないでください。
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タイヤの溝の深さが少ないタイヤや摩耗限界表示 (ウェアインジケーター) が現れているタイヤを使用しない。
そのまま使用すると、制動距離が長くなったり、雨の日にハイドロプレーニング現象により、ハンドル操作ができなくなったり、タイヤがバースト (破裂) するなど、思わぬ事故につながるおそれがあります。摩耗限界表示が現れたらすみやかに正常なタイヤと交換してください。
エンジンオイルの点検、補充

オイルレベルゲージでエンジンオイルの量を点検してください。
不足しているときは上限から下限の間になるよう補充してください。
点検の要領は別冊のメンテナンスノートに記載しています。
SKYACTIV-D 2.2

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エンジンオイルの量を点検するときは、オイルレベルゲージをひねらずまっすぐに抜いてください。
また、オイルレベルゲージを差すときは、必ずオイルレベルゲージの×マークを車両前方に向けてひねらずまっすぐ差し込んでください。
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エンジンオイルがレベルゲージの×の位置を超えている場合はオイル交換をしてください。
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DPFに堆積したPM (Particulate Matter: 粒子状物質) が自動で除去されるとき、エンジンオイルに燃料が混ざり、油量が増えることがありますが異常ではありません。
オイル交換後は、マツダ販売店などの整備工場で記憶値の初期化 (オイルデータリセット) を行なうか、次の手順で記憶値の初期化を行なってください。コンピューターの記憶値を初期化しなかった場合、レンチ表示灯またはオイル警告灯が点灯することがあります。
記憶値の初期化 (オイルデータリセット) は次の手順でも行なうことができます。
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電源ポジションをOFFにします。
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パネルライトコントロールスイッチを押したまま、電源ポジションをONにし、マスター警告表示/警告灯
が点滅するまで、パネルライトコントロールスイッチを約5秒間押し続けます。
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マスター警告表示/警告灯
が数秒間点滅したら、初期化は完了です。
バッテリーの点検
ウォッシャー液の補充
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補充要領については別冊のメンテナンスノートを参照してください。
その他の手入れ
タイヤの位置交換 (タイヤローテーション)
タイヤの偏摩耗を防ぎ、寿命をのばすために、約5,000 km走行ごとにタイヤの位置を交換してください。

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タイヤを交換するときは指定されたサイズや種類のタイヤを装着する。
指定されたサイズや種類以外のタイヤを装着すると走行安定性が損なわれるため、思わぬ事故につながるおそれがあります。