けん引が必要なとき

けん引フックを使う

 


けん引するときは次の点に注意してください。けん引フックや車体および駆動装置を損傷するおそれがあります。

  • 自車の重量より重い車はけん引しないでください。

  • 急発進など、けん引フックやロープに大きな衝撃が加わる運転をしないでください。

  • けん引フック以外にロープをかけないでください。

  • 金属製のチェーンやワイヤーロープなどを使用するときは、ロープやロープ先端に付いているフック部に布などを巻いてください。直接バンパーにあたると、傷がつくおそれがあります。

  1. けん引フック、ホイールレンチをトランクルームから取り出す。

    1. 工具袋

    2. ホイールレンチ

    3. けん引フック

     

  2. ホイールレンチなどの先端に布を巻いてカバーを取りはずす。

    フロント

     

    リア

     


    カバーはバンパーから完全に取りはずし、紛失しないように保管してください。

  3. けん引フックを取り付ける。

    フロント

    1. ホイールレンチ

    2. けん引フック

     

    リア

    1. ホイールレンチ

    2. けん引フック

  4. けん引ロープをフックにかける。

    1. ロープの中央に0.3 m×0.3 m以上の白い布を必ず付ける。

    2. ロープの長さは5 m以内にする。

    3. 全体の長さは25 m以内にする。

 

故障車をけん引するとき

故障した車をロープでけん引するときは、後ろ側のけん引フックにロープをかけてけん引してください。

 

自車をけん引してもらうとき

  1. エンジンをかけ、チェンジレバー/セレクトレバーをNに入れる。エンジンがかからないときは、電源ポジションをONにする。

     


    エンジンがかかっていない状態でけん引される場合は、慎重に運転する。

    エンジンがかかっていないときは、ブレーキの効きが悪くなったり、ハンドル操作が重くなったりするなど運転操作が困難になり、思わぬ事故につながるおそれがあります。

     


    けん引中は電源ポジションをOFFにしないでください。OFFにするとハンドルがロックされ、操作できなくなり、思わぬ事故につながるおそれがあります。

  2. パーキングブレーキを解除する。

  3. ロープをたるませないように走行する。

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