お車をご使用いただく前に知っておいていただきたいこと

お車をご使用いただく前に知っておいていただきたいこと

お車をご使用いただく前に知っておいていただきたいこと

 


分解・改造について

次の部品を分解・改造しない。

  • エアバッグ

  • シートベルト

  • ハンドル

  • センサー類

  • カメラ

  • ヘッドランプユニット

  • サスペンション

  • フロントシート

  • フロントピラー、サイドピラー、リアピラー、ルーフサイド部

分解・改造すると車両システムが正常に作動しなくなり、重大な傷害につながるおそれがあります。部品の交換や修理が必要な場合は、マツダ販売店にご相談ください。

次の部品にステッカー類・純正品以外のアクセサリー用品を取り付けない。

  • エアバッグ

  • インストルメントパネル周辺

  • センサー類

  • カメラ

  • ガラス

  • ミラー

部品にステッカー類・純正品以外のアクセサリー用品を取り付けると車両システムが正常に作動しなくなったり、取り付けたアクセサリー類が飛散したりするなど重大な事故につながるおそれがあります。また、国土交通省に届け出た部品以外、無線機やオーディオなどの電気部品、車の性能や機能に適さない部品を装着すると違法改造になることがあります。部品を装着したいときは、マツダ販売店にご相談ください。

ナンバープレートを取りはずしたり、位置を変えたりしない。

ナンバープレートは正しい位置に確実に取り付けることが義務付けられています。

タイヤ、ホイール、ホイールナットを交換するときはマツダ販売店に相談する。

タイヤ、ホイール、ホイールナットはマツダが推奨するサイズを使用してください。推奨以外のサイズを使用すると走行に悪影響をおよぼしたり、思わぬ事故につながるおそれがあります。また、違法改造になることがあります。詳しくは車両スペックのページをご確認ください。

電気テスターを使ってエアバッグやプリテンショナー機構の回路診断をしない。

正常に作動しなくなったり、誤って作動したりするなど、重大な傷害につながるおそれがあります。

故障診断コネクターには、点検整備用の故障診断機以外を接続しない。

故障診断コネクターは、専用の機器を接続し車両の故障などを診断するためのコネクターです。故障診断機以外の機器を接続すると、車両システムに悪影響をおよぼしたり、12Vバッテリーがあがったりするなど、思わぬ故障につながるおそれがあります。

  1. 故障診断コネクター

 

お子さまを乗せるときは

お子さまはできるだけリアシートに座らせ必ずシートベルトを着用させる。

シートベルトが首や顔などにあたるなどして、腰骨に正しく着用できないお子さまには、年齢や体の大きさに合ったお子さま専用シートをお使いください。お子さまがエアバッグの前に立っていたり、正しい姿勢で座っていなかったりすると、エアバッグが作動したときに強い衝撃を受け、お子さまの命にかかわる重大な傷害につながるおそれがあり危険です。

また、お子さまを抱いたり、ひざの上に乗せたりすると、急ブレーキ時や衝突時に十分に支えることができず、お子さまが投げ出されたり押しつぶされ、重大な傷害につながるおそれがあります。

窓から手や顔を出させない。

走行中にお子さまが窓から手や顔を出さないよう注意してください。車外の物にあたったり、急ブレーキを踏んだりしたとき、重大な傷害につながるおそれがあります。

車から離れるときはお子さまだけを車内に残さない。

  • お子さまのいたずらにより、装置の作動、車の発進、火災など思わぬ事故につながるおそれがあります。

  • 炎天下の車内は大変高温になり、お子さまが脱水症状を起こすおそれがあります。重症化すると、最悪の場合死に至るなどお子さまの命にかかわる重大な傷害につながるおそれがあり危険です。

 

荷物について

アシストグリップやコートフックなどには重たいものやとがったものをかけない。

服などをかけるときはハンガーを使わないでください。カーテンエアバッグが膨らむときにこれらのものが飛散し、重大な傷害につながるおそれがあります。

ワイパーや方向指示器の操作レバー、セレクトレバーなどのレバー類に物をぶら下げない。

走行中の加速減速、振動、衝撃により、意図しないレバー位置に切り替わり、思わぬ事故につながるおそれがあります。

ルーフの上に直接荷物を積まない。

ルーフの上に直接荷物を積まないでください。荷くずれを起こすなど思わぬ事故につながるおそれがあります。

可燃物、危険物は積まない。

燃料の入った容器やスプレー缶は積まないでください。爆発、火災につながるおそれがあり危険です。

運転席足元には物を置かない。

運転席足元にあき缶などの物を置かないでください。ブレーキペダルやアクセルペダルに物がはさまると、ペダルを正しく操作できなくなるため、思わぬ事故につながるおそれがあります。

 

走行について

走行中はセレクトレバーをニュートラルの位置にしない。

回生ブレーキがまったく効かないため思わぬ事故につながるおそれがあります。

高速走行中やすべりやすい路面では慎重に運転する。

高速走行中、ぬれた路面や凍結路、積雪路などのすべりやすい路面では、急加速や急ブレーキ、急ハンドルを避けてください。タイヤがスリップし、思わぬ事故につながるおそれがあります。また、ぬれた路面を高速で走行すると、タイヤと路面の間に水の膜ができ、タイヤが浮いた状態 (ハイドロプレーニング現象) になるおそれがあります。スピードをひかえめにして運転してください。

冠水した道路を走行しない。

冠水した道路を走行すると、電気部品や電子部品のショートなど、車両に悪影響をおよぼします。万一、水中にひたってしまったときは、必ずマツダ販売店へご相談ください。

横風が強いときは慎重に運転する。

横風が強く、車が横に流されるようなときは、ハンドルをしっかり握り、スピードを徐々に落としてください。トンネルの出口、橋の上、山を削った切り通しなどは特に横風が発生しやすいので注意してください。走行安定性を失い、思わぬ事故につながるおそれがあります。

ブレーキペダルに足をのせたまま走行しない。

ブレーキペダルに足をのせたまま走行しないでください。

  • ブレーキの部品が早く摩耗します。

  • ブレーキが過熱し、効きが悪くなるおそれがあります。

各種の調節は車両を停止させた状態で行なう。

走行中にシートやハンドル、ミラーなどを調節すると、運転姿勢や視界が不安定になる、前方不注意になるなど思わぬ事故につながるおそれがあります。

背もたれは倒しすぎない。

急ブレーキ時や衝突時に、体がシートベルトの下にすべり込み、シートベルトの効果が十分発揮できないため、重大な傷害につながるおそれがあります。

 

駐車について

車から離れるときは、セレクトレバーをPの位置に入れ、パーキングブレーキをかける。

意図せず車両が動き出し思わぬ事故につながるおそれがあります。車から離れるときはセレクトレバーをPの位置に入れ、パーキングブレーキをかけて、メーター内のEPB表示灯が点灯していることを確認してください。坂道に駐車するときなどは必要に応じて輪止めをしてください。

炎天下に駐車するときは、車内にメガネやライターを放置しない。

メガネのレンズが太陽光を集めて引火したり、車内が高温になりライターが爆発したり、火災につながるおそれがあります。

EVシステムを作動させた状態で仮眠しない。

無意識にセレクトレバーを動かし、アクセルペダルを踏み込むと、車が発進して思わぬ事故につながるおそれがあります。

 

事故後の対応について

事故などにあったときは、必ずマツダ販売店で点検を受ける。

エアバッグが作動しない程度の事故であっても、事故の衝撃でシステム本来の機能を損なっているおそれがあるため、万一の場合エアバッグが正常に作動しなくなり、重大な傷害につながるおそれがあります。また、一度作動したプリテンショナー付きシートベルトおよびロードリミッター付きシートベルトをそのままの状態で使用すると、万一の場合シートベルトの効果が十分に発揮できないため、重大な傷害につながるおそれがあります。

 

メンテナンスや廃車について

タイヤを交換するときは指定されたサイズや種類のタイヤを装着する。

指定されたサイズや種類以外のタイヤを装着すると走行安定性が損なわれるため、車両システムが正常に作動しないなど思わぬ事故につながるおそれがあります。

タイヤの空気圧を適正な値に調整する。また、溝がなくなったタイヤは使用しない。

指定された空気圧になっていない場合や十分な溝がないタイヤを使用すると、車両システムが正常に作動しないなど思わぬ事故につながるおそれがあります。

車を廃車される場合は、必ずマツダ販売店に相談する。

エアバッグやプリテンショナー機構が不意に作動し、重大な傷害につながるおそれがあります。

 


  • フロアマットは純正品を使用することをおすすめします。

    フロアマットは車に合ったものを使用し、大きすぎるフロアマットを使用しないでください。

    フロアマットを車に敷くときは次の点を守ってください。

    • フロアマットは重ねて使用しない。

    • フロアカーペットの上のフックでしっかり固定して使用する。

    守られていないと、フロアマットがすべったり、ブレーキペダルやアクセルペダルにフロアマットが引っかかったりなど、ペダル操作のさまたげとなり、思わぬ事故につながるおそれがあります。

  • 水たまりを走行した後や洗車後は、ブレーキパッドがぬれているため、ブレーキの効きが悪くなったり、ぬれていない片方のブレーキだけが効いたりして、ハンドルをとられるおそれがあり危険です。ブレーキの効きが悪いときは、低速で走りながら、効きが回復するまでアクセルペダルを放してブレーキペダルを軽く数回踏んでブレーキを乾かしてください。

  • 次のようなとき、バンパーなど車体の下部を損傷するおそれがありますので、十分注意してください。

    • 車止めのある場所への駐車

    • 路肩に沿っての駐車

    • 路肩など段差のある場所への乗り降り

    • 駐車場など急な坂道への出入り

    • 凸凹やわだちのある道路の走行

  • 車を少し移動させるときでも、必ずEVシステムを始動してください。下り坂などで傾斜を利用して移動させると、ハンドルがロックされたり、ブレーキの効きが悪いため思わぬ事故につながったりするおそれがあります。

  • ハンドルをいっぱいにまわした状態を長く続けると、パワーステアリング装置を損傷するおそれがあります。

  • 車から離れるときは、EVシステムを停止し、パーキングブレーキがかかっていることを確認して、ドアを施錠してください。また、盗難にあわないために、車内には貴重品を置かないでください。

 


  • 坂道でブレーキペダルを踏み続けると、ブレーキが過熱し、効きが悪くなることがあります。

    下り坂ではフットブレーキと回生ブレーキを併用してください。

  • ブレーキペダルは必ず右足で踏んでください。左足でのブレーキ操作は、緊急時の反応が遅れるなど、適切な操作ができないおそれがあります。

  • アクセルペダルの操作でブレーキペダルに靴が接触することがないように、運転に適した靴で運転してください。

  • 停車中は車が動かないようにブレーキペダルをしっかり踏み、必要に応じてパーキングブレーキをかけてください。

  • 発進時は周囲の状況に十分注意してください。

    • 信号待ちなどで停車したときや、駐車後に発進するときは、周囲の安全を十分確認してから発進してください。

    • 後退するときに十分な視界を得られないときは、車から降りて後方の安全を確認してください。

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