空調
エアコンの上手な使いかた
エアコンを使用する前に
外気取り入れ口について
フロントガラスとボンネットの間にある外気取り入れ口が、雪や落ち葉などでふさがっているときは取り除いておきましょう。外気が導入できないため、車内の換気が十分できなくなるおそれがあります。
暑くなる前のチェック
エアコンの冷媒 (エアコンガス) が不足していると冷房性能が低下します。夏になる前に冷媒量の点検を受けておきましょう。冷媒の仕様はエンジンルームに貼られたラベルに記載してあります。
エアコンを使用するときは
使用について
エアコンは、エンジンをかけた状態で使用してください。
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エアコンの操作により、アイドリングストップしないことや、アイドリングストップ中にエンジンが自動で再始動することがあります。
→参照「i-stopについて」
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アイドリングストップ中は、吹き出し風量がやや減少する場合があります。
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アイドリングストップ中は、快適な温度を保持するため、インストルメントパネル中央付近からエアコン装置 (モーターなど) の作動音が聞こえることがあります。
外気導入と内気循環について
外気導入は、換気したいときやガラスの曇りを取るときに使用してください。内気循環は、トンネル内や渋滞など外気が汚れているときや、急速に冷房したいときなど、外気を遮断したいときに使用してください。
炎天下に駐車したあとは
炎天下に駐車したあとは、室内の温度が大変高くなります。このようなときは、窓ガラスを開けて、室内の熱気を逃がしてからエアコンを作動させてください。
エアコンを使用したあとは
吹き出し口
吹き出し口の調節
吹き出し口の開閉

風向きの調節

吹き出し口の選択
マニュアルエアコン

ガラスの曇りを取るとき
吹き出し口切り替えダイヤルをにします。
風量はお好みにあわせて調節してください。
フルオートエアコン

各スイッチの使いかた
温度設定ダイヤル
ダイヤルをまわして設定温度を調節します。
ダイヤルの表示数字は、室温設定時の目安となります。
ファン調節ダイヤル
AUTO位置のとき設定温度にあわせて、吹き出し風量が自動制御されます。
AUTO以外の位置にダイヤルをまわすと、吹き出し風量をお好みで調節できます。
右側いっぱいにまわすと、最大風量に固定されます。
吹き出し口切り替えダイヤル
AUTO位置のとき、設定温度にあわせて吹き出し口の切り替えを自動で行ないます。
AUTO以外の位置にダイヤルをまわすと、使用目的にあわせて吹き出し口を選択することができます。
→参照「吹き出し口の選択」
エアコンスイッチ
ファン調節ダイヤルが0以外の位置のとき、スイッチを押すごとにエアコン (冷房・除湿機能) の作動と停止が切り替わります。
エアコンが作動しているときは、表示灯が点灯します。
内外気切り替えスイッチ
内気循環 (外気を遮断する) と外気導入 (外気を室内に入れる) の切り替えができます。
スイッチを押すごとに内気循環と外気導入が切り替わります。
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内気循環 (表示灯点灯)
トンネル内や渋滞など外気が汚れているときや、急速に冷房したいときなど外気を遮断したいときに使用します。
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外気導入 (表示灯消灯)
外気を取り入れて換気したいときや、ガラスの曇りを取るときに使用します。
リアウインドーデフォッガー (曇り取り) スイッチ
リアウインドーの曇りを取りたいときに使用します。
→参照「リアウインドーデフォッガー (曇り取り) スイッチ」
通常の使いかた
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吹き出し口切り替えダイヤルをAUTOの位置にします。
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内外気切り替えスイッチを外気導入 (表示灯消灯) にします。
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ファン調節ダイヤルをAUTOの位置にします。
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エアコンスイッチを押してエアコンを作動 (表示灯点灯) させます。
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温度設定ダイヤルをまわして希望の温度に調節します。
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設定温度を極端に低く (高く) しても、希望の温度になるまでの時間はほとんど変わりません。
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エンジンが冷えているときの暖房開始直後は、冷風の吹き出しを防止するため、風量が少なくなります。
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作動を停止したいときは、ファン調節ダイヤルを0の位置にします。
ガラスの曇りを取るとき
ファン調節ダイヤルが0以外の位置のときに、吹き出し口切り替えダイヤルをにします。
自動的に外気導入に切り替わります。また、エアコンが自動的に作動し、除湿された吹き出し風がフロントガラス、フロント窓ガラスに送風されます。
日射センサーについて
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日射センサーの上に物を置かないでください。
室内温度が正しく調節されないことがあります。
室内温度センサーについて
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室内温度センサーをふさがないでください。
室内温度が正しく調節されないことがあります。