警告灯/表示灯

警告灯が点灯、点滅したときは

警告灯/表示灯が点灯/点滅した場合は、それぞれの方法で対処してください。消灯すれば問題ありませんが、消灯しない場合、または再度点灯/点滅する場合はマツダ販売店にご相談ください。

 


警告灯/表示灯が点灯/点滅した場合は、ただちに安全な場所に停車し適切な処置を行なう。

警告灯/表示灯の点灯/点滅を無視して運転を続けると、エンジンなどを損傷したり、思わぬ事故につながる恐れがあります。

センターディスプレイ (マツダコネクト装備車)で詳細を確認できる警告があります。

  1. ホーム画面の を選択して、アプリケーション画面を表示します。

  2. 「車両ステータス」を選択します。

  3. 「ウォーニング」を選択すると、現在発生している警告が表示されます。

  4. 確認したい警告を選択すると、警告の詳細が表示されます。

ただちに安全な場所に停車する

次の警告灯が点灯したときはシステムの故障のおそれがあります。安全な場所に停車しマツダ販売店に連絡してください。

表示/名称

点灯/点滅条件

ブレーキ警告灯

  • パーキングブレーキをかけているとき点灯し、解除すると消灯します。

  • 次のようなときは点灯し続けます。

    ただちに安全な場所に停車し、マツダ販売店に連絡してください。

    • ブレーキ液が不足しているとき。

    • ブレーキ装置 (電子制御制動力配分システム) に異常があるとき。

 


ブレーキ警告灯が点灯したまま走行しない。

ブレーキが効かなくなり思わぬ事故につながるおそれがあります。また停車するときは、ブレーキの効きが悪くなっているおそれがあるため、ブレーキペダルを通常より強く踏んでください。

ブレーキ警告灯とABS警告灯が同時に点灯したときは、ただちに安全な場所に停車し、マツダ販売店に連絡する。

急制動時に後輪が通常より早くロックしやすくなり、思わぬ事故につながるおそれがあります。

充電警告灯

エンジン回転中、充電装置に異常があると点灯します。

ただちに安全な場所に停車し、マツダ販売店に連絡してください。

 


充電警告表示が点灯したまま走行しない。

エンジンが不意に停止して思わぬ事故につながるおそれがあります。

オイル警告灯

次のようなときに点灯します。ただちに安全な場所に停車し、エンジンを止めてください。

  • エンジン回転中、エンジンオイルの圧力が低下したとき

  • (SKYACTIV-D 1.5)

    エンジンオイルが異常に劣化したとき

点灯したときは、エンジンオイルの量を点検し、不足しているときは補充してください。

参照「エンジンオイルの点検、補充

エンジンオイルの量が不足していないのに点灯するときや、補充しても点灯し続けるときは、マツダ販売店に連絡してください。

(赤)

高水温警告灯

エンジン冷却水の温度が異常に高くなったときに点滅し、さらに高くなると点灯します。

点灯したときは

オーバーヒートのおそれがあります。ただちに安全な場所に停車し、適切な処置をしてください。

参照「オーバーヒートについて

点滅したときは

エンジンに負担をかけないように、ゆっくり走行してください。

電動パワーステアリング警告灯

エンジン回転中、電動パワーステアリングに異常があると点灯/点滅します。

点灯/点滅したときは安全な場所に停車し、エンジンを停止してください。

エンジンを再始動した後でも点灯/点滅するときは、マツダ販売店に連絡してください。

 


  • 点灯/点滅したときは電動パワーステアリングは正常に作動しません。この場合、ハンドル操作は可能ですが、通常に比べて操作が重くなります。

  • 停車中または低速走行時にハンドル操作を繰り返すと、システム保護のためハンドル操作が重くなる場合がありますが、異常ではありません。安全な場所に停車し、ハンドル操作をしないでください。しばらくするともとにもどります。

マツダ販売店で点検を受ける

次の警告灯または表示灯が点灯/点滅したときは、システムになんらかの故障または異常のおそれがあります。マツダ販売店に連絡し、点検を受けてください。

表示/名称

点灯/点滅条件

マスター警告灯

(マツダコネクト装備車)

システムに異常があると点灯します。

センターディスプレイで点灯理由を確認してください。

参照「警告灯が点灯、点滅したときは

 

(マツダコネクト非装備車)

次のときに点灯します。マツダ販売店で点検を受けてください。

  • バッテリマネジメントシステムに異常があるとき。

  • ブレーキスイッチに異常があるとき。

  • (SKYACTIV-D 1.5)

    • エンジン油圧制御に異常があるとき

    • エンジンのタイミングチェーンに異常があるとき

    • ブローバイヒーターに異常があるとき

    • 水冷式インタークーラーシステムに異常があるとき

    • ターボ装置に異常があるとき

ABS警告灯

システムに異常があるときは点灯し続けます。

マツダ販売店で点検を受けてください。

 


ブレーキ警告灯とABS警告灯が同時に点灯したときは、ただちに安全な場所に停車し、マツダ販売店に連絡する。

急制動時に後輪が通常より早くロックしやすくなり、思わぬ事故につながるおそれがあります。

 


ABS警告灯が点灯しているときは、ABSは作動しませんが、通常のブレーキ性能は確保されています。

エンジン警告灯

エンジン制御システムに異常があると点灯/点滅し続けます。

高速走行をせず、マツダ販売店で点検を受けてください。

点検を受けるときは、エンジン警告灯が点灯/点滅したときの走行状態をマツダ販売店にご連絡ください。

(橙)

(点滅)

i-stop警告灯

システムに異常があるときは点滅し続けます。マツダ販売店で点検を受けてください。

i-ELOOP警告灯

システムに異常があるときは点灯し続けます。マツダ販売店で点検を受けてください。

オートマチックトランスミッション警告灯

システムに異常があると点灯します。

マツダ販売店で点検を受けてください。

(点灯)

TCS/DSC作動表示灯

次のようなときはDSC、TCS、またはヒル・ローンチ・アシスト (HLA) の異常が考えられます。マツダ販売店で点検を受けてください。

  • 電源ポジションをONにしても点灯しないとき、または点灯したままのとき。

  • 走行中に点灯したとき。

4WD警告灯

点灯するとき

次のようなときに点灯します。システムの異常が考えられるため、マツダ販売店で点検を受けてください。

  • 4WDシステムに異常があるとき

  • 前後輪のタイヤサイズが大きく異なるとき

 

点滅するとき

次のようなときに点滅します。安全な場所に停車し、消灯したことを確認して発進してください。点滅し続けるときは、マツダ販売店に連絡してください。

  • ディファレンシャルオイルの温度が異常に高くなったとき

  • ぬかるみから脱出しようとする場合など前後輪のタイヤに大きな回転差が生じたとき

エアバッグ警告灯/プリテンショナー警告灯

次のようなときはシステムの異常が考えられます。マツダ販売店で点検を受けてください。

  • 電源ポジションをONにしても点灯しないとき。

  • 点灯/点滅し続けるとき。

 


エアバッグ警告灯/プリテンショナー警告灯が点灯または点滅したまま走行しない。

衝突したときにエアバッグまたはプリテンショナー機構が正常に作動せず、重大な傷害につながるおそれがあります。マツダ販売店で点検を受けてください。

(赤)

(点灯)

KEY警告灯

システムに異常があると点灯します。

マツダ販売店で点検を受けてください。

 


同時にプッシュボタンスタートの表示灯 (橙) が点滅している場合は、エンジンが始動できなくなるおそれがあります。ただちにマツダ販売店で点検を受けてください。

(橙)

ハイ・ビーム・コントロールシステム (HBC) 警告灯

システムに異常があると点灯します。

マツダ販売店で点検を受けてください。

 


悪天候 (雨、霧、雪のときなど) やフロントガラスが汚れているとき、曇っているときなどフォワードセンシングカメラ (FSC) の視界が悪い場合、ハイ・ビーム・コントロールシステム (HBC) 警告灯が点灯することがありますが、故障ではありません。

(橙)

アダプティブ・LED・ヘッドライト (ALH) 警告灯

システムに異常があると点灯します。

マツダ販売店で点検を受けてください。

 


悪天候 (雨、霧、雪のときなど) やフロントガラスが汚れているとき、曇っているときなどフォワードセンシングカメラ (FSC) の視界が悪い場合、アダプティブ・LED・ヘッドライト (ALH) 警告灯が点灯することがありますが、故障ではありません。

(点灯)

車線逸脱警報システム警告灯

システムに異常があると点灯します。

マツダ販売店で点検を受けてください。

 


悪天候 (雨、霧、雪のときなど) やフロントガラスが汚れているとき、曇っているときなどフォワードセンシングカメラ (FSC) の視界が悪い場合、車線逸脱警報システム警告灯が点灯することがありますが、故障ではありません。

(点灯)

レーンキープ・アシスト・システム (LAS) システム警告灯

システムに異常があると点灯します。

マツダ販売店で点検を受けてください。

 


悪天候 (雨、霧、雪のときなど) やフロントガラスが汚れているとき、曇っているときなどフォワードセンシングカメラ (FSC) の視界が悪い場合、レーンキープ・アシスト・システム (LAS) システム警告灯が点灯することがありますが、故障ではありません。

ブラインド・スポット・モニタリング (BSM) OFF表示灯

次のようなときはシステムの異常が考えられます。マツダ販売店で点検を受けてください。

  • 電源ポジションをONにしても点灯しないとき

  • ブラインド・スポット・モニタリング (BSM) を作動可能な状態にしても点灯し続けるとき

 


悪天候、バンパーの汚れ等によりレーダー感度が一時的に低下し点灯することがありますが、故障ではありません。

(橙)

マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール (全車速追従機能付) (MRCC (全車速追従機能付)) 警告表示

マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール (MRCC) がONのとき、システムに異常があると点灯します。マツダ販売店で点検を受けてください。

LEDヘッドランプ警告灯

システムに異常があると点滅します。

マツダ販売店で点検を受けてください。

処置する

それぞれの処置方法で警告灯が消灯することを確認してください。

表示/名称

点灯/点滅条件

処置方法

燃料残量警告灯

電源ポジションがONのとき、燃料が少なくなると点灯します。

 


  • 燃料タンク内の燃料残量が9L前後になったときに点灯します。点灯したときは、すみやかに燃料を補給してください。

  • 走行状況や車両姿勢によっては、タンク内の燃料が移動するため、警告灯の点灯タイミングが変わる場合があります。

燃料を補給してください。

シートベルト警告灯

点灯するとき

電源ポジションがONのとき、運転席/助手席シートベルトを着用していないと点灯します。

点滅するとき

運転席/助手席シートベルトを着用しないまま約20km/h以上になるとしばらくの間点滅します。

シートベルトを着用してください。

ウォッシャー液残量警告灯

電源ポジションがONのとき、ウォッシャー液が少なくなると点灯します。

ウォッシャー液を補充してください。

半ドア警告灯

いずれかのドア/リアゲートが確実に閉まっていないときに点灯します。

ドア/リアゲートを確実に閉めてください。

(橙)

スマート・ブレーキ・サポート/スマート・シティ・ブレーキ・サポート (SBS/SCBS) 警告灯

フロントガラスが汚れているとき、フロントのエンブレムが汚れているとき、またはシステムに異常があるときに点灯します。

(マツダコネクト装備車)

センターディスプレイで点灯理由を確認してください。

参照「警告灯が点灯、点滅したときは

点灯理由がフロントガラス、またはフロントのエンブレムの汚れのときは、フロントガラス、またはフロントのエンブレムを清掃してください。他の理由のときはマツダ販売店で点検を受けてください。

 

(マツダコネクト非装備車)

フロントガラスが汚れているときは、フロントガラスを清掃してください。清掃しても点灯したままのとき、または汚れていないのに点灯しているときはマツダ販売店で点検を受けてください。

(赤)

(点滅)

KEY警告灯

キーの電池が切れたとき。

電池を交換してください。

参照「電池を交換するときは

キーが作動範囲内にないとき。

キーを作動範囲に入れてください。

参照「アドバンストキーレスエントリー&プッシュボタンスタートシステムの機能を使っての操作

参照「キーレスエントリー&プッシュボタンスタートシステムの機能を使っての操作

キーを車内でも感知しにくい場所に置いているとき。

キーに類似した他社のキーが作動範囲内にあるとき。

キーに類似した他社のキーを作動範囲外に出してください。

電源ポジションをOFFにせずに、キーを車外に持ち出したあと、すべてのドアを閉めたとき。

キーを車内に戻してください。

センターディスプレイにメッセージが表示されたときは

センターディスプレイにメッセージが表示されたときは、落ち着いて表示されたメッセージの方法で処置してください。

ただちに安全な場所に停車する

次のメッセージが表示されたときはシステムの故障のおそれがあります。安全な場所に停車しマツダ販売店に連絡してください。

表示

表示条件

充電装置に異常があると表示します。

エンジン冷却水の温度が異常に高くなったときに表示します。

表示内容を確認する

次のときに表示します。

表示

表示条件/処置方法

センターディスプレイ周辺温度が高温状態となっているときに表示します。

車室内の温度を下げる、直射日光を避けるなどセンターディスプレイ周辺温度を下げることをおすすめします。

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