緊急を要するとき
事故に対処する
事故が起きたときは、あわてず次の処置をしてください。
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事故の続発を防止する。
他の交通のさまたげにならない安全な場所 (路肩、空き地など) に車を移動させ、エンジンを止めます。
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負傷者の救護をする。
負傷者がいる場合は、医師、救急車などが到着するまでの間、可能な応急手当を行ないます。
この場合、とくに頭部に傷を受けているようなときは、むやみに動かさないようにします。ただし、後続事故のおそれがある場合は、安全な場所に移動させます。
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警察へ連絡する。
事故の発生場所、状況、負傷の程度などを報告し、指示を受けます。
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相手の氏名、住所などを確認する。
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マツダ販売店、保険会社へ連絡する。
冠水や浸水しているときの対処をする
冠水した道路や冠水のおそれがある道路は、走行しない。
水位がフロアを超えると、パワーウインドーが作動しなくなったり、エンジンやモーターが停止したりして車が移動できなくなるおそれがあります。
水没し車が移動できなくなったときは
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ドアを開けることができる場合は、ドアを開け車外に出る
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ドアを開けることができない場合、ドアの窓ガラスを開けて窓から車外に出る
車内が浸水していない状態で、車外の水位がドア高さの半分を超えると、水圧で車内からドアを開けるのが難しくなります。車内の水位が車外の水位と同じになると、ドアを開けることができる可能性が高まります。
緊急脱出用ハンマーの使用について
使用方法は、脱出用ハンマーに付属している取扱説明書をお読みください。
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フロントガラスは合わせガラスのため、脱出用ハンマーで割ることはできません。
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窓ガラスに合わせガラスを使用しているお車があります。その場合も脱出用ハンマーでは割ることはできません。
ガラスの断面から、ガラスの種類を見分けることができます。平常時にご確認ください。

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強化ガラスなど: 脱出用ハンマーで割れるガラス
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合わせガラス: 脱出用ハンマーで割れないガラス