点検、整備

定期点検

1年点検、2年点検はマツダ販売店で受けてください。

 


  • 点検結果について

    点検の結果は別冊のメンテナンスノート内「定期点検整備記録簿および定期点検整備の記録」に記入してください。

  • シビアコンディションについて

    一般的な使用よりも厳しい使われ方をした車はシビアコンディションとして早めに点検整備をする必要があります。

    詳しくは、別冊のメンテナンスノートに記載しています。

日常点検の前に

ボンネットの開けかた

  1. 運転席右下にあるボンネットオープナーを引くと、ボンネットが少し浮き上がります。

  1. ボンネットのすき間に手を入れ、レバーを矢印の方向に倒したままボンネットを持ち上げます。

  1. パッド部を持ってステーを起こし、矢印で示すボンネットのステー穴に差し込んで固定します。

ボンネットの閉めかた

  1. エンジンルームに工具などが残されていないことを確認します。

  2. ボンネットを手でささえてステーをはずし、パッド部を持って、クリップに固定します。

  3. ボンネットをゆっくりおろし、約20 cmの高さから静かに落として閉めます。

 


ボンネットが確実に閉まっていることを確認する。

走行中にボンネットが開くと視界がさまたげられ、思わぬ事故につながるおそれがあります。

 


ボンネットを閉めるときは、体重をかけるなどして強く押さえつけないでください。ボンネットがへこむおそれがあります。

ボンネットを閉めるときは、手などをはさまないように注意してください。万一、手などをはさむと、けがをするおそれがあります。

エンジンルームを点検したときは、工具や布を置き忘れないようにしてください。置き忘れるとエンジンなどを損傷したり、火災につながるなど思わぬ事故につながるおそれがあります。

日常点検

お客様のお車の使用状況に応じて、お客様自身の判断で適切な時期に実施していただく点検です。

日常点検はお客様自身で実施可能な項目となっておりますので、長距離走行前や洗車時、給油時などを目安に実施してください。

「日常点検整備のしかた」については別冊のメンテナンスノートに記載しています。

 


点検結果について

点検の結果は別冊のメンテナンスノート内「メンテナンスレコード」に記入してください。

点検項目と点検箇所

運行において異常が見られた箇所

前回の運転中に異常を認めた箇所について運転に支障がないかを点検します。

点検要領については別冊のメンテナンスノートに記載しています。

エンジンルームをのぞいて

SKYACTIV-G 1.5

エンジンカバーはグレードや仕様などにより装備の有無が異なります。

SKYACTIV-D 1.5

 


エンジンルームを点検したときは、工具や布を置き忘れないようにしてください。置き忘れるとエンジンなどを損傷したり、火災につながるなど思わぬ事故につながるおそれがあります。

全体を見まわして

運転席にすわって

タイヤの点検

タイヤの点検は法律で義務付けられています。

点検要領については別冊のメンテナンスノートを参照してください。

 


タイヤの劣化について

タイヤはゴム製品のため、長期間使用すると徐々に劣化していきます。安全な走行状態を確保するために、使用開始後5~7年を目安にマツダ販売店で点検を受けてください。

空気圧の点検

タイヤ間で空気圧の差が著しくならないように規定値に調整してください。

 


タイヤの空気圧が不足したままで走行しない。

タイヤの空気圧が不足していると車両の安定性を損なうばかりでなく、タイヤの偏摩耗の原因となります。また、タイヤの空気圧が不足したままで高速走行すると、タイヤがバースト (破裂) するなどして、思わぬ事故につながるおそれがあります。

タイヤバルブキャップは純正品を使用する。

タイヤバルブキャップは純正品以外を使用しないでください。純正品以外を使用するとバルブの損傷により、適正空気圧にならないおそれがあります。そのまま走行すると空気圧が低下し、思わぬ事故につながるおそれがあります。

き裂、損傷の点検

 


異常があるタイヤを装着すると、次の状況が起こることがあり、思わぬ事故につながったり、故障の原因になるおそれがあるため、正常なタイヤと交換する。

  • 走行中にハンドルがとられる

  • 異常な振動を感じる

  • パンクやバースト (破裂) する

  • 車の性能 (燃費·走行安定性·制動距離など) が十分に発揮できない

  • 部品に悪影響をあたえる

溝の深さ、異常摩耗の点検

摩耗差の著しいタイヤを混ぜて使用しないでください。

 


タイヤの溝の深さが少ないタイヤや摩耗限界表示 (ウェアインジケーター) が現れているタイヤを使用しない。

そのまま使用すると、制動距離が長くなったり、雨の日にハイドロプレーニング現象により、ハンドル操作ができなくなったり、タイヤがバースト (破裂) するなど、思わぬ事故につながるおそれがあります。摩耗限界表示が現れたらすみやかに正常なタイヤと交換してください。

 


摩耗限界表示について

摩耗限界表示は、タイヤの接地面にあり、他の部分より溝が1.6 mmだけ浅くなっています。

バッテリーの点検

バッテリー液の量が下限 (LOWER LEVEL) より不足している状態でエンジンを始動すると、破裂 (爆発) につながるおそれがあり危険です。バッテリー液が不足しているときは、エンジン始動前に必ず補充液または蒸留水を補充してください。

参照「バッテリーあがりについて

  • 点検、補充の要領は別冊のメンテナンスノートを参照してください。

  • 交換するときは、マツダ販売店にご相談ください。

ウォッシャー液の補充

補充要領については別冊のメンテナンスノートを参照してください。

 


エンジンがかかっているときやエンジンが熱いときはウォッシャー液を補充しないでください。ウォッシャー液がエンジンなどにかかると、出火するおそれがあります。

 


ウォッシャータンクについて

ウォッシャータンクは、フロントワイパー用、リアワイパー用、ヘッドランプウォッシャー用で兼用しています。

その他の手入れ

タイヤの位置交換 (タイヤローテーション)

タイヤの偏摩耗を防ぎ、寿命をのばすために、約5,000 km走行ごとにタイヤの位置を交換してください。

 


タイヤを交換するときは指定されたサイズや種類のタイヤを装着する。

指定されたサイズや種類以外のタイヤを装着すると走行安定性が損なわれるため、思わぬ事故につながるおそれがあります。

 


  • タイヤの位置交換を行なうまえにタイヤの空気圧、摩耗を点検してください。

    参照「タイヤの点検

  • タイヤの位置交換を行なったあとはタイヤの空気圧を規定値に調整してください。

    参照「タイヤ空気圧

  • お客様のお車にはスペアタイヤが標準で搭載されていないため、お客様自身ではタイヤの位置交換を行なうことができません。タイヤの位置交換を行なうときはマツダ販売店にご相談ください。

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