メーター、警告灯、表示灯の見方

スピードメーター

走行速度をkm/hで示します。

タコメーター

1分間あたりのエンジン回転数を示します。

 


指針がレッドゾーン (許容回転数以上を示す) に入らないように運転してください。エンジンの故障につながるおそれがあります。

 


ストライプゾーンはレッドゾーンに入らないようにするために、早めの変速を促すゾーンです。

パネルライトコントロールスイッチ

(オートライト非装備車)

電源ポジションがONで車幅灯が点灯しているときにパネルライトは減光されます。

(オートライト装備車)

電源ポジションがONで車幅灯が点灯しているときにパネルライトは減光されます。ただし、昼間にライトを点けたときなど、ライトセンサーが車両の周辺が明るいと感知した場合、パネルライトは減光されません。

 


  • (オートライト装備車)

    夕方や薄暗い場所で電源ポジションをONにすると、ライトセンサーが周辺の明るさを感知するまでの数秒間パネルライトが減光され、明るさを感知した後に減光が解除される場合があります。

  • 車幅灯が点灯すると、メーター内の車幅灯表示灯が点灯します。

    参照「ヘッドランプの点灯/消灯

パネルライトコントロールスイッチをまわすと、メーターおよびインストルメントパネルの明るさを調節できます。

  • 左にまわすと暗くなり、最も暗い位置で音が鳴ります。

  • 右にまわすと明るくなります。

減光解除機能

電源ポジションがON で、メーターが減光しているときに、パネルライトコントロールスイッチを右に音が鳴るまでまわすと、減光を解除できます。メーターなどが見えにくい場合は減光を解除してください。

 


  • (マルチインフォメーションディスプレイ (タイプA))

    パネルライトコントロールスイッチを押して、減光を解除することができます。

  • 減光を解除しているときは、車幅灯が点灯しても、メーターは減光されません。

  • (マツダコネクト装備車)

    減光を解除しているとき、センターディスプレイは常に昼画面になります。

    参照「マツダコネクトの設定

マルチインフォメーションディスプレイ (タイプA)

マルチインフォメーションディスプレイ (タイプA) は次の情報を表示します。

  • オドメーター

  • トリップメーター

  • 水温計

  • 燃料計

  • 外気温

  • 走行可能距離

  • 平均燃費

  • 瞬間燃費

  • メンテナンスモニター

  • 車線逸脱警報システム表示

  • ルーフ開閉状態表示

  • 警告表示

INFOスイッチを押すごとに表示が切り替わります。

オドメーター/トリップメーター

オドメーター

走行した総距離をkm単位で示します。

トリップメーター

一定区間の走行距離をkm単位で示します (右側の数字は100m単位です)。2種類 (TRIP A、TRIP B) の区間距離を計測することができます。たとえば、TRIP Aモードで給油してからの距離を測りながら、TRIP Bモードで出発してからの距離を測ることができます。電源ポジションがONのとき、INFOスイッチを押すごとに、TRIP A、TRIP Bが切り替わります。トリップメーターを“0”にもどすときは、それぞれのモードのときにINFOスイッチを1秒以上押します。

 


  • 次のようなときは、トリップメーターの表示が“0”にもどります。

    • 車両整備などでバッテリーとの接続が断たれたとき。

    • 走行距離が9999.9kmを超えたとき。

水温計

電源ポジションがONのとき、エンジン冷却水の温度を示します。

パネルライトコントロールスイッチを押すと、高温域水温計に切り替えることができます。

 


水温計の指針 (白) が点滅したときは、オーバーヒートのおそれがあります。エンジンに負担をかけないように、ゆっくり走行してください。

参照「オーバーヒートについて

 


通常の走行ではエンジン冷却水の温度は100℃以下で安定しており、表示は100℃より低い範囲を示します。

燃料計

電源ポジションがONのとき、燃料の残量を示します。

燃料が少なくなると、燃料残量警告灯が点灯します。早めに燃料を補給してください。

参照「処置する

目盛りが“E”に近づいたら、早めに燃料を補給してください。

参照「給油のしかた

 


  • 燃料補給後は、目盛りが安定するまでしばらく時間がかかる場合があります。また、坂道やカーブなどでは、タンク内の燃料が移動するため、目盛りが増減することがあります。

  • の矢印は燃料補給口が助手席側にあることを示します。

外気温表示

電源ポジションがONのとき、外気温を表示します。

 


次のようなとき、外気温表示の数値は周囲や車両の状況により、実際の外気温と異なることがあります。

  • 著しく寒いとき、暑いとき

  • 外気温が急激に変化したとき

  • 停車時

  • 低速走行時

走行可能距離表示

現在の燃料残量と燃費から走行可能距離を算出して表示します。

 


  • 走行可能距離が十分走行できる数値であっても燃料計の残量目盛りが“E”に近づくか、燃料残量警告表示が表示されたら早めに燃料を補給してください。

    燃料残量警告表示が表示されると、燃料計の目盛りが1/4以上になるまで燃料を加えないと走行可能距離表示は変化しません。

  • 走行可能距離とは、燃料計の残量目盛りがすべて消えるまで、あとどれくらい走行できるかを示すおよその距離になります。

  • お車を購入されたときやバッテリー端子をはずした後など過去の燃費情報がないときは、実際に走行できる距離と異なる数値を表示することがあります。

インテリジェント・ドライブ・マスター (i-DM)

「i-DM」はマツダ車の「走る歓び」と「優れた環境安全性能」を十分に実感していただくためのドライビングサポートシステムです。乗員全員が車両との一体感を感じながら爽快なドライブを楽しめるようになる運転技量の習得/向上をサポートします。

インテリジェント・ドライブ・マスター・ランプ

走行中の運転操作 (アクセル、ブレーキ、ハンドル) の状態を診断し、ランプの色で運転者に運転操作の状況を知らせます。 (コーチング機能)

 


  • インテリジェント・ドライブ・マスター・ランプを非表示にしているときは表示しません。

  • インテリジェント・ドライブ・マスター・ランプの表示/非表示を変更することができます。

    参照「設定変更(カスタマイズ機能)

グリーンランプ

次の運転のときはランプが緑で点灯します。

内容

運転のポイント

やさしい運転を示します。ゆっくりとした運転操作で、乗員の体の揺れが小さく、安定した走行で燃費の良い運転です。

  • 加速をするとき/やめるときに、アクセルペダルをゆっくり踏む/もどす

  • 減速をするとき/やめるときに、ブレーキペダルをゆっくり踏む/もどす

  • 旋回をするとき/直進にもどすときに、ハンドルをゆっくり切る/もどす

ブルーランプ

次の運転のときはランプが青で点灯します。

内容

運転のポイント

しなやかな運転を示します。特に以下の走行タイプのような運転者にとって爽快で気持ちの良い運転です。

 

走行タイプ1

適度な加速度変化がありながら、なめらかな運転操作で車と乗員が一体となって動く、安定した走行です。

走行タイプ2

加速および旋回を継続しているときに、加速度を一定に維持しており、乗員の体の揺れが小さく、安定した走行です。

走行タイプ1の場合

  • 加速をするときに、最適な踏み込み量/速さでアクセルペダルを操作する

  • 減速をするときに、最適な踏み込み量/速さでブレーキペダルを操作する

  • 旋回をするときに、最適な切り込み量/速さでハンドルを操作する

 

走行タイプ2の場合

  • 加速をするときに、一定の加速度を継続するようにアクセルペダルを操作する

  • 減速をするときに、一定の減速度を継続するようにブレーキペダルを操作する

  • 旋回をするときに、一定の横Gを維持するようにハンドルおよびアクセルペダルを操作する

ホワイトランプ

次の運転のときはランプが白で点灯します。

内容

運転のポイント

体が揺れる運転を示します。

やや急な運転操作により、乗員の体の揺れが大きく、不安定な走行で燃費のあまりよくない運転です。

  • 加速をするとき/やめるときに、アクセルペダルをやや急に踏む/もどす

  • 減速をするとき/やめるときに、ブレーキペダルをやや急に踏む/もどす

  • 旋回をするとき/直進にもどすときに、ハンドルをやや急に切る/もどす

インテリジェント・ドライブ・マスター (i-DM) 表示

運転の評価をスコア (点数) で表示します。スコアに応じてステージが決まります。

ステージは1stステージから3rdステージまであり、ステージが上がるとスコアの診断が厳しくなります。運転技量が上がり、現在のステージでアベレージスコアを高く保てるようになると、次のステージへ上がります。逆に、低いアベレージスコアが続くとステージが下がります。

マツダコネクト非装備車

運転終了後、電源ポジションをONからOFFにしたとき、現在のステージ、今回のスコア (現在の評価値) とアベレージスコア (過去10回のスコアの平均値) を表示します。

マツダコネクト装備車

インテリジェント・ドライブ・マスター (i-DM) の情報をセンターディスプレイに表示します。

表示にはシンプルモードとトレーニングモードの2種類あります。

  1. ホーム画面の アイコンを選択しアプリケーション画面を表示します。

  2. i-DMを選択します。

現在のステージを表示します。

ドライバ名を表示します。

ドライバ名の登録/選択については、次のページを参照してください。

参照「ドライバ選択

今回のスコアを表示します。

アベレージスコアを表示します。

スコアの推移を棒グラフで表示します。各グラフは1分間のスコアを示し、過去10分間の記録を表示します。最新のグラフは右側にハイライト表示されます。信号待ちや一定速走行など運転操作が無かった場合はゼロのグラフが表示されます。

今回の運転操作傾向を表示します。ブレーキ、ハンドル、アクセルの操作それぞれを表示します。白のゲージはやや急な運転の多さを示し、青のゲージはしなやかな運転の多さを示します。

アイコンを選択すると画面下部に次のメニュー画面が表示されます。

表示

内容

メニュー画面を閉じます。

アプリケーション画面にもどります。

トレーニング/シンプル画面を切り替えることができます。

設定画面に進みます。

設定画面

次の表示/非表示の切り替えができます。

  • エンディング表示

  • インテリジェント・ドライブ・マスター・ランプ

エンディング表示

i-DMのエンディング表示がONの場合は、電源ポジションをONからOFFにしたとき、現在のステージ、今回のスコア (現在の評価値) とアベレージスコア (過去10回のスコアの平均値) などを表示します。また今回のスコアに応じて、文字によるワンポイントアドバイスも表示します。 (ティーチング機能)

現在のステージを表示します。マークはアベレージスコア4.8以上を連続して獲得した回数を示しています。アベレージスコア4.8以上を5回連続で獲得するとマークが5個になり次のステージへ上がります。

ドライバ名を表示します。

今回のスコアを表示します。

アベレージスコアを表示します。

運転評価メッセージと、ワンポイントアドバイスを表示します。

現在の運転傾向を表示します。ブレーキ、ハンドル、アクセルの操作それぞれを表示します。

 


燃費モニターとi-DMのエンディング表示を両方ONにしているときは、両方のエンディングが表示されます。

ドライバ選択 (マツダコネクト装備車)

車両にドライバ名を5名分登録することができます。登録したドライバ名はインテリジェント・ドライブ・マスター (i-DM) で使用でき、ステージ/スコア情報などをドライバ名ごとに管理できます。

 


安全のため、走行中は一部の操作をすることができません。

 

  1. ホーム画面の アイコンを選択しアプリケーション画面を表示します。

  2. 「ドライバ選択」を選択します。

  3. 「ドライバ選択」を選択すると、次の画面が表示されます。

ドライバ選択ON/OFF切り替え

ドライバ選択機能のON/OFFを切り替えます。

ONのとき、ドライバの選択やドライバ名の編集ができます。OFFにすると、「ドライバ選択なし」が自動で選択されます。

ドライバ名リスト (1~5)

ドライバ名 (未登録の場合はドライバ番号) を5つ表示します。選択中のドライバ名にはチェックマークが表示されます。

エンジン始動後、登録されたキーごとにドライバ名が自動で選択されます。ドライバ情報を変更したい場合は、該当するドライバ名を選択します。

 


選択されたドライバ名で、インテリジェント・ドライブ・マスター (i-DM) を表示し更新されます。

ドライバ選択なし

ドライバの識別が出来ないとき、またはドライバ選択機能がOFFのときは、「ドライバ選択なし」として表示されます。

ドライバ名編集

選択されているドライバ名の編集/登録画面へ移動します。

 


既に登録されているドライバ名と同一のドライバ名は登録できません。

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