充電の種類
駆動用バッテリーの充電方法には、普通充電と急速充電の2種類があります。
駆動用バッテリーの寿命をのばすためには、急速充電をなるべく避けて、普通充電をすることをおすすめします。
駆動用バッテリーの充電にかかる時間は、駆動用バッテリーの充電状態、経年数、温度などによって変わります。
普通充電
普通充電とは、日常的に行なう充電のことです。最大6 kWの電力で充電できます。
駆動用バッテリー残量警告表示/警告灯が点灯してから充電を開始した場合、満充電状態になるまでの時間は次のとおりです。
-
(3 kW普通充電)
およそ12時間
-
(6 kW普通充電)
およそ5時間
普通充電をする際は、充電開始から充電終了までを自動的に行なう、タイマー充電機能を利用できます。利用方法については、「充電内容の設定」を参照してください。
→参照「充電内容の設定」
6 kW普通充電を行なう場合は、充電設備の工事が必要です。詳しくは、マツダ販売店にご相談ください。
急速充電
急速充電とは、急速充電器を使用して短時間で行なう充電のことです。
駆動用バッテリー残量警告表示/警告灯が点灯してから充電を開始した場合、満充電状態になるまでにおよそ40分かかります。
急速充電器を使用するときは、次のことを守る。
お守りいただかないと、思わぬ事故につながるおそれがあります。
普通充電と急速充電を同時に行なうことはできません。充電の異常停止につながりますので、充電コネクターを両方の充電ポートに接続しないでください。
普通充電のしかた
-
セレクトレバーをPの位置にします。
-
電源ポジションをOFFにします。
-
図に示す箇所を押して、充電リッドを開けます。

-
普通充電ポートキャップを開けます。

-
普通充電ポートキャップ
-
充電プラグをコンセントに接続します。
-
充電コネクターを普通充電ポートに接続します。接続が完了すると、充電が開始されます。

-
普通充電ポート
タイマー充電が設定されているときは、充電コネクターを接続しても充電が開始されません。すぐに充電を始めたいときは、タイマー充電キャンセルの機能を使用してください。
充電中に車から離れるときは、必ずドアを施錠してください。
-
充電が終わったら、充電コネクターのロックを解除するためにドアを解錠します。
-
充電コネクターをはずします。
-
普通充電ポートキャップを閉めます。
-
充電リッドを閉めます。
-
充電プラグをはずします。
車から離れるときは、必ずドアを施錠してください。
急速充電のしかた
-
セレクトレバーをPの位置にします。
-
電源ポジションをOFFにします。
-
図に示す箇所を押して、充電リッドを開けます。

-
急速充電ポートキャップを開けます。

-
急速充電ポートキャップ
-
急速充電器の充電コネクターを急速充電ポートに接続します。

-
急速充電ポート
-
急速充電器を操作して、充電を開始します。
急速充電器を操作するときは、必ず急速充電器本体の取り扱い表示に従ってください。操作を誤ると、急速充電器や車両が破損するおそれがあります。
充電中に車から離れるときは、必ずドアを施錠してください。
-
充電が終わったら、充電コネクターのロックを解除するためにドアを解錠します。
-
充電コネクターをはずします。
-
急速充電ポートキャップを閉めます。
-
充電リッドを閉めます。
車から離れるときは、必ずドアを施錠してください。