車両外観の点検
ワイパーブレードゴムを交換する
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自動洗車機でワックスが塗布されると、ワイパーが作動することがあります。
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撥水コートを使用すると、種類によっては作動不良やふき性能の低下を発生させる場合があります。
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ワイパーブレードの損傷を防ぐため、ワイパーブレードの上またはその付近でガソリン、灯油、シンナーまたはその他の溶剤を使用しないでください。
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車両の電源がONで、ワイパーレバーがAUTOの位置のとき、次のような場合はワイパーが自動で作動することがあります。
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フロントガラスのレインセンサー上部に触れたとき
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フロントガラスのレインセンサー上部を布などでふいたとき
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フロントガラスが手またはその他の物でたたかれたとき
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レインセンサーが車両の中から手またはその他の物でたたかれたとき
けがやワイパーの故障につながるおそれがあるため、手や指を挟まないように注意してください。洗車や整備を行なうときは、ワイパーレバーがOFFの位置になっていることを確認してください。
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ワイパーを立てるときは、ワイパーをサービスポジションに動かす必要があります。正しい手順で行なってください。正しい手順で行なわないと、ワイパーブレード、ワイパーアーム、またはボンネットに傷がつくおそれがあります。
フロントガラスまたはブレードは異物または汚染物質により、ワイパーの効力を低減するおそれがあります。 共通の原因は、昆虫、樹液、市販の車用洗剤などです。
フロントワイパーブレードのゴムを交換する
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ワイパーブレード、ワイパーアーム、またはボンネットに傷がつくおそれがあるため、正しい手順で交換を行なってください。
ワイパーを立てるときは、ワイパーをサービスポジションに動かす必要があります。
ワイパーを下ろすときは、車両の電源をONにしてワイパーを操作する前に、ワイパーブレードがサービスポジションにあることを確認してください。
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マツダ純正品のワイパーブレードに交換してください。マツダ純正品以外のワイパーブレードに交換すると、ふき取り性能が低下するおそれがあります。
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ワイパーアームやその他の部品を破損するおそれがあるため、手でワイパーアームを掃除しないようにしてください。
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ワイパーゴムを交換するときは、必要以上にワイパーゴムを曲げないでください。ワイパーブレード内にある金属部分が変形し、ワイパーのふき取りが悪くなるおそれがあります。
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ワイパーアームを立てるときに、ワイパーブレードの先端を持たないでください。ワイパーブレードの先端を持つと、部品が変形してふき取り性能が低下するおそれがあります。
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立てたワイパーを勢いよくもどすとワイパーアームやブレードが損傷したり、フロントガラスに傷や割れが生じたりするおそれがあります。
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次の手順で、ワイパーをサービスポジションまで動かす。
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車両の電源をONにする。
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車両の電源をOFFにする。
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車両の電源をOFFにしてから30秒以内に、ワイパースイッチをMISTの位置まで2回押し上げる。
手順が完了するとワイパーが作動し、サービスポジションで止まります。
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ワイパーアームを立てる。
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ワイパーアームのタブを押しながらブレード部品をスライドさせて取りはずす。
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ブレード先端の切り欠きからブレードゴムの先端を引き出す。
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そのまま引き抜くか、または反対側に向かって剥がすようにしてブレードゴムを取りはずす。
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新しいブレードゴムを、ブレード先端の切り欠きから入れる。
ブレードゴムを入れるときは、ブレード本体を強く握らないでください。
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ブレードゴムがすべて入ったら、位置をととのえる。
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ブレードホルダーにブレードゴムが正しく取り付けられているか確認する。
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ワイパーアームをゆっくりとフロントガラスに下ろす。
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次の手順で、ワイパーを初期位置まで動かす。
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ワイパーがフロントガラスの上に下ろされていることを確認する。
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車両の電源をONにする。
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ワイパースイッチをMISTの位置まで2回押し上げる。
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リアワイパーブレードのゴムを交換する
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ワイパーアームを立てて、ワイパーブレードのロックがはずれるまで右にまわし、ワイパーブレードを取りはずす。
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ブレードゴムからブレード部品を取りはずし、新しいブレードゴムに取り付ける。
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慎重に新品のブレードラバーを取り付けてください。はずした手順と逆の手順でブレード部品を取り付けます。
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ブレードをワイパーアームに、はずした手順と逆の手順で取り付ける。