車両外観の点検

タイヤを点検する

タイヤの点検について

タイヤの点検は法律で義務付けられています。

点検要領については別冊のメンテナンスノートを参照してください。

タイヤは、正しい動作、安全、燃費向上のため、適正空気圧を維持し、積載制限を守ってください。

 


指定サイズ以外のタイヤを使用しない。また、異なる種類のタイヤを混ぜて使用しない。

走行安定性が損なわれ、思わぬ事故につながるおそれがあります。また、法令違反になる場合があります。

運転席ドアを開けたボディー側にあるラベルに記載されているサイズのタイヤを使用してください。また、4輪ともに同一種類のタイヤを使用してください。

 


タイヤ、ホイール、ホイールナットは純正品以外は使用しないでください。破損や故障により思わぬ事故につながるおそれがあります。

 

タイヤ空気圧を点検する

 


タイヤの空気圧が不足したままで走行しない。

タイヤの空気圧が不足していると車両の安定性を損なうばかりでなく、タイヤの偏摩耗の原因となります。また、タイヤの空気圧が不足したままで高速走行すると、タイヤがバースト (破裂) するなどして、思わぬ事故につながるおそれがあります。

タイヤバルブキャップは純正品を使用する。

タイヤバルブキャップは純正品以外を使用しないでください。純正品以外を使用するとバルブの損傷により、適正空気圧にならないおそれがあります。そのまま走行すると空気圧が低下し、思わぬ事故につながるおそれがあります。

 

き裂、損傷の点検をする

 


異常があるタイヤを装着すると、次の状況が起こることがあり、思わぬ事故につながったり、故障の原因になったりするおそれがあるため、正常なタイヤと交換する。

  • 走行中にハンドルがとられる

  • 異常な振動を感じる

  • パンクやバースト (破裂) する

  • 車の性能 (燃費·走行安定性·制動距離など) が十分に発揮できない

  • 部品に悪影響を与える

 

溝の深さ、異常摩耗を点検する

摩耗差の著しいタイヤを混ぜて使用しないでください。

 


タイヤの溝の深さが少ないタイヤや摩耗限界表示 (ウェアインジケーター) が現れているタイヤを使用しない。

そのまま使用すると、制動距離が長くなったり、雨の日にハイドロプレーニング現象により、ハンドル操作ができなくなったり、タイヤがバースト (破裂) するなど、思わぬ事故につながるおそれがあります。摩耗限界表示が現れたらすみやかに正常なタイヤと交換してください。

  1. 摩耗限界表示

  2. 摩耗限界表示の位置を示すマークの例

 


摩耗限界表示は、タイヤの接地面にあり、他の部分より溝が1.6 mmだけ浅くなっています。

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