交通標識認識システム (TSR) とは

※TSR: Traffic Sign Recognition System

TSRは、フォワードセンシングカメラ (FSC) またはナビゲーションシステムが認識した交通標識をディスプレイに表示することで、交通標識の見落とし防止を図り、安全運転を支援するシステムです。

TSRは、最高速度標識 (補助標識も含む)、車両進入禁止標識、一時停止標識、および追い越しのための右側部分はみ出し禁止標識の交通標識を表示します。

ディスプレイに表示されている最高速度標識の速度を自車の速度が超えているときは、警報音およびディスプレイの表示で運転者にお知らせします。

 

最高速度標識、車両進入禁止標識、追い越しのための右側部分はみ出し禁止標識

  1. 標識を認識

  2. 標識を表示

  3. アクティブ・ドライビング・ディスプレイの表示

  4. メーターの表示

  5. 通常画面

  6. i-ACTIVSENSE画面

  7. 認識した最高速度にあわせて、目盛りの色が変わります

 

一時停止標識

  1. 標識を認識と同時に表示

  2. アクティブ・ドライビング・ディスプレイの表示

  3. メーターの表示

 


走行中は、必ず目視にて交通標識を確認する。

TSRは、交通標識の見落とし防止を図り、安全運転を支援するシステムです。天候状況や交通標識の状況などによって、交通標識を認識できなかったり、実際とは異なる交通標識を表示したりすることがあります。交通標識の確認を怠ると思わぬ事故につながるおそれがありますので、必ず、運転者の責任において実際の交通標識を確認してください。

 


  • フォワードセンシングカメラ (FSC) またはナビゲーションシステムに異常がある場合は、TSRが作動しません。

  • TSRは、ナビゲーションシステムのSDカードが挿入されていない場合でも作動します。ただし、最高速度標識の認識性能が低下し、実際とは異なる交通標識を表示するおそれがあります。

  • 次の条件のいずれかを満たしているときは、TSRが正常に作動しないことがあります。

    • フォワードセンシングカメラ (FSC) が対象物を検知できない条件を満たしているとき

      参照「フォワードセンシングカメラ (FSC) について

    • タイヤの空気圧が適正空気圧に調整されていないとき

    • 標準タイヤ以外のタイヤを装着しているとき

    • 高速道路などの料金所、インターチェンジ、サービスエリア、パーキングエリアなどの分岐路やその周辺を走行しているとき

    • 夜間やトンネル内などを走行中、交通標識が自車のヘッドランプの光を受けにくい位置にあるとき

    • 影などで交通標識の明るさが一部異なるとき

    • 交通標識が泥、雪などで汚れているとき

    • 交通標識が木の茂み、車などで隠れているとき

    • 交通標識が曲がっていたり、歪んだりしているとき

    • 交通標識が低すぎたり、高すぎたりするとき

    • 交通標識が明るすぎたり、暗すぎたりするとき (電光標識を含む)

    • 交通標識が大きすぎたり、小さすぎたりするとき

    • 読み取る交通標識の色、形などに似たものがあるとき (類似の交通標識、看板など)

  • アクティブ・ドライビング・ディスプレイのTSRの表示を非表示にできます。

    →マツダコネクト取扱書 「設定」

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