i-ACTIVSENSEについて

i-ACTIVSENSEとは

i-ACTIVSENSEとは

i-ACTIVSENSE (アイ・アクティブセンス) とは、フォワードセンシングカメラ (FSC) やレーダーセンサーなどの検知システムを利用したマツダの先進安全・運転支援システムの総称です。これらのシステムは、アクティブセーフティ技術とプリクラッシュセーフティ技術で構成されています。

これらのシステムはあくまで、ドライバーの安全運転を前提としたシステムであり、運転負荷や事故被害の軽減を目的としています。したがって、各機能には限界がありますので過信せず、安全運転を心がけてください。

プリクラッシュセーフティ技術とは

プリクラッシュセーフティ技術とは、事故が避けづらい状況での衝突回避、避けられず衝突した際の被害低減を図る技術です。

衝突回避支援・被害軽減

前進時

後退時

カメラ、センサーについて

i-ACTIVSENSEは、次の検知システムを利用します。

車両前方

  1. フォワードセンシングカメラ (FSC)

    参照「フォワードセンシングカメラ (FSC) について

  2. フロントカメラ

    参照「フロントカメラ/サイドカメラ/リアカメラについて

  3. サイドカメラ

    参照「フロントカメラ/サイドカメラ/リアカメラについて

  4. フロント超音波センサー

    参照「フロント超音波センサーについて

  5. フロントサイドレーダーセンサー

    参照「フロントサイドレーダーセンサーについて

  6. フロントレーダーセンサー

    参照「フロントレーダーセンサーについて

 

車両後方

  1. リアカメラ

    参照「フロントカメラ/サイドカメラ/リアカメラについて

  2. リア超音波センサー

    参照「リア/リアコーナー/リアサイド超音波センサーについて

  3. リアサイドレーダーセンサー

    参照「リアサイドレーダーセンサーについて

 

車内

  1. ドライバー・モニタリングカメラ

    参照「ドライバー・モニタリングカメラについて

警報・リスク回避支援表示

次のシステムの状態を、警報・リスク回避支援表示の色またはOFF表示で運転者にお知らせします。

  • 車線逸脱警報システム

  • ブラインド・スポット・モニタリング (BSM)

  • ディスタンス & スピード・アラート (DSA)

  • 前側方接近車両検知 (FCTA)

  • 後側方接近車両検知 (RCTA)

  • レーンキープ・アシスト・システム (LAS)

警報・リスク回避支援表示 (白)

システム待機状態

すべてのシステムの作動条件を満たしていないとき、またはシステムに何らかの故障があるときは、警報・リスク回避支援表示 (白) を表示します。

 


たとえば、ブラインド・スポット・モニタリング (BSM) が正常に作動していても車線逸脱警報システムが故障しているときは、警報・リスク回避支援表示 (白) を表示します。

警報・リスク回避支援表示 (緑)

システム作動状態

いずれかのシステムが作動条件を満たしているときは、警報・リスク回避支援表示 (緑) を表示します。

 


警報・リスク回避支援表示 (緑) が表示していても、作動条件を満たしていないシステムは作動しません。

警報・リスク回避支援表示 (橙)

システム警告状態

いずれかのシステムが警報しているときは、警報・リスク回避支援表示 (橙) を表示します。

警報・リスク回避支援OFF表示

システム停止状態

i-ACTIVSENSE OFFスイッチですべてのシステムを停止しているときは、警報・リスク回避支援OFF表示を表示します。

i-ACTIVSENSE OFFスイッチ

i-ACTIVSENSE OFFスイッチを押すと、次のシステムの作動が停止し、メーター内に警報・リスク回避支援OFF表示が表示されます。

  • 車線逸脱警報システム

  • ブラインド・スポット・モニタリング (BSM)

  • ディスタンス & スピード・アラート (DSA)

  • 前側方接近車両検知 (FCTA)

  • 後側方接近車両検知 (RCTA)

  • レーンキープ・アシスト・システム (LAS)

もう一度i-ACTIVSENSE OFFスイッチを押すと、もとの作動状態にもどって警報・リスク回避支援OFF表示が消えます。

i-ACTIVSENSE OFFスイッチ

警報・リスク回避支援OFF表示

 

i-ACTIVSENSE OFFスイッチでシステムを停止したまま電源ポジションをOFFにすると、次に電源ポジションをONにしたときにシステムが自動復帰します。

ただし、マツダコネクトの「設定」でシステムを停止している場合は、自動復帰しません。

 


マツダコネクトの「設定」で、停止するシステムを選択できます。ただし、スマート・ブレーキ・サポート (SBS) の停止は、警報・リスク回避支援OFF表示が表示されている場合にのみ可能です。

→マツダコネクト取扱書 「設定」

フォワードセンシングカメラ (FSC) について

フロントレーダーセンサーについて

フロントレーダーセンサーについて

この車両にはフロントレーダーセンサーが装備されています。

  1. フロントレーダーセンサー

 

フロントレーダーセンサーは、次のシステムが共用しています。

  • ディスタンス & スピード・アラート (DSA)

  • マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール (全車速追従機能付) (MRCC (全車速追従機能付))

  • クルージング & トラフィック・サポート (CTS)

  • スマート・ブレーキ・サポート (SBS) の前進時検知機能

フロントレーダーセンサーは、フロントレーダーセンサーから送信される電波が前方車や障害物に反射し、もどってきた電波を検知することで制御しています。

 


システムを正しく作動させるために、次のことをお守りください。

  • フロントレーダーセンサーのカバーにステッカー (透明なものを含む) などを貼り付けたり、フロントレーダーセンサーのカバーを正規品以外の物に取り替えたりしないでください。

  • フロントレーダーセンサーは、センサー前面の汚れを検知してお知らせする機能を備えていますが、ビニール袋や氷、雪などが付着した場合などは、検出に時間がかかったり、状況によっては検知できなかったりする場合があります。このようなときは、システムが正常に作動しなくなるおそれがありますので、センサーはいつもきれいにしておいてください。

  • マルチインフォメーションディスプレイに“安全運転支援システム一時的に作動しません周囲の安全を確認して走行してください前方のレーダーが汚れています”が表示されたときは、フロントレーダーセンサー付近を清掃してください。

  • グリルガードなどを取り付けないでください。

  • 接触事故などでフロント部分を破損したときは、フロントレーダーセンサーの位置がずれることがあります。ただちにシステムの使用を中止し、必ずマツダ販売店で点検を受けてください。

  • 駐車スペースなどから車両を出すときに、他の車両や障害物をフロントバンパーで押さないでください。フロントレーダーセンサーに荷重が加わり、位置がずれる可能性があります。

  • フロントレーダーセンサー付近を修理、塗装、交換をするときは、マツダ販売店にご相談ください。

  • タイヤは、4輪ともすべて指定されたサイズで、同一メーカー、同一銘柄、同一トレッドパターンのものを使用してください。また、摩耗差の著しいタイヤや空気圧が著しく異なるタイヤを混ぜて使用しないでください。 (応急用スペアタイヤも含む)

 


  • 12 Vバッテリーが弱ってきた場合は、システムが正常に作動しなくなるおそれがあります。

  • 交通量が少なく、フロントレーダーセンサーが検知する前方車が少ない道路を走行すると、ディスプレイに“安全運転支援システム一時的に作動しません周囲の安全を確認して走行してください前方のレーダーが汚れています”が一時的に表示されることがありますが異常ではありません。

  • フロントレーダーセンサーは電波法の基準に適合しています。フロントレーダーセンサーに貼り付けられているラベルはその証明ですのではがさないでください。また、製品を分解および改造すると罰せられることがあります。必ず日本国内でご使用ください。

片側に高架が続いている道路を走行しているときに、フロントレーダーセンサーの機能が一時的に制限されることがあります。

次の条件のいずれかを満たしているときは、フロントレーダーセンサーが前方車や障害物を正確に検知できず、各システムが正常に作動しないことがあります。

  • 前方車の後面が電波を反射しにくいとき (空荷のトレーラー、荷台を幌で囲った車両、樹脂製リアゲートの車両、丸い形状の車両など)

  • 前方車の電波反射面積が小さいとき (車高の低い車両など)

  • 天候が悪いとき (雨、霧、雪など)

  • 前方の視界状況が悪いとき (前方車が水、雪、砂などをまき上げて走行するなど)

  • フロントレーダーセンサーのカバーの表面に異物が付着しているとき (氷、雪、汚れなど)

  • 自車が傾いているとき (荷室や後席に重い荷物を載せたときなど)

  • 強力な電波を発生させる施設や物体などの近くを走行しているとき

次の条件のいずれかを満たしているときは、フロントレーダーセンサーが隣の車線の車両や周辺の障害物を検知したり、前方車や障害物を検知できなかったりして、各システムが正常に作動しないことがあります。

  • 前方車がフロントレーダーセンサーの死角にいるとき

  • 前方車との距離が極端に近いとき

  • 前方車が不安定な走行をしているとき

  • 割り込みなどで車両が急接近してきたとき

  • カーブの始まりやカーブの終わりを走行しているとき

  • カーブが連続する道路を走行しているとき

  • 上り坂と下り坂が繰り返される道路を走行しているとき

  • 車線幅の狭い道路を走行しているとき

  • 悪路や未舗装の道路を走行しているとき

フロントサイドレーダーセンサーについて

この車両にはフロントサイドレーダーセンサーが装備されています。

  1. フロントサイドレーダーセンサー

 

フロントサイドレーダーセンサーは、次のシステムが使用しています。

  • 前側方接近車両検知 (FCTA)

フロントサイドレーダーセンサーは、フロントサイドレーダーセンサーから送信される電波が前方からの接近車両や障害物に反射し、もどってきた電波を検知することで制御しています。

 


システムを正しく作動させるために、次のことをお守りください。

  • フロントサイドレーダーセンサー付近のフロントバンパー表面は、いつもきれいにしておいてください。またステッカーなども貼り付けないでください。

    参照「外装の手入れ

  • フロントバンパーに強い衝撃が加わったときは、システムが正常に作動しなくなるおそれがあります。ただちにシステムの使用を中止し、マツダ販売店で点検を受けてください。

  • フロントサイドレーダーセンサーが接近車両を正しく検知するために、車両搭載状態でフロントサイドレーダーセンサーの向きを車両ごとに調整して出荷しています。フロントサイドレーダーセンサーの向きが何らかの原因でずれた場合は、マツダ販売店で点検を受けてください。

  • フロントサイドレーダーセンサーの修理、交換をするときや、フロントサイドレーダーセンサー付近のバンパーの修理、塗装、交換をするときは、マツダ販売店にご相談ください。

 


フロントサイドレーダーセンサーは、日本国内の電波法の認可を受けています。日本国外で走行する際には、その国の認可を受ける必要があります。

次の条件のいずれかを満たしているときは、フロントサイドレーダーセンサーの検知性能が低下し、各システムが正常に作動しないことがあります。

  • 天候が悪いとき (雨、霧、雪など)

  • フロントサイドレーダーセンサー付近のフロントバンパーが変形したとき

  • フロントサイドレーダーセンサー付近のフロントバンパーに異物が付着しているとき (氷、雪、泥など)

フロントサイドレーダーセンサーは、次のような対象物を検知できないことがあります。

  • 小型の二輪車

  • 自転車

  • 歩行者

  • 動物

  • ショッピングカート

  • 道路上および道路端の静止物体

  • レーダーが反射しにくい形状の車両 (車高の低い空荷のトレーラー、スポーツカーなど)

リアサイドレーダーセンサーについて

この車両にはリアサイドレーダーセンサーが装備されています。

  1. リアサイドレーダーセンサー

 

リアサイドレーダーセンサーは、次のシステムが共用しています。

  • ブラインド・スポット・モニタリング (BSM)

  • 後側方接近車両検知 (RCTA)

  • スマート・ブレーキ・サポート (SBS) の後進時検知機能

  • 緊急時車線維持支援 (ELK)

リアサイドレーダーセンサーは、リアサイドレーダーセンサーから送信される電波が後方からの接近車両や障害物に反射し、もどってきた電波を検知することで制御しています。

 


システムを正しく作動させるために、次のことをお守りください。

  • リアサイドレーダーセンサー付近のリアバンパー表面は、いつもきれいにしておいてください。またステッカーなども貼り付けないでください。

    参照「外装の手入れ

  • リアバンパーに強い衝撃が加わったときは、システムが正常に作動しなくなるおそれがあります。ただちにシステムの使用を中止し、マツダ販売店で点検を受けてください。

  • リアサイドレーダーセンサーが接近車両を正しく検知するために、車両搭載状態でリアサイドレーダーセンサーの向きを車両ごとに調整して出荷しています。リアサイドレーダーセンサーの向きが何らかの原因でずれた場合は、マツダ販売店で点検を受けてください。

  • リアサイドレーダーセンサーの修理、交換をするときや、リアサイドレーダーセンサー付近のバンパーの修理、塗装、交換をするときは、マツダ販売店にご相談ください。

 


リアサイドレーダーセンサーは、日本国内の電波法の認可を受けています。日本国外で走行する際には、その国の認可を受ける必要があります。

次の条件のいずれかを満たしているときは、リアサイドレーダーセンサーの検知性能が低下し、各システムが正常に作動しないことがあります。

  • 天候が悪いとき (雨、霧、雪など)

  • リアサイドレーダーセンサー付近のリアバンパーが変形したとき

  • リアサイドレーダーセンサー付近のリアバンパーに異物が付着しているとき (氷、雪、泥など)

リアサイドレーダーセンサーは、次のような対象物を検知できないことがあります。

  • 小型の二輪車

  • 自転車

  • 歩行者

  • 動物

  • ショッピングカート

  • 道路上および道路端の静止物体

  • レーダーが反射しにくい形状の車両 (車高の低い空荷のトレーラー、スポーツカーなど)

フロント超音波センサーについて

リア超音波センサーについて

フロントカメラ/サイドカメラ/リアカメラ

この車両には、フロントカメラ、サイドカメラ、リアカメラが装備されています。

  1. サイドカメラ

  2. フロントカメラ

  3. リアカメラ

 

各カメラは、次のシステムが使用しています。

  • 360°ビュー・モニター

フロントカメラ、サイドカメラ、リアカメラは、車両周辺の映像を撮影します。

ドライバー・モニタリングカメラ

この車両にはドライバー・モニタリングカメラが装備されています。

  1. ドライバー・モニタリングカメラ

 

ドライバー・モニタリングカメラは、次のシステムが使用しています。

  • ドライバー・モニタリング

ドライバー・モニタリングカメラは、顔の各部位の変化を検出し、運転者の疲労や眠気を推定します。

 


  • 次の条件のいずれかを満たしているときは、ドライバー・モニタリングまたは早期の衝突警報が正常に作動しないことがあります。

    • ドライバー・モニタリングカメラを覆い隠したとき

    • ハンドルを覆うような姿勢で運転しているとき

    • メガネ、サングラスを着用しているとき

    • 帽子、前髪などで目の一部が隠れたり、マスクなどで顔の一部が隠れたりしているとき

    • 光環境条件が大きく変化したとき (西日などによる逆光、側光、順光および対向車のヘッドランプなど)

    • 顔を (大きく) 横に傾けた姿勢で運転しているとき

    • 運転者が大きく動いているとき

    • 頻繁に顔の向きや視線を正面方向 (進行方向) 以外に向けているとき

    • 視線が動いているとき、動き終わった直後

    • 視線と顔の向きが大きく異なっているとき

    • 顔を大きく傾けて運転しているとき

    • フリー/オープンソース ソフトウェア情報

      この製品は、フリー/オープン ソースを含みます。ライセンスおよびソースコードについての情報は、次のWebサイトから入手することができます。

      http://www.embedded-carmultimedia.jp/RTOS/License/oss/DMS_0201/

ハイ・ビーム・コントロールシステム (HBC) とは

作動させるとき

電源ポジションがONの状態でランプスイッチがAUTOの位置のときに、ヘッドランプを下向き (ロービーム) にします。

周囲の明るさからHBCが夜と判断すると作動します。同時に、メーター内のHBC表示灯 (緑) が点灯します。

 

 


HBCを作動しないように変更できます。

→マツダコネクト取扱書 「設定」

作動させるとき

電源ポジションがONの状態でランプスイッチがAUTOの位置のときに、ヘッドランプを下向き (ロービーム) にします。

周囲の明るさからALHが夜と判断すると作動します。同時に、メーター内のALH表示灯 (緑) が点灯します。

 


ALHを作動しないように変更できます。

→マツダコネクト取扱書 「設定」

手動で切り替えるとき

ヘッドランプを下向き (ロービーム) に切り替えるとき

ランプスイッチをの位置に切り替える、もしくはALHスイッチを押します。

ALH表示灯 (緑) が消灯します。

  1. ALHスイッチ

 

ALHスイッチでALHを停止した場合は、もう一度ALHスイッチを押すとALHが作動可能な状態にもどります。

ヘッドランプを上向き (ハイビーム) に切り替えるとき

レバーをハイビームの位置にします。

ALH表示灯 (緑) が消灯し、ヘッドランプ上向き表示灯が点灯します。

360° ビュー・モニターとは

360° ビュー・モニターとは

360°ビュー・モニターは次のシステムで構成されており、センターディスプレイの表示や各種警報により、低速走行時や駐車時に車両周辺の確認を支援するシステムです。

  • トップビュー

    車両の前後左右にある4つのカメラの映像を組み合わせ、車両を真上から見たイメージをセンターディスプレイに表示します。トップビューは、フロントビュー/フロントワイドビュー、またはリアビュー/リアワイドビュー画面を表示しているときに、画面左側に表示します。車両の前進時、または後退時に車両周辺の確認を補助するシステムです。

  • フロントビュー/フロントワイドビュー

    センターディスプレイに車両前方の映像を表示します。

    表示した車両前方の映像上にガイド線を映し出すことで、車両前方の確認を補助するシステムです。

  • サイドビュー

    センターディスプレイに車両左右前側面の映像を表示します。

    表示した車両左右前側面の映像上にガイド線を映し出すことで、車両側面の確認を補助するシステムです。

  • リアビュー/リアワイドビュー

    センターディスプレイに車両後方の映像を表示します。

    表示した車両後方の映像上にガイド線を映し出すことで、車両後方の確認を補助するシステムです。

  • パーキングセンサー

    トップビュー/サイドビュー表示中、車両周辺に障害物がある場合、センターディスプレイに検知表示を表示します。

    車庫入れや縦列駐車などの低速走行時に、車両周辺の障害物を超音波センサーで検出し、おおよその距離をブザーおよび検知表示により運転者に知らせるシステムです。

    参照「パーキングセンサー

  • 前側方接近車両検知 (FCTA)

    フロントビュー/フロントワイドビュー/サイドビュー表示中、車両が接近し、自車と衝突の可能性がある場合、センターディスプレイに警告を表示します。

    前側方接近車両検知 (FCTA) は、交差点などで自車が発進するときの左右確認を支援するシステムです。

    参照「前側方接近車両検知 (FCTA) とは

  • 後側方接近車両検知 (RCTA)

    リアビュー/リアワイドビュー表示中、車両が接近し、自車と衝突の可能性がある場合、センターディスプレイに警告を表示します。

    後側方接近車両検知 (RCTA) は、自車の後左右から接近する車両の存在をリアサイドレーダーセンサーで検知し、ブラインド・スポット・モニタリング (BSM) 接近表示灯の点滅および警報チャイムで知らせることにより、車両後退時の後方確認を支援するシステムです。

    参照「後側方接近車両検知 (RCTA) とは

360°ビュー・モニター範囲

  1. カメラ

  2. 超音波センサー

  3. レーダーセンサー

 


必ず車両周辺の安全をミラーや目視で直接確認しながら運転する。

360°ビュー・モニターはあくまでも車両周辺の安全を確認するための補助装置です。

カメラの撮影範囲やセンサーの検出範囲には限界があります。たとえば、車両アイコン前後の黒い範囲および各カメラの映像のつなぎ目は死角となり対象物が映らない場合があります。また、車幅延長線および予想進路線などはあくまで目安であり、画面に映し出されている映像は、実際の状況とは異なる場合があります。

 


  • 次のような状況では危険ですので、360°ビュー・モニターを使用しないでください。

    • 凍結したすべりやすい路面や雪道

    • タイヤチェーン、応急用スペアタイヤを使用しているとき

    • フロントドアやリアドアが完全に閉まっていないとき

    • 坂道などの平坦でない道路

    • ドアミラーを格納しているとき

  • フロント/リアカメラ部、フロント/リアゲート、ドアミラーに強い衝撃を与えないでください。カメラの位置や取り付け角度がずれるおそれがあります。

  • カメラのカバーは樹脂ですので、油膜取り剤、有機溶剤、ワックス、ガラスコート剤などを付着させないでください。付着したときは、すぐにやわらかい布などでふき取ってください。

  • カメラのレンズを強くこすったり、研磨剤や硬いブラシなどでみがいたりしないでください。カメラのレンズが傷つき、映像に悪影響をおよぼすおそれがあります。

  • フロント/リアカメラ部、フロント/リアゲート、ドアミラー付近を修理、塗装、交換するときは、マツダ販売店にご相談ください。

  • 360°ビュー・モニターを正常に作動させるために次の点をお守りください。

    • 前後輪とも必ず指定されたサイズのタイヤを装着してください。タイヤ交換などを行なうときは、マツダ販売店にご相談ください。

  • ディスプレイが冷えているときは、映像が尾を引いたり、画面が通常よりも暗くなったり、車両周辺の状況を確認しにくくなる場合があります。必ず前方および周囲の安全を直接確認しながら運転してください。

  • 360°ビュー・モニターを使って駐・停車する方法は、道路事情、路面状況、自車の状況によって違います。ハンドル操作のタイミング、操作量は状況によって異なりますので、周囲を直接確認しながら状況にあわせた操作を行なってください。また、操作を行なう前は、必ず駐・停車スペースに車両が駐・停車できるかを確認してください。

 


  • サイドカメラとセンターディスプレイは保安基準適合部品です。サイドカメラまたはセンターディスプレイが故障したときは速やかにマツダ販売店にご相談ください。

  • カメラのレンズに水滴や雪、泥などがついているときは、やわらかい布などでふき取ってください。汚れがひどい場合は、中性洗剤で洗い流してください。

  • 接触事故などでフロント/リアゲート、ドアミラーなどカメラ取り付け位置周辺に衝撃が加わったときは、カメラ (位置、取り付け角度) がずれているおそれがあります。必ずマツダ販売店で確認を行なってください。

  • 寒いときにお湯をかけるなど、カメラ部に急激な温度変化を与えると360°ビュー・モニターが正常に作動しなくなるおそれがあります。

  • 寒冷時に走行してカメラ部の温度が下がると、トップビューおよびサイドビューが見えにくくなることがありますが、故障ではありません。しばらく停車するなどしてカメラ部の温度が上がると、正常な状態にもどります。

  • 12 Vバッテリーの電圧が低いときは画面が見えにくくなることがありますが、異常ではありません。

  • 360°ビュー・モニターには限界があります。バンパーの下にあるものやバンパーの両端付近は映りません。

  • カメラの映像範囲よりも上にある障害物については表示されません。

  • 次のような状況では、画面が見えにくくなることがありますが、故障ではありません。

    • レンズ付近の温度が高い/低いとき

    • 雨天時など、カメラに水滴がついたときや湿度が高いとき

    • カメラ付近に泥などの異物がついたとき

    • 太陽やヘッドランプなど高輝度な光がカメラのレンズに直接当たったとき

    • 周囲が車両のライト、蛍光灯の光または、LEDの光で照らされているとき (ディスプレイがちらつくことがあります)

    • 極小の黒い点または極小の白い点が画面に含まれているとき (点がちらつくことがあります)

  • 360°ビュー・モニターのカメラは特殊なレンズを使用しているため、画面に映る映像の距離間隔は実際の距離とは異なります。

  • リアビュー、リアワイドビューは鏡面画像になっています。

  • 人や障害物などが実際とは異なって表示されることがあります。 (倒れているように表示されたり、実際より長く、または大きく表示されたりすることがあります)

  • カメラやその周辺にステッカーを貼り付けたり、アクセサリー用品、字光式ナンバープレートなどを取り付けたりしないでください。カメラが周囲の状況を正確に映し出さなくなります。

  • フリー/オープンソース ソフトウェア情報

    この製品は、フリー/オープン ソースを含みます。ライセンスおよびソースコードについての情報は、次のWebサイトから入手することができます。

    https://www.denso.com/global/en/opensource/svss/mazda/

画面に表示できる映像の種類

トップビュー/フロントビュー

車両周辺および車両前方の映像を表示します。

  1. トップビュー画面

  2. フロントビュー画面

  3. “周囲の安全を確認してください”

 

トップビュー/フロントワイドビュー

車両周辺および車両前方 (広域) の映像を表示します。

  1. トップビュー画面

  2. フロントワイドビュー画面

  3. “周囲の安全を確認してください”

 

サイドビュー

車両左右前側面の映像を表示します。

  1. 左前側面画面

  2. 右前側面画面

  3. “周囲の安全を確認してください”

 

トップビュー/リアビュー

車両周辺および車両後方の映像を表示します。

  1. トップビュー画面

  2. リアビュー画面

  3. “周囲の安全を確認してください”

 

トップビュー/リアワイドビュー

車両周辺および車両後方 (広域) の映像を表示します。

  1. トップビュー画面

  2. リアワイドビュー画面

  3. “周囲の安全を確認してください”

使用するとき

トップビュー/フロントビュー、フロントワイドビュー、サイドビュー

表示

次の条件をすべて満たしているときに360°ビュー・モニター・スイッチを押すと画面に映像を表示します。

  • 電源ポジションがONのとき

  • セレクトレバーをRの位置以外にしているとき

表示の切り替え

表示される画面を360°ビュー・モニタースイッチを押すたびに変更できます。

  1. トップビュー/フロントビュー

  2. トップビュー/フロントワイドビュー

  3. サイドビュー

  4. ホームスクリーン

 


  • セレクトレバーがRの位置のときは、トップビュー/フロントビュー、フロントワイドビュー、およびサイドビューに切り替わりません。

  • 表示条件を満たしていても、次のいずれかの場合はトップビュー/フロントビュー、フロントワイドビュー、サイドビューの表示を終了します。

    • コマンダーノブ周囲のスイッチを押したとき

    • セレクトレバーをPの位置にしたとき (セレクトレバーがPの位置以外のときに表示させた場合)

    • (車速が15 km/h未満のときに表示させた場合)

      • 4分30秒経過したとき

      • 車速が約15 km/h以上になったとき

    • (車速が約15 km/h以上のときに表示させた場合)

      • 360°ビュー・モニター・スイッチを操作して8秒経過したときに、車速が約15 km/h以上のとき

      • 360°ビュー・モニター・スイッチを操作して8秒経過したときに、車速が15 km/h未満のときは、その時点から4分22秒経過したとき

  • 360°ビュー・モニターの設定を次のように変更することができます。

    →マツダコネクト取扱書 「設定」

    • 超音波センサーが障害物を検知したときの360°ビュー・モニター自動表示

    • 電源ポジションをONにしたときの360°ビュー・モニター自動表示

    • システム起動時の優先画面表示

トップビュー/リアビュー、トップビュー/リアワイドビュー

次の条件をすべて満たしているときに作動します。

  • 電源ポジションがONのとき

  • セレクトレバーをRの位置にしているとき

表示の切り替え

表示される画面を360°ビュー・モニタースイッチを押すたびに変更できます。

  1. トップビュー/リアビュー

  2. トップビュー/リアワイドビュー

 


  • トップビュー/リアビュー、トップビュー/リアワイドビューは、360°ビュー・モニター・スイッチのON/OFFにかかわらず、セレクトレバーをRの位置にすると自動的に表示されます。

  • 縦列駐車時などに、360°ビュー・モニター・スイッチを操作しなくても、前方の確認ができるよう、後退から前進へシフトチェンジしたとき、トップビュー/フロントビューを表示するように設定を変更できます。

    →マツダコネクト取扱書 「設定」

画面操作/アイコン

表示/アイコン

内容

(1)

ビューステータスアイコン

フロントビュー/フロントワイドビュー/サイドビュー/リアビュー/リアワイドビューのうち、どの映像を表示しているかを示します。

(2)

パーキングセンサーステータスアイコン

パーキングセンサーに異常があるとき、またはOFFであることを示します。

トップビュー/フロントビュー

発進時、または駐・停車時に周囲の安全を確認するときの補助としてご使用ください。

表示範囲

  1. 対象物

 


  • トップビュー画面は、車両アイコン前後の黒い範囲および各カメラからの映像のつなぎ目は死角となります。

  • トップビュー画面は、各カメラからの映像を加工処理し表示しているため、次のように表示される場合があります。

    • いずれかのカメラで色味のあるものを広い範囲写すと、画面全体が影響を受け、その色で表示されることがあります

    • フロントビューで表示されている障害物が表示されないことがあります。

    • 車両の傾きで各カメラの位置や角度が変わると映像がずれて表示されることがあります。

    • 路上の線が映像のつなぎ目でずれて表示されることがあります。

    • いずれかのカメラ付近の照度条件により、画面全体が明るく/暗く表示されることがあります。

画面の見方

 

表示/アイコン

内容

(1)

タイヤアイコン

タイヤの向きを示します。ハンドル操作に連動して動きます。

(2)

予想進路線 (黄色)

車両の予想進路の目安を示します。ハンドル操作に連動して動きます。

a) フロントバンパーの端が通過する目安を示すライン

b) 車両の内側が通過する目安を示すライン

(3)

車幅延長線 (青色)

車幅の延長の目安を示します。

(4)

予想進路距離目安線 (赤色/黄色)

車両前方の距離 (バンパー前端から) を示します。

  • 赤色のラインはフロントバンパー前端から約0.5 m先を示します。

  • 黄色のラインはフロントバンパー前端から約1 m と約2 m先を示します。

 


パーキングセンサーの検出範囲には限界があります。たとえば、側方から近づく障害物や背の低いものなどは検出できないことがあります。必ず周囲の安全を直接確認しながら運転してください。

詳細はパーキングセンサーの検知表示とブザーを参照してください。

参照 「パーキングセンサーとは

 


予想進路線を表示させないように設定を変更できます。

→マツダコネクト取扱書 「設定」

予想進路線の使用方法

  1. (画面の状況)

  2. (実際の状況)

 

予想進路線が障害物にかかっていないことを確認します。

予想進路線が障害物にかからないようハンドルを操作して前進します。

フロントワイドビュー

発進時、または丁字路や交差点への進入時に周囲の安全を確認するときの補助としてご使用ください。

表示範囲

  1. 対象物

 


  • トップビュー画面は、車両アイコン前後の黒い範囲および各カメラからの映像のつなぎ目は死角となります。

  • トップビュー画面は、各カメラからの映像を加工処理し表示しているため、次のように表示される場合があります。

    • いずれかのカメラで色味のあるものを広い範囲写すと、画面全体が影響を受け、その色で表示されることがあります。

    • フロントビューで表示されている障害物が表示されないことがあります。

    • 車両の傾きで各カメラの位置や角度が変わると映像がずれて表示されることがあります。

    • 路上の線が映像のつなぎ目でずれて表示されることがあります。

    • いずれかのカメラ付近の照度条件により、画面全体が明るく/暗く表示されることがあります。

画面の見方

 

表示/アイコン

内容

(1)

車幅延長線、距離目安線 (赤色/青色)

車幅の延長の目安、車両前方の距離 (バンパー前端から) を示します。

  • 赤色のラインはフロントバンパー前端から約0.5 m先までを示します。

  • 青色のラインはフロントバンパー前端の約0.5 m先から約2 m先までを示します。

 


フロントワイドビュー画面は、車両の前方を広角にとらえて表示し、側方から接近する対象物を発見しやすくする目的で映像を補正しています。そのため、実際の見え方とは異なります。

サイドビュー

発進時、または駐・停車時に周囲の安全を確認するときの補助としてご使用ください。

表示範囲

  1. 対象物

画面の見方

 

表示/アイコン

内容

(1)

予想進路線 (黄色)

車両の予想進路の目安を示します。ハンドル操作に連動して動きます。

予想進路線 (黄色) は車両の内側が通過する目安を示すラインです。

(2)

車両平行線 (青色)

ドアミラーを含んだ車幅の目安を示します。

(3)

車両前端線 (青色)

車両の最前端 (バンパー先端) から約0.25 m先を示します。

 


予想進路線を表示させないように設定を変更できます。

→マツダコネクト取扱書 「設定」

予想進路線の使用方法

  1. (画面の状況)

  2. (実際の状況)

 

予想進路線が障害物にかかっていないことを確認します。

予想進路線が障害物の内側 (A) になるハンドル操作量を保持して車両が障害物を通り過ぎるまで前進します。

予想進路線が障害物上にあるとき (B) や障害物の外側 (C) にあるときは、小回りをすると障害物に触れる可能性があります。

 


  • パーキングセンサーの検出範囲には限界があります。たとえば、側方から近づく障害物や背の低いものなどは検出できないことがあります。必ず周囲の安全を直接確認しながら運転してください。

    詳細はパーキングセンサーの検知表示とブザーを参照してください。

    参照「パーキングセンサーとは

  • サイドビューの映像から障害物が見えなくなっても車両が障害物を通り過ぎるまでハンドルを切り足さないでください。ハンドルを切り足すと小回りすることになり障害物に接触する可能性があります。

 


  • 画面に映し出される映像と実際の状況は異なることがありますので、必ずミラーや目視で周囲の安全を確認しながら運転してください。

  • 画面に映し出されている路肩の縁石や駐車スペースの区画線などの目標物と車両平行線が平行に見えていても、実際には平行ではないことがあります。

トップビュー/リアビュー

後退時、または駐・停車時に周囲の安全を確認するときの補助としてご使用ください。

画面に映し出される範囲

  1. 対象物

 


  • トップビュー画面は、車両アイコン前後の黒い範囲および各カメラからの映像のつなぎ目は死角となります。

  • トップビュー画面は、各カメラからの映像を加工処理し表示しているため、次のように表示される場合があります。

    • いずれかのカメラで色味のあるものを広い範囲写すと、画面全体が影響を受け、その色で表示されることがあります。

    • リアビューで表示されている障害物が表示されないことがあります。

    • 車両の傾きで各カメラの位置や角度が変わると映像がずれて表示されることがあります。

    • 路上の線が映像のつなぎ目でずれて表示されることがあります。

    • いずれかのカメラ付近の照度条件により、画面全体が明るく/暗く表示されることがあります。

画面の見方

 

表示/アイコン

内容

(1)

タイヤアイコン

タイヤの向きを示します。ハンドル操作に連動して動きます。

(2)

予想進路線 (黄色/赤色)

車両の予想進路の目安を示します。ハンドル操作に連動して動きます。

a) 後輪が通過する目安を示すライン

b) 車両の外側が通過する目安を示すライン

(3)

車幅延長線 (青色)

車幅の延長の目安を示します。

(4)

予想進路距離目安線 (黄色/赤色)

車両後方の距離 (バンパー後端から) を示します。

  • 赤色のラインはリアバンパー後端から約0.5 m先を示します。

  • 黄色のラインはリアバンパー後端から約1 mと約2 m先を示します。

 


予想進路線を表示させないように設定を変更できます。

→マツダコネクト取扱書 「設定」

予想進路線の使用方法

 


  • 後退時にハンドル操作を行なうと、車両の先端が外側に大きく振れます。車両と障害物の間は十分な間隔を保ってください。

  • パーキングセンサーの検出範囲には限界があります。たとえば、側方から近づく障害物や背の低いものなどは検出できないことがあります。必ず周囲の安全を直接確認しながら運転してください。

    詳細はパーキングセンサーの検知表示とブザーを参照してください。

    参照「パーキングセンサーとは

 


  • 駐車するときは、次のように画面に映し出される映像と実際の状況は異なることがありますので、必ず後方および周囲の安全を直接確認しながら運転してください。

    • 画面に映し出される駐車スペース (車庫など) の後端と距離目安線が平行に見えていても、実際には平行ではないことがあります。

    • 駐車場の区画線が片側しかないときは、区画線と車幅延長線が平行に見えていても、実際には平行ではないことがあります。

  • 次に示す状況は、ハンドルを左側にまわして後退し、駐車する例を示しています。逆方向から後退し駐車するときは、左右が逆になります。

  1. 車両が駐車スペースの中に入るようにハンドル操作を行ない後退します。

     

    1. (画面の状況)

    2. (実際の状況)

  2. 車両が駐車スペース内に入ったら、車幅延長線と駐車スペース左右の間隔が、車両付近の位置で同じくらいになるようにハンドルを操作して、ゆっくり後退します。

  3. 車幅延長線と駐車スペースが平行になったら、ハンドルを直進状態にして、ゆっくり後退します。周囲の状況を十分に確認し、最適な位置で停止します。 (駐車スペースに区画線がある場合は区画線と車幅延長線が平行になったとき)

     

    1. (画面の状況)

    2. (実際の状況)

トップビュー/リアワイドビュー

後退時、または駐・停車時に周囲の安全を確認するときの補助としてご使用ください。

画面に映し出される範囲

  1. 対象物

 


  • トップビュー画面は、車両アイコン前後の黒い範囲および各カメラからの映像のつなぎ目は死角となります。

  • トップビュー画面は、各カメラからの映像を加工処理し表示しているため、次のように表示される場合があります。

    • いずれかのカメラで色味のあるものを広い範囲写すと、画面全体が影響を受け、その色で表示されることがあります。

    • フロントビューで表示されている障害物が表示されないことがあります。

    • 車両の傾きで各カメラの位置や角度が変わると映像がずれて表示されることがあります。

    • 路上の線が映像のつなぎ目でずれて表示されることがあります。

    • いずれかのカメラ付近の照度条件により、画面全体が明るく/暗く表示されることがあります。

画面の見方

 

表示/アイコン

内容

(1)

車幅延長線、距離目安線 (赤色/青色)

車幅の延長の目安、車両後方の距離 (バンパー後端から) を示します。

  • 赤色のラインはリアバンパー後端から約0.5 m先までを示します。

  • 青色のラインはリアバンパー後端の約0.5 m先から約2 m先までを示します。

 


リアワイドビュー画面は、車両の後方を広角にとらえて表示し、側方から接近する対象物を発見しやすくする目的で映像を補正しています。そのため、実際の見え方とは異なります。

画面上の路面と実際の路面の誤差

画面上の路面と実際の路面とでは誤差が生じます。距離感の誤差は事故につながるおそれがありますので、次のような、誤差の起こりやすい状況を確認しておいてください。

 

人や荷物の重みで車が傾いているとき

車両が傾いているときは、カメラに映る障害物は車体からの距離が実際の位置と違って見えます。

フロントカメラ

  1. 障害物

  2. 誤差

サイドカメラ

  1. 障害物

  2. 誤差

リアカメラ

  1. 障害物

  2. 誤差

 

車両前方、または後方に勾配の急な上り坂や下り坂があるとき

車両前方、または後方に勾配の急な上り坂 (下り坂) があるときは、カメラに映る障害物は車体からの距離が実際よりも遠く (近く) にあるように見えます。

フロントカメラ

  1. 実際よりも遠くに見える

  2. 画面で見える車体から障害物の距離

  3. 車体から障害物の実際の距離

  4. 実際の障害物

  5. 画面上での障害物

  6. 実際よりも近くに見える

サイドカメラ

  1. 実際よりも遠くに見える

  2. 画面で見える車体から障害物の距離

  3. 車体から障害物の実際の距離

  4. 実際の障害物

  5. 画面上での障害物

  6. 実際よりも近くに見える

リアカメラ

  1. 実際よりも遠くに見える

  2. 画面で見える車体から障害物の距離

  3. 車体から障害物の実際の距離

  4. 画面上での障害物

  5. 実際の障害物

  6. 実際よりも近くに見える

 


車両が坂にある場合でも同じように誤差が生じます。

 

車両前方、または後方に立体物があるとき

車両前端線 (サイドカメラ)、または距離目安線 (リアカメラ) は水平な路面を基準に表示されているため、画面に映っている立体物との距離は実際とは異なります。

サイドカメラ

  1. (画面の状況)

  2. (実際の状況)

リアカメラ

  1. (画面の状況)

  2. (実際の状況)

  3. 画面上の距離感 A>B>C

  4. 実際の距離 B>C=A

こんなときは

センターディスプレイの表示

原因

処置方法

“カメラ映像信号がありません” と表示される。

制御ユニットの故障が考えられます。

マツダ販売店で点検を受けてください。

画面が真っ暗で何も映らない。

カメラなどの故障が考えられます。

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