DAAは、運転者の疲労や注意力の低下を検知し、運転者に休憩を促すシステムです。
DAAは、車線内を車速が約 65 km/h以上で走行しているときに、フォワードセンシングカメラ (FSC) や各種車両情報から運転者の疲労増加や注意力低下を推定して、警報チャイムおよびディスプレイの表示で運転者に休憩を促します。
高速道路や自動車専用道路などでDAAを使用してください。
→参照「フォワードセンシングカメラ (FSC) について」
DAAを過信せず、安全運転を心がける。
DAAは、運転者の疲労や注意力の低下を検知し、運転者に休憩を促すシステムです。ふらつきを防止するものではないため、システムを過信しすぎると思わぬ事故につながるおそれがあります。運転に集中し、適切にハンドルを操作してください。
また、道路状況や走行状況などによっては、運転者の疲労や注意力の低下を適切に検知できないことがあります。運転者は十分に休憩を取り、安全運転を心がけてください。
作動条件
DAAは、次の条件をすべて満たしているときに作動します。
車速が約 65 km/h以上のとき
車線の白線 (黄線) を検知しているとき
運転者の走行データ学習が完了したとき
運転開始後、1時間経過したとき
次の条件のいずれかを満たしているときは、DAAが作動しません。
車速が約 65 km/h を下回ったとき
車線の白線 (黄線) を検知できないとき
急カーブを走行しているとき
車線変更したとき
次の条件のいずれかを満たしているときは、DAAが正常に作動しないことがあります。
車線の白線 (黄線) が見えにくいとき (かすれ、汚れなど)
強風や悪路走行で車両が揺れ続けたとき
スポーティーな走行をしているとき
頻繁に車線変更を行なっているとき
DAAは、車速が約65 km/h以上で約20分間走行したときの走行データをもとに、運転者の疲労や注意力の低下を検知します。次の条件のいずれかを満たすと、学習した走行データがリセットされます。
15分以上停車したとき
車速が約65 km/h 未満で約30分間走行したとき
電源ポジションをOFFにしたとき
DAAは、一度休憩を促すと60分間は次回休憩をお知らせしません。
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