クルージング & トラフィック･サポート (CTS)

• 前方の地上から低い位置に道路構造物や障害物がある場合は､システムが先行車と認識することがあります。

• 定速走行中または追従走行中は､アクセルペダル操作による加減速が優先されます。アクセルペダルを離すと､設定速度での定速走行または追従走行にもどります。

• 次の条件のいずれかを満たしている場合は､CTSが正常に作動しないことがあります。

  • フォワードセンシングカメラ (FSC) が対象物を検知できないとき

    →参照「フォワードセンシングカメラ (FSC) について」

• 先行車が極低速の場合は､先行車を正しく検知できないことがあります。

• CTSを使用して走行しているときは､セレクトレバーを操作しても意図したエンジンブレーキがかかりません。

• CTS制御によるブレーキ作動中は､ブレーキランプが点灯します。

• 車両の電源をOFFにすると､CTSも自動的にOFFになります。

• ステアリングアシスト機能は走行車線内の中央付近を走行するようにハンドル操作をアシストしますが､次の条件のいずれかを満たしている場合は車線の中央付近を走行できないことがあります。

  • 走行速度が速いとき

  • 急カーブを走行しているとき

  • 傾斜や起伏が大きい道路を走行しているとき

  • 横方向の勾配が大きい道路を走行しているとき

• 運転者がハンドルから手を放すと､メーターおよびアクティブ･ドライビング･ディスプレイに警報 (橙色) が表示されます。その後もハンドルから手を放した状態を続けると､メーターおよびアクティブ･ドライビング･ディスプレイに警報 (赤色) が表示されるとともに､警報音が鳴ります。

  この警報は､ハンドルを左または右に軽く操作すると解除されます。

  メーター (Aタイプ)

  警報 (橙色)

  

  警報 (赤色)

  

  メーター (Bタイプ)

  警報 (橙色)

  

  警報 (赤色)

  

  アクティブ･ドライビング･ディスプレイ

  警報 (橙色)

  

  警報 (赤色)

  

  (ドライバー異常時対応システム (DEA) 装備車)

  警報後もハンドルを保持していない状態を一定時間続けると､ドライバー異常時対応システム (DEA) が作動します。

• システムによる停車後､先行車が3秒以内に発進した場合は､自車も自動的に発進します。

• システムによる停車状態が10 分以上継続した場合は､自動でパーキングブレーキがかかります。このとき､CTSは停止します。

• 停車中にCTSが停止しても､停車状態は維持されます。

  →参照｢オートホールドについて｣

• 停車中にCTSが停止した場合､先行車がいないときはRESスイッチで発進できません。アクセルペダルを踏み込んで発進させてください。

• 停車中にi-stopの作動条件を満たしている場合は､ブレーキペダルを踏まなくてもアイドリングストップします。発進操作をすると､自動でエンジンが再始動します。

  →参照｢i-stopについて｣

• 速度標識連動型は､ナビゲーションシステムのSDカードが挿入されている場合のみ作動します。

• 速度標識連動型は､交通標識認識システム (TSR) を利用しています。

  →参照｢交通標識認識システム (TSR) について｣

• 速度標識連動型は､30 km/h未満の速度を取り込めません。

• 速度標識から取り込む設定速度を調整することができます。

  →マツダコネクト取扱書 「設定」

• 速度標識連動型をOFFにすることができます。

  →マツダコネクト取扱書 「設定」

• 車間距離は､長､中､短､極短の4段階で設定できます。

• 車間距離は速度によって異なり､速度が遅いほど車間距離は短くなります。

• 次のような場合は､接近警報が作動しないことがあります。

  • 先行車と同程度の速度で走行しているとき

  • CTSを設定した直後

  • アクセルペダルから足を離した直後

  • 他の車が割り込んできたとき

• 接近警報が頻繁に作動するような状況では､CTSを使用しないでください。

ステアリングアシスト機能が解除されたときの通知方法を変更できます。

→マツダコネクト取扱書 「設定」