前側方接近車両検知 (FCTA)
前側方接近車両検知 (FCTA) について
FCTAは、交差点などで自車が発進する際の左右確認を支援するシステムです。左右前方の死角から接近する車両を検知すると、画面表示と警報音で運転者に危険を知らせます。

前側方接近車両検知 (FCTA) 使用上の警告・注意
必ず目視にて周辺状況を確認する。
FCTAの作動には各種の制約がありますので、死角から接近する車両が存在する場合でも、画面表示と警報音が遅れることがあります。必ず、運転者の責任において左右を確認してください。
前側方接近車両検知 (FCTA) の使いかた
FCTAが作動するとき
次の条件をすべて満たしている場合に、FCTAが作動します。
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車速が約10 km/h 未満のとき
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セレクトレバーがDの位置にあるとき
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自車前側方から約5 km/h以上で接近する車両をシステムが検知しているとき
FCTAが作動している場合は、状況に応じて画面表示と警報音で運転者に危険を知らせます。
自車が停止しているとき
画面表示 (白) で車両の接近を知らせます。
メーター (Aタイプ)

メーター (Bタイプ)

アクティブ・ドライビング・ディスプレイ

360°ビュー・モニター (360°ビュー・モニター装備車)

自車が動いているとき
画面表示 (橙) と警報音で、接近車両と衝突する可能性があることを知らせます。
メーター (Aタイプ)

メーター (Bタイプ)

アクティブ・ドライビング・ディスプレイ

360°ビュー・モニター (360°ビュー・モニター装備車)

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自車の周辺状況によっては、車両が接近していなくてもシステムが作動することがあります。
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フロントサイドレーダーセンサーが対象物を検知できず、FCTAが正常に作動しないことがあります。
→参照 「レーダーセンサーについて」
FCTAをOFFにする
FCTAをOFFにする方法は2つあります。
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マツダコネクトでFCTAをOFFにする
→マツダコネクト取扱書 「設定」
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i-ACTIVSENSE OFFスイッチでFCTAをOFFにする
→参照 「i-ACTIVSENSE OFFスイッチの使いかた」