TSRはナビゲーションシステムのSDカードが挿入されていない場合でも作動しますが、実際とは異なる交通標識を表示する場合があります。
次のようなときは、TSRが正常に作動しない場合があります。
フォワードセンシングカメラ (FSC) が交通標識を正しく検知していないとき
→参照「フォワードセンシングカメラ (FSC) について」
道路状況 (急カーブや交通標識が見えにくいなど) によって交通標識を正しく認識できないとき
交通標識の状態(形状や汚れなど)により標識を正しく認識できないとき
最高速度標識 (補助標識も含む) を表示するとき
次のいずれかの条件を満たしているときに、認識した最高速度標識を画面に表示します。
認識した標識を通過したとき
走行中、ナビゲーションシステムに保存されている最高速度標識を読み込んだとき
次のときは、最高速度標識表示を終了します。
(ナビゲーションシステム非装備車)
次の条件のいずれかを満たすときは、最高速度標識表示を終了します。
標識を通過してから一定の距離を走行したとき
自車が路線を変えたと判断したとき
最高速度標識を表示してから、表示中の最高速度標識より約30 km/h以上速度超過している状態が一定時間経過したとき
(ナビゲーションシステム装備車)
ナビゲーションシステムに記憶されている最高速度標識を一定時間読み込めなかったとき、最高速度標識表示を終了します。
何らかの補助標識を認識したときに、が表示されます。
車両進入禁止標識を表示するとき
次のいずれかの条件を満たしているときに、認識した車両進入禁止標識を画面に表示します。
約60 km/h 以下で走行しているとき
認識した標識を通過したとき
一時停止標識を表示するとき
約40 km/h 以下で走行しているときに、認識した一時停止標識を画面に表示します。
追い越しのための右側部分はみ出し禁止標識を表示するとき
追い越しのための右側部分はみ出し禁止標識を認識して、認識した標識を通過すると、追い越しのための右側部分はみ出し禁止標識を画面に表示します。
次のときは、追い越しのための右側部分はみ出し禁止標識表示を終了します。
標識を通過してから一定の距離を走行したとき
自車が路線を変えたと判断したとき
追い越しのための右側部分はみ出し禁止標識は、最高速度標識と同時に表示する場合があります。
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