警告灯/表示灯、警報チャイム
ブレーキ警告表示/警告灯

次のようなときは点灯し続けます。
ただちに安全な場所に停車し、マツダ販売店に連絡してください。
-
ブレーキ液が不足しているとき。
-
ブレーキ装置 (電子制御制動力配分システム) に異常があるとき。
ブレーキ警告灯が点灯したまま走行しない。
ブレーキが効かなくなり思わぬ事故につながるおそれがあります。また停車するときは、ブレーキの効きが悪くなっているおそれがあるため、ブレーキペダルを通常より強く踏んでください。
(M ハイブリッド車)
エンジンを始動させたとき、ブレーキ警告表示/表示灯が表示/点灯することがあります。その場合、安全な場所に停車し、ブレーキペダルから足を放してください。それでもブレーキ警告表示/表示灯が消えない場合は、マツダ販売店で点検を受けてください。
ブレーキ警告灯とABS警告灯が同時に点灯したときは、ただちに安全な場所に停車し、マツダ販売店に連絡する。
急制動時に後輪が通常より早くロックしやすくなり、思わぬ事故につながるおそれがあります。
オイル警告表示/警告灯

エンジン回転中、エンジンオイルの圧力が低下したときに表示/点灯します。
走行中に、オイル警告表示/警告灯が表示/点灯したときは次の手順でエンジンオイルを確認してください。
-
安全な場所に停車し、エンジンを止めてください。
-
エンジンオイルがオイルパンに流れるのを、5分間待ってください。
-
エンジンオイルの量を確認してください。
→参照「エンジンオイルの点検、補充」
エンジンオイルの量を点検し、不足しているときは補充してください。
エンジンオイルの量が不足していないのに表示/点灯するときや、補充しても消えないときは、マツダ販売店に連絡してください。
電動パワーステアリング警告表示

エンジン回転中、電動パワーステアリングに異常があると表示します。
表示したときは安全な場所に停車し、エンジンを停止してください。
しばらく経ってエンジンを再始動したときに表示が消えた場合は問題ありません。
エンジンを再始動した後でも表示するときは、マツダ販売店に連絡してください。
-
警告表示されたときは電動パワーステアリングは正常に作動しません。この場合、ハンドル操作は可能ですが、通常に比べて操作が重くなります。
-
停車中または低速走行時にハンドル操作を繰り返すと、システム保護のためハンドル操作が重くなる場合がありますが、異常ではありません。安全な場所に停車し、ハンドル操作をしないでください。しばらくするともとにもどります。
i-stop警告表示/警告灯 (橙)
ディーゼルパティキュレートフィルター (DPF) 警告表示/警告灯 (SKYACTIV-D 1.8)

“フィルター内にススが多く堆積しています警告灯が消えるまで走行してください”が表示される/点灯するとき
PM (Particulate Matter:粒子状物質)の除去が自動で行なわれず、DPFで捕集したPMが規定量以上になると表示/点灯します。
PMを除去するために、完全暖機 (水温80°C以上) のときに、アクセルペダルを踏み15 km/h以上でおよそ15分から20分走行してください。
“フィルター内のススの堆積量が異常です点検を受けてください” が表示される/点滅するとき
システムに異常があると表示/点滅します。マツダ販売店で点検受けてください。
DPF警告灯が点灯したまま走行を続けると、さらにPMが堆積し、DPF警告灯が点滅に変わることがあります。この場合はただちにマツダ販売店で点検を受けてください。点検を受けずにそのまま走行を続けると、エンジンの不調につながるおそれがあります。
-
DPF警告灯が点滅しているときは、DPFを保護するために、エンジン出力は制限されます。
-
走行中に自動でPMを除去しているとき、エンジン音や排気ガスの臭いが変化することがあります。
AWD警告表示/警告灯

“AWDシステムが異常です2WDで走行しています点検を受けてください” と表示される/点灯するとき
次のようなときに表示/点灯します。システムの異常が考えられるため、マツダ販売店で点検を受けてください。
-
AWDシステムに異常があるとき
“AWDシステム高負荷警告灯が消灯するまでゆっくり走行してください2WDで走行しています”と表示される/点滅するとき
次のようなときに表示/点滅します。安全な場所に停車し、消灯したことを確認して発進してください。表示/点滅し続けるときは、マツダ販売店に連絡してください。
-
ディファレンシャルオイルの温度が異常に高くなったとき
-
ぬかるみから脱出しようとする場合など前後輪のタイヤに大きな回転差が生じたとき
“4輪のタイヤサイズが一致しません2WDで走行しています”と表示される/点灯するとき
次のようなときに表示/点灯します。すべてのタイヤサイズまたは、空気圧を点検してください。表示/警告灯が消えない場合は、マツダ販売店で点検を受けてください。
-
いずれかのタイヤサイズが異なるとき
-
いずれかのタイヤ空気圧が異なるとき
エアバッグ/フロントシートベルトプリテンショナー警告表示/警告灯

次のようなときはシステムの異常が考えられます。
マツダ販売店で点検を受けてください。
-
電源ポジションをONにしても点灯しないとき
-
表示/点灯/点滅し続けるとき
エアバッグ/フロントシートベルトプリテンショナー警告表示/警告灯が表示/点灯/点滅したまま走行しない。
衝突したときにエアバッグまたはシートベルトプリテンショナー機構が正常に作動せず、重大な傷害につながるおそれがあります。
マツダ販売店で点検を受けてください。
KEY警告表示/警告灯 (赤)

“キーレスシステムが異常です点検を受けてください”と表示された/点灯するとき
システムに異常があると表示/点灯します。
マツダ販売店で点検を受けてください。
“キーの電池残量が少なくなっています電池を交換してください”と表示された/点灯するとき
キーの電池残量が少ないときに電源ポジションをOFFにすると、表示/点灯します。
キーの電池を交換してください。
→参照「キーの電池を交換するときは」
“キーが見つかりません”と表示された/点灯するとき
次の場合に表示/点灯します。キーを作動範囲に入れてください。
-
キーが作動範囲内にないときや車内でも感知しにくい場所に置いているとき
-
電源ポジションをOFFにせずに、キーを車外に持ち出した後、すべてのドアを閉めたとき
→参照「キーレスエントリー&プッシュボタンスタートシステムの機能を使っての操作」
→参照「アドバンストキーレスエントリー&プッシュボタンスタートシステムの機能を使っての操作」
セキュリティ表示灯

運転中にセキュリティ表示灯が点灯/点滅した場合はエンジンを停止せず、そのままマツダ販売店で点検を受けてください。エンジンを停止すると、再度エンジンを始動できない場合があります。
エンジンが始動できないときは一度、電源ポジションをOFFにもどし、キーを作動範囲内の別の場所に置いて、再度エンジンを始動してください。
セキュリティ表示灯を確認し、消灯しない場合は (点灯/点滅したままなど)、もう一度電源ポジションをOFFにもどし、しばらく待って再度エンジンを始動してください。
3回行なってもエンジンが始動しないときはシステムの異常が考えられますので、マツダ販売店で点検を受けてください。
燃料残量警告表示/警告灯

電源ポジションがONのとき、燃料タンク内の燃料残量が9 L前後になると表示/点灯します。表示/点灯したまま走行を続けて燃料残量が空に近づくと警告灯が点滅します。
処置方法
燃料残量警告表示/警告灯が点灯した時点で、すみやかに燃料を補給してください。
半ドア警告表示/トランクリッド開警告表示/リアゲート開警告表示/半ドア警告灯

いずれかのドア/トランクリッド/リアゲートが確実に閉まっていないときに表示/点灯します。
処置方法
ドア/トランクリッド/リアゲートを確実に閉めてください。
チャイムがなったときは
ランプ消し忘れ防止チャイム
エクステリアランプが点灯しているときに、電源ポジションをOFFにして運転席ドアを開けるとチャイムが鳴ります。
ヘッドランプスイッチを操作して、エクステリアランプを消してください。
タッチセンサー不作動警告チャイム (アドバンストキーレス機能装備車)
次の条件がすべてそろった場合に、チャイムが鳴ります。
-
電源ポジションがOFFのとき
-
全ドアが閉まっていないとき
-
5秒以内に3回ロック操作をしたとき
電源ポジションとドアの開閉状態を確認して、再度ロック操作をしてください。