環境保護のために
経済的な運転
地球環境にやさしい、経済的な運転を心がけてください。
アイドリングストップ
コンビニでの買い物、人待ちや荷降ろしなど、ちょっとした駐車のときにもエンジンを止めましょう。10分間のアイドリングで、130cc程度の燃料を浪費します。
不要な荷物は積まない
荷物が多いほど、燃料を多く消費します。不要な荷物は降ろして走行しましょう。
100 kgの不要な荷物を載せて走ると、3%程度燃費が悪化します。
空ぶかしをしない
空ぶかしをやめると、燃料を節約できます。
空ぶかしは環境にも車にもよくありません。
エアコンの使用は控えめに
エアコンの使用を控えると、燃料の節約になります。外気温25℃の時に、エアコンを使用すると、12%程度燃費が悪化します。
タイヤの空気圧を適正に
こまめに点検し、適正な空気圧に調整しましょう。
タイヤの空気圧が適正値より50 kPa (0.5 kg/cm2) 不足した場合、市街地で2%程度、郊外で4%程度、それぞれ燃費が悪化します。
ゆとりある走行を
急発進、急加速、急ブレーキは避けましょう。
速度にムラのある走り方をすると、市街地で2%程度、郊外で6%程度燃費が悪化します。
経済的速度
一般道路で40km/h、高速道路で80km/h程度の等速走行が経済的です。
アクセルペダルの上手な踏みかた
加速終了時 (オートマチック車)
アクセルペダルを少し大きめにもどしてみましょう。適切に無駄なく自動変速されるため、燃費がよくなります。
下り坂に入るとき、減速を始めるとき (ガソリンエンジン車)
早めにアクセルペダルをもどし、エンジンブレーキを使いましょう。アクセルペダルをもどすと燃料噴射が停止されるので、燃費がよくなります。
一定速度のとき (ガソリンエンジン車)
アクセルペダルの踏み加減を一定に保ちましょう。
アクセルペダルの踏み込み、踏みもどしは少ないほど燃料噴射が少なくなるため、燃費がよくなります。
JC08モード燃費について
「JC08モード」 とは
車両カタログに記載されている 「JC08モード」 燃費は、お客様の使用環境変化や燃費測定技術の進歩を踏まえて、図1のような実際の走行に近い細かな速度変化での運転条件で、エンジン冷間時、暖機後の2パターンを図2のようなシャシーダイナモメーター上で走行した値です。
ただし、気象条件や渋滞などのお客様の使用環境、急発進、エアコンや電気負荷など実際の走行とは異なる場合があります。

WLTCモード燃費について
「WLTCモード」とは
「市街地モード (WLTC-L) 」、「郊外モード (WLTC-M) 」、「高速道路モード (WLTC-H) 」の3つの走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な燃費試験方法です。
WLTCとはWorldwide-harmonized Light vehicles Test Cycle (世界統一試験サイクル) モードの略称です。
WLTCモードは従来のJC08モードよりも実際の走行環境に近い燃費試験方法です。
市街地モード (WLTC-L) |
信号や渋滞などの影響を受ける比較的低速な走行を想定 |
郊外モード (WLTC-M) |
信号や渋滞などの影響をあまり受けない走行を想定 |
高速道路モード (WLTC-H) |
高速道路などでの走行を想定 |
ただし、お客様の使用環境 (気象、渋滞など) や運転方法 (急発進、エアコン使用など) に応じて燃料消費率は異なります。