TSRはナビゲーションシステムのSDカードが挿入されていない場合でも作動しますが、実際とは異なる交通標識を表示することがあります。
次の条件のいずれかを満たしている場合は、TSRが正常に作動しないことがあります。
フォワードセンシングカメラ (FSC) が交通標識を正しく検知していないとき
→参照「フォワードセンシングカメラ (FSC) について」
(ナビゲーションシステム装備車)
地図が最新バージョンに更新されていないとき
地図に含まれている最高速度標識が不正確なとき
地図に最高速度標識が含まれていないとき
ナビゲーションシステムの自車位置がずれているとき
→ナビゲーションシステム取扱書 「自車位置がずれていたら」
TSRは、次のいずれかのパターンで標識を同時に表示することがあります。
単一の交通標識のみを同時に表示
最高速度標識と条件付き速度標識を同時に表示 (システムが条件付き速度標識を正確に判断できないとき)
最高速度標識とこの先の速度標識を同時に表示
最高速度標識と、一時停止/車両進入禁止/追い越し禁止のいずれかを同時に表示
アクティブ・ドライビング・ディスプレイのTSR表示をOFFにできます。
→マツダコネクト取扱書 「設定」
最高速度標識 (補助標識も含む) が表示されるとき
次のいずれかの条件を満たしている場合に、システムが認識した最高速度標識 が画面に表示されます。
認識した標識を自車が通過したとき
走行中、ナビゲーションシステムに保存されている最高速度標識をシステムが読み込んだとき
システムが何らかの条件付き標識を正しく認識できない場合は、 が表示されます。
システムが最高速度標識を認識できない場合は、最高速度標識表示が終了します。
システムが速度規制終わりの標識を認識した場合は、 が表示されます。
(ナビゲーションシステム装備車)
ナビゲーションシステムがこの先の速度標識の切り替わりを判断できている場合は、その最高速度標識とそこまでの残距離が表示されます。
車両進入禁止標識が表示されるとき
システムが車両進入禁止標識を認識した場合は、車両進入禁止標識 が画面に表示されます。
一時停止標識が表示されるとき
自車が一定速度以下で走行している場合に、システムが認識した一時停止標識 が画面に表示されます。
追い越しのための右側部分はみ出し禁止標識が表示されるとき
追い越しのための右側部分はみ出し禁止標識をシステムが認識して、自車がその標識を通過すると、追い越しのための右側部分はみ出し禁止標識 が画面に表示されます。
次の条件のいずれかを満たす場合は、追い越しのための右側部分はみ出し禁止標識の表示が終了します。
追い越し禁止終わりの標識をシステムが認識して、自車がその標識を通過したとき
自車が同じ道を走行してから一定の距離を走行しても、標識を見つけられなかったとき
右左折などの運転操作をしたとシステムが判断したとき
TSRをOFFにする
マツダコネクトでTSRをOFFにできます。
→マツダコネクト取扱書 「設定」
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