車を交通のさまたげにならない、地面が平らで固い安全に作業できる場所に移動します。
セレクトレバーをPに入れます。
ブレーキペダルを踏んだまま、パーキングブレーキをかけ、エンジンを止めます。
必要に応じて、非常点滅灯を点滅させ、停止表示板 (停止表示灯) を使用します。
人や荷物を降ろします。
ラゲッジボードを開きます。
ノブをまわし、カバーを開けます。
タイヤパンク応急修理キットを取り出します。
修理剤のボトルをよく振ります。
ボトルのキャップをはずします。内ぶたをつけたままの状態で注入ホースをボトルにねじ込むと、ボトルの内ぶたが破れます。
パンクしたタイヤのバルブからキャップを取りはずし、コアまわしの後ろでバルブ内のバルブコアを押してタイヤの空気を完全に抜きます。
コアまわしでバルブコアを左にまわし、バルブコアを取りはずします。
注入ホースの栓をはずし、注入ホースをバルブに差し込みます。
ボトルを逆さまにして持ち、手でボトルを圧迫し、修理剤をすべてタイヤの中に注入します。
注入ホースをバルブから引き抜き、コアまわしでバルブコアを右にまわし、バルブにバルブコアを取り付けます。
運転者のよく見えるところに速度制限シールを貼ります。
ハンドルのパッド部に速度制限シールを貼らない。
万一の場合エアバッグが正常に作動しなくなり、重大な傷害につながるおそれがあります。また、警告灯やスピードメーターが見えなくなる位置には貼らないでください。
エアコンプレッサーのホースの口金を右にまわしてバルブに取り付けます。
エアコンプレッサーのプラグを車内の電源ソケットに差し込み、電源ポジションをACCにします。
→参照「電源ソケット」
電源ソケットにエアコンプレッサーのプラグを抜き差しするときは、エアコンプレッサーのスイッチがOFFになっていることを確認してください。エアコンプレッサーのON、OFFはエアコンプレッサー本体のスイッチで行なってください。
エアコンプレッサーのスイッチをONにして、タイヤを適正空気圧まで昇圧します。
空気圧の調整について
タイヤの適正空気圧は運転席ドアを開けたボディー側に貼り付けられているラベルで確認してください。
エアコンプレッサーは長時間使用すると故障につながるおそれがありますので、10分以上連続して作動させないでください。
タイヤ空気圧が昇圧できない場合は修理できません。もし、10分以内に適正空気圧にならなければ、タイヤがひどい損傷を受けている可能性があります。この場合は、本修理キットで応急修理することができません。マツダ販売店またはJAFなどに連絡してください。
空気を入れすぎたときはエアコンプレッサーのホースの口金を緩めて空気を抜いてください。
適正空気圧まで昇圧できたら、エアコンプレッサーのスイッチをOFFにしエアコンプレッサーのホースの口金を左にまわしてバルブから抜きます。
バルブキャップを取り付けます。
修理剤をタイヤ内にゆきわたらせるためただちに走行を始めます。
10分間もしくは5 km程度走行後に手順17の方法でタイヤにエアコンプレッサーを接続し、エアコンプレッサーに付属している空気圧計でタイヤ空気圧を確認します。適正空気圧より低下していたら、手順18の作業から再度行ないます。
空気圧が130 kPa (1.3 kgf/cm2) 以下に低下していたら、運転を中止してマツダ販売店またはJAFなどに連絡する。
本修理キットによる応急修理はできません。
手順17~21の作業を繰り返しても、空気圧の低下が認められる場合は、運転を中止する。
マツダ販売店またはJAFなどに連絡してください。
空気圧が低下していなければ、応急修理完了です。すみやかにマツダ販売店まで慎重に運転し、新しいタイヤに交換をすることをおすすめします。修理·再使用する場合はマツダ販売店にご相談ください。
応急修理をしたタイヤとホイールは
タイヤパンク応急修理キットで応急修理をしたタイヤは、できるだけ早く新しいタイヤに交換をすることをおすすめします。修理·再使用する場合はマツダ販売店にご相談ください。
ホイールは付着した修理剤をふき取れば再使用できます。ただし、バルブは新しいものと取り替えてください。
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