メーター、警告灯、表示灯の見方
タコメーター
1分間あたりのエンジン回転数を示します。
オドメーター/トリップメーター (タコメーター装備車)
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オドメーター/トリップメーターが表示されているとき、オド/トリップ切り替えボタンを押すごとに、オドメーターとトリップメーターの表示が切り替わります。
オドメーター
走行した総距離をkm単位で示します。
トリップメーター
一定区間の走行距離をkm単位で示します。
右側の数字は100 m単位です。
2種類 (TRIP A、TRIP B) の区間距離を計測することができます。
たとえば、TRIP Aモードで給油してからの距離を測りながら、TRIP Bモードで出発してからの距離を測ることができます。
トリップメーターを“0.0”にもどすときは、それぞれのモードのときオド/トリップ切り替えボタンを1秒以上押し続けます。
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電源ポジションがACCまたはOFFのとき、オドメーター/トリップメーターは表示されませんが、次のようなときは、トリップメーター切り替えボタンが機能します (ボタンを操作するとトリップメーターは切り替え/リセットされます)。
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電源ポジションをONからACCまたはOFFにした後の約10分間。
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ドアを閉めた状態から開けた状態にした後の約10分間。
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次のようなときは、トリップメーターの表示が“0.0”にもどります。
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車両整備などでバッテリーとの接続が断たれたとき。
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走行距離が9999.9 kmを超えたとき。
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(マツダコネクト装備車)
燃費モニターとトリップメーター (TRIP A) を同期 (リセット) させる機能がONのときは、トリップメーターでTRIP Aをリセットすると、燃費データとTRIP Aが連動してリセットされます。
→参照「燃費モニター」
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(マツダコネクト非装備車)
トリップメーターでTRIP Aをリセットすると、平均燃費データとTRIP Aが連動してリセットされます。
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トリップコンピューター (タコメーター装備車)
燃料計
燃料が少なくなると、エンジン不調やエンストする場合があります。エンジン不調やエンストが発生する場合は、すみやかに安全な場所へ車を移動させ、燃料を少なくとも10 L補給してください。
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燃料補給後は、指針が安定するまでしばらく時間がかかる場合があります。また、坂道やカーブなどでは、タンク内の燃料が移動するため、目盛りが増減することがあります。
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1/4以下の表示は、残量がより詳細に分かるように、目盛りを細かくしています。
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の矢印は燃料補給口が助手席側にあることを示します。
パネルライトコントロールスイッチ
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電源ポジションがONで車幅灯が点灯しているときにパネルライトは減光されます。ただし、昼間にライトを点けたときなど、ライトセンサーが車両の周辺が明るいと感知した場合、パネルライトは減光されません。
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夕方や薄暗い場所で電源ポジションをONにすると、ライトセンサーが周辺の明るさを感知するまでの数秒間パネルライトが減光され、明るさを感知した後に減光が解除される場合があります。
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車幅灯が点灯すると、メーター内の車幅灯表示灯が点灯します。
→参照「ヘッドランプの点灯/消灯」
パネルライトコントロールスイッチをまわすと、メーターおよびインストルメントパネルの明るさを調節できます。
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左にまわすと暗くなり、最も暗い位置で音が鳴ります。
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右にまわすと明るくなります。
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減光解除機能
電源ポジションがON で、メーターが減光しているときに、パネルライトコントロールスイッチを右に音が鳴るまでまわすと、減光を解除できます。メーターなどが見えにくい場合は減光を解除してください。
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減光を解除しているときは、車幅灯が点灯しても、メーターは減光されません。
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(マツダコネクト装備車)
減光を解除しているとき、センターディスプレイは常に昼画面になります。
→参照「マツダコネクトの設定」
インテリジェント・ドライブ・マスター (i-DM)
i-DMはマツダ車の「走る歓び」と「優れた環境安全性能」を十分に実感していただくためのドライビングサポートシステムです。乗員全員が車両との一体感を感じながら爽快なドライブを楽しめるようになる運転技量の習得/向上をサポートします。
インテリジェント・ドライブ・マスター (i-DM) ランプ
走行中の運転操作 (アクセル、ブレーキ、ハンドル) の状態を診断し、ランプの色で運転者に運転操作の状況を知らせます。 (コーチング機能)

グリーンランプ
次の運転のときはランプが緑で点灯します。
内容 |
運転のポイント |
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やさしい運転を示します。ゆっくりとした運転操作で、乗員の体の揺れが小さく、安定した走行で燃費の良い運転です。 |
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ブルーランプ
次の運転のときはランプが青で点灯します。
内容 |
運転のポイント |
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しなやかな運転を示します。特に次の走行タイプのような運転者にとって爽快で気持ちの良い運転です。
走行タイプ1 適度な加速度変化がありながら、なめらかな運転操作で車と乗員が一体となって動く、安定した走行です。 走行タイプ2 加速および旋回を継続しているときに、加速度を一定に維持しており、乗員の体の揺れが小さく、安定した走行です。 |
走行タイプ1の場合
走行タイプ2の場合
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ホワイトランプ
次の運転のときはランプが白で点灯します。
内容 |
運転のポイント |
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体が揺れる運転を示します。 やや急な運転操作により、乗員の体の揺れが大きく、不安定な走行で燃費のあまりよくない運転です。 |
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レンチ表示灯
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メンテナンス時期になると点灯/点滅します。
点灯するとき
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あらかじめ設定されたメンテナンス時期になると点灯します。
マツダ販売店で点検を受けてください。
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メンテナンス時期になったまま走行を続けないでください。メンテナンスを怠ると、車両性能の低下、さらには故障につながるおそれがあります。メンテナンス時期までに点検を受けてください。
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エンジンオイル交換時期を過ぎたまま走行を続けると、エンジン故障につながるおそれがあります。メンテナンス時期までにエンジンオイルを交換してください。
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(SKYACTIV-D 1.5)
お車の使用状態によっては、燃料がエンジンオイルに混入することでエンジンオイルが劣化して交換が必要になることがあります。メンテナンス時期以外で点灯するときは、マツダ販売店で点検を受けてください。
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(SKYACTIV-D 1.5)
エンジンオイルが劣化または、規定量より多いときに点灯します。
マツダ販売店で点検を受けてください。
点滅するとき (SKYACTIV-D 1.5)
フューエルフィルター (セジメンタ) の水抜きが必要なときに点滅します。マツダ販売店へご相談ください。
低水温表示灯 (青)
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エンジン冷却水の温度が低いときに点灯し続けます。十分に暖機しても点灯したままのときはマツダ販売店で点検を受けてください。
予熱表示灯 (SKYACTIV-D 1.5)
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電源ポジションをONにすると点灯します。予熱が終了すると消灯します。
→参照「エンジンをかけるとき」
次のようなときは、システムの異常が考えられます。マツダ販売店で点検を受けてください。
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電源ポジションをONにしても点灯しないとき、または点灯したままのとき
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点滅しているとき