緊急用具の取り扱い

発炎筒

 


油、ガソリンなど可燃物の近くでは使用しない。

火災につながるおそれがあります。

使用するときは筒先を顔や身体に向けたり近づけない。

やけどなど、重大な傷害につながるおそれがあります。

お子さまにはさわらせない。

誤って使用すると、やけどや思わぬ事故につながるおそれがあります。

トンネル内では発炎筒を使用しない。

トンネル内で発炎筒を使用すると、煙で視界が悪くなるため、思わぬ事故につながるおそれがあります。必要なときは非常点滅灯を使用してください。

発炎筒について

事故や故障で停車したとき、周囲に危険を知らせるために使います。

発炎筒に記載されている次のことをよく読み、あらかじめ確認しておいてください。

  • 使用方法

  • 使用上の注意事項

  • 発炎時間

  • 有効期限

工具、ジャッキの格納場所

 


車に搭載されているジャッキを使用する。

車に搭載されているジャッキはお客様のお車専用のものです。

車に搭載されている以外のジャッキを使用すると、車体が損傷したり、思わぬ事故につながるおそれがあります。

 


ジャッキはタイヤ交換、タイヤチェーンの取り付け、取りはずし以外に使用しないでください。

工具、ジャッキを使用したあとは走行中に動かないよう、所定の位置にしっかりと固定してください。

 


スペアタイヤはお客様のお車に標準で搭載されておりません。スペアタイヤの取り扱いについては、マツダ販売店にご相談ください。

工具、ジャッキは図の位置に格納されています。

ジャッキの取り扱い

ジャッキアップする前に

  1. 車を交通のさまたげにならない、地面が平らで固い、安全に作業ができる場所に移動します。

  2. セレクトレバーをPにいれます。

  3. ブレーキペダルを踏んだまま、パーキングブレーキをしっかりとかけ、エンジンを止めます。

  4. 必要に応じて、非常点滅灯を点滅させ、停止表示板 (停止表示灯) を使用します。

    参照「路上で動けなくなったとき

  5. 人や荷物を降ろし、工具、ジャッキを取り出します。

    参照「工具、ジャッキの格納場所

  6. 輪止めを用意します。

 


輪止めについて

輪止めはお客様のお車に標準で搭載されておりません。必要に応じてマツダ販売店でお求めください。なお、輪止めには、タイヤを固定できる大きさの石や木材が代用できます。

ジャッキを取り出すとき

  1. ラゲッジボードを開き、持ち上げます。

  2. ジャッキを取り出します。

ジャッキアップするとき

 


ジャッキアップするときはセレクトレバーをPにいれ、パーキングブレーキをかけ、ジャッキをかける位置と対角の位置に輪止めをする。

セレクトレバーがPにはいっていても、車が動きジャッキがはずれて思わぬ事故につながるおそれがあります。

  1. ジャッキをかける位置と対角の位置にあるタイヤに輪止めをします。

    • 前輪をジャッキアップするときは、後輪の前後

    • 後輪をジャッキアップするときは、前輪の前後

  2. ジャッキを地面に置きます。

  1. ジャッキの図の部分を手でまわしてジャッキをジャッキアップ指定位置の近くにくるよう調節します。

  1. ジャッキをジャッキアップ指定位置 (目印となるふくらみの間) の中央に直角にセットします。

  1. ジャッキを徐々に上げて、ジャッキアップ指定位置 (目印となるふくらみの間) の中央にジャッキがはまっていることを確認します。

 


ジャッキアップ指定位置以外にジャッキをかけたり、ジャッキの上下に台やブロックなどを入れない。

車体が変形したり、ジャッキがはずれたりして思わぬ事故につながるおそれがあります。

  1. ジャッキにジャッキレバーをかけ、ジャッキレバーにホイールレンチを組み付けます。

  1. タイヤが地面から少し離れるまで車をジャッキアップします。

 


必要以上にジャッキアップしない。

車体が不安定になるため、思わぬ事故につながるおそれがあります。

ジャッキアップした状態で車のエンジンをかけない。

ジャッキがはずれた場合、思わぬ事故につながるおそれがあります。

ジャッキアップした車の下には絶対にはいらない。

万一ジャッキがはずれた場合、重大な傷害につながるおそれがあります。

 


人を乗せたままジャッキアップしないでください。

ジャッキを格納するとき

  1. ジャッキを取り出すときと逆の手順で格納します。

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