AT誤発進抑制制御
AT誤発進抑制制御の使いかた
AT誤発進抑制制御 [前進時] が作動するとき
次の条件をすべて満たしている場合に、AT誤発進抑制制御 [前進時] が作動します。
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(対象が歩行者または先行車の場合)
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車速が約50 km/h以下のとき
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方向指示灯を点けていないとき
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方向指示灯が消灯してから約2秒経過しているとき
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(対象がその他の障害物の場合)
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車速が約15 km/h以下のとき
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システムが前方に対象物を検知しているとき
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アクセルペダルを踏んだとき
AT誤発進抑制制御 [前進時] が作動している場合は、画面表示と警報音で運転者に危険を知らせます。さらに、衝突の可能性が高まった場合はブレーキ制御をします。
メーター

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“アクセルを踏んでいます”
アクティブ・ドライビング・ディスプレイ

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“アクセルを踏んでいます”
アクセルペダルが踏み込みこまれると、画面表示と警報音が切り替わります。
メーター

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“ブレーキ!”
アクティブ・ドライビング・ディスプレイ

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“ブレーキ!”
AT誤発進抑制制御 [後退時] が作動するとき
次の条件をすべて満たしている場合に、AT誤発進抑制制御 [後退時] が作動します。
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車速が約15 km/h以下のとき
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システムが後方に障害物を検知しているとき
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アクセルペダルを踏んだとき
AT誤発進抑制制御 [後退時] が作動している場合は、画面表示と警報音で運転者に危険を知らせます。
メーター

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“アクセルを踏んでいます”
アクティブ・ドライビング・ディスプレイ

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“アクセルを踏んでいます”
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リア超音波センサーが対象物を検知できず、AT誤発進抑制制御 [後退時] が正常に作動しないことがあります。
→参照 「超音波センサーについて」
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次の条件のいずれかを満たしている場合は、AT誤発進抑制制御 [後退時] が作動することがあります。
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急な登坂路があるとき
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垂れ幕などがあるとき
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狭いゲートや天井が低いゲートなどに進入するとき
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路面上に、金属物、段差、突起物などがあるとき
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AT誤発進抑制制御をOFFにする
マツダコネクトでAT誤発進抑制制御をOFFにできます。
→マツダコネクト取扱書 「設定」
AT誤発進抑制制御がOFFになると、SBS OFF表示が点灯します。