アダプティブ・LED・ヘッドライト (ALH)

アダプティブ・LED・ヘッドライト (ALH) について

ALHは、夜間走行時に前方の状況を判断して、ヘッドランプの照射範囲や明るさを自動的に変化させるシステムです。

ALHには、次の4つの機能があります。

グレアフリー (防眩) ハイビーム

ヘッドランプ上向き (ハイビーム) 時に、前方車や眩しい標識への照射を減光します。

マーキングライト

自車と衝突する可能性がある歩行者をヘッドランプで強調照射します。

ヘッドランプが下向き (ロービーム) のとき

歩行者をヘッドランプ上向き (ハイビーム) の一部光源で照射します。

ヘッドランプが上向き (ハイビーム) のとき

歩行者への照射のみ点滅させます。

ワイド配光ロービーム

ヘッドランプ下向き (ロービーム) の照射範囲を拡大します。

ハイウェイモード

高速走行時にヘッドランプの照射角度を上方に向けます。

アダプティブ・LED・ヘッドライト (ALH) 使用上の警告・注意

 


  • ALHを正常に作動させるために、次のことをお守りください。

    • サスペンションを改造しないでください。

    • ヘッドランプユニットを改造しないでください。

    • フォワードセンシングカメラ (FSC) を取りはずさないでください。

  • システムを過信せず、必要に応じて上向き (ハイビーム) と下向き (ロービーム) を手動で切り替えてください。

アダプティブ・LED・ヘッドライト (ALH) の使いかた

 


  • フォワードセンシングカメラ (FSC) が対象物を検知できず、ALHが正常に作動しないことがあります。

    参照「フォワードセンシングカメラ (FSC) について

  • 標識の位置や眩しさによっては、グレアフリー (防眩) ハイビームが正常に作動しないことがあります。

  • 歩行者の位置や動きによっては、マーキングライトが正常に作動しないことがあります。

ALHを使用する

ランプスイッチがAUTOの位置にあることを確認する。

ALHが周囲の状況を判断して自動で作動します。

ALHが作動すると、メーター内のALH表示灯が点灯します。

グレアフリー (防眩) ハイビームが作動するとき

対象に応じた条件をすべて満たしている場合に、グレアフリー (防眩) ハイビームが作動します。

  • (対象が前方車の場合)

    • 車速が約30 km/h以上のとき

    • システムが前方車を検知しているとき

  • (対象が標識の場合)

    • 車速が約60 km/h以上のとき

    • システムが眩しい標識を検知しているとき

マーキングライトが作動するとき

車速が約20 km/hから約80 km/hの場合に、システムが自車と衝突する可能性のある歩行者を検知すると、マーキングライトが作動します。

ワイド配光ロービームが作動するとき

次の条件のいずれかを満たしている場合に、ワイド配光ロービームが作動します。

  • 車速約40 km/h未満で走行中のとき

  • 停車中に方向指示灯を点滅させたとき

ハイウェイモードが作動するとき

車速が約95 km/h以上のときにハイウェイモードが作動します。

作動中のALHを停止する

ALHが停止すると、メーター内のALH表示灯 (緑) が消灯します。

もう一度ALHスイッチを押すと、ALHが作動可能な状態にもどります。

 


  • ALHを停止したまま車両の電源をOFFにすると、次に車両の電源をONにしたときにALHが自動的にONになります。

ALHをOFFにする

マツダコネクトでALHをOFFにできます。

→マツダコネクト “設定” で設定する、またはマツダ販売店にご相談ください。

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