4WD車を運転するとき

◆4WD車の特性

4WDは、積雪路、砂地、ぬかるみ、急な坂などすべりやすい路面ですぐれた走行性を発揮します。
4WD
オフロード走行やラリー走行を目的に作られた万能車ではありません。凸凹や岩を乗り越えたり、川を渡ったりしないでください。
4WD車であっても、アクセル、ハンドル、ブレーキの操作は一般の車と同じく慎重に行ない、常に安全運転を心がけてください。

◆タイヤについて

タイヤの状態が車の性能に大きく影響します。また、駆動系部品に悪影響をあたえないために、次の点を守ってください。
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タイヤを交換するときは前後輪を同時に交換してください。
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前後輪とも指定された同一サイズ、同一種類のものを使用してください。特にスノータイヤなどの冬用タイヤを装着するときは注意してください。
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摩耗差の著しいタイヤを混ぜて使用しないでください。
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タイヤの空気圧は定期的に点検し、タイヤ間で空気圧の差が著しくならないように規定値に調節してください。
適正空気圧は運転席ドアを開けたボディー側に貼付されているラベルで確認してください。
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前後輪とも必ず指定されたサイズの純正ホイールを装着してください。
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タイヤチェーンは前輪に取り付けてください。
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タイヤチェーンを装着したときは、30 km/h以上で走行しないでください。
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積雪路、凍結路以外では、タイヤチェーンを装着して走行しないでください。

◆けん引してもらうときは

4WD車のけん引は、前後輪すべてを持ち上げるか、前後輪接地の状態で搬送してください。駆動装置の故障時はトレーラーなどに搭載して搬送してください。
前輪または後輪だけを持ち上げた状態でけん引すると、駆動装置が破損したり、車輪が台車から飛び出すなど思わぬ事故につながるおそれがあります。
けん引してもらうとき