盗難防止システム
イモビライザーシステム
イモビライザーシステムはキーに信号発信機を内蔵し、あらかじめ登録されたキー以外ではエンジンを始動できないようにした車両盗難防止装置です。
万一、キーが電池切れや故障の場合は、電池切れ時のエンジン始動手順を行なうとイモビライザーシステムが解除され、エンジンを始動できます。
→参照「キーが電池切れしたときのエンジン始動」
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キーの故障を防ぐために次のことをお守りください。
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システムを改造したり、付加部品を取り付けたりしないでください。
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強い衝撃をあたえたり、ぬらしたりしないでください。
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磁気を帯びた製品を近づけないでください。
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インストルメントパネルやボンネットの上など直射日光があたる場所や高温になる所に放置しないでください。
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システムの作動
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電源ポジションをONからACCまたはOFFにするとシステムが作動し、セキュリティ表示灯が点滅します。
システムの解除
登録されたキーで電源ポジションをONにするとシステムが解除され、エンジンを始動できます。そのときセキュリティ表示灯は約3秒間点灯した後消灯します。
エンジンが始動しないときは
次のような場合、エンジンの始動ができない場合があります。
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キーを (車内でも) 感知しにくい場所に置いている。
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携帯電話、テレビ、ラジオ、トランシーバーなどからの電波でシステムが影響を受けている。
処置方法
一度、電源ポジションをOFFにもどし、キーを別の場所に置いて、再度エンジンを始動してください。
→参照「アドバンストキーレスエントリー&プッシュボタンスタートシステムの機能を使っての操作」
→参照「キーレスエントリー&プッシュボタンスタートシステムの機能を使っての操作」
セキュリティ表示灯を確認し、消灯しない場合は (点灯/点滅したままなど)、一度電源ポジションをOFFにもどし、しばらく待って再度エンジン始動してください。
3回行なってもエンジンが始動しないときはシステムの異常が考えられますので、マツダ販売店で点検を受けてください。
運転中にセキュリティ表示灯が点灯/点滅した場合は
エンジンを停止せず、そのままマツダ販売店で点検を受けてください。エンジンを停止すると、再度エンジンを始動できないことがあります。
キーを追加するときは
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キーを紛失したときのために、スペアのキーを保管しておいてください。
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キーには特有の電子コードが含まれていますので、マツダ販売店以外でキーを追加することはできません。
キーを紛失した場合、盗難防止のため、イモビライザーシステムに登録されているコードをマツダ販売店で消去できます。消去した後に、今後使用するキーを再登録する必要がありますので、お手持ちのすべてのキーをマツダ販売店に持参してください。登録されていないキーではエンジンを始動することができません。