i-stopについて★

i-stop (アイ·ストップ) は、エンジン暖機後に信号待ちや渋滞などで車両を停止させると、燃費向上·排気ガスの低減·アイドリング騒音低下のため、自動でエンジンを停止·再始動させる機能です。
アイドリングストップ·再始動
走行中にアイドリングストップする条件を満たすと、i-stop表示灯 (緑) が点灯します。
Dレンジのままブレーキペダルを踏んで停車すると、アイドリングストップします。 (i-stop表示灯 (緑) はアイドリングストップ中も点灯します。)
Dレンジのままブレーキペダルから足を放すと、自動でエンジンが再始動し、i-stop表示灯 (緑) が消灯します。再び走行中にアイドリングストップする条件を満たすと、i-stop表示灯 (緑) が点灯します。
i-stopは、安全かつ快適にご使用いただくために、ドライバーの操作以外に、車内外の環境、車両の状態などの状況を常にモニターし、アイドリングストップ·再始動を制御しています。
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次の条件をすべて満たしているときにアイドリングストップします。
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エンジンを始動したのち、一度走行したあと (走行せずにアイドリングを続けても、i-stopは作動しません。また、停車中にアイドリングストップ·再始動を繰り返すこともありません。)
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エンジンが十分に暖まっているとき
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車両が停車しているとき
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バッテリーの状態が良好のとき
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ボンネットが閉まっているとき
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全てのドア、リヤゲートが閉まっているとき
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運転席シートベルトを着用しているとき
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曇り取りスイッチがOFFのとき
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リヤウインドーデフォッガースイッチがOFFのとき
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アドバンストキーが車内にあるとき
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エアコンの運転席側温度設定ダイヤルが、最大暖房/最大冷房以外の位置となっているとき
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車内の温度とエアコンの設定温度がほぼ一致しているとき
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標高約1500m以下で使用しているとき
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外気温が約−10°C~約50°Cの間にあるとき
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i-stop警告灯 (橙) が点灯/点滅していないとき
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エンジン警告灯が点灯していないとき
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アドバンストキーレスエントリー&プッシュボタンスタートシステムが正常なとき
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セレクトレバーがDレンジのとき
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オートマチックトランスミッションフルードが十分に暖まっているとき
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オートマチックトランスミッションフルードの温度が異常に高くないとき
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ハンドルが直進状態のとき
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ハンドル操作をしていないとき
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ブレーキペダルを踏んで停車させたとき (アイドリングストップせずi-stop表示灯 (緑) が点滅しているときは、ブレーキペダルの踏み方が不足している可能性があります。もう少し強く踏んでみてください。)
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急制動ではないとき
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立体駐車場などの急な坂道で停車していないとき
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次の条件のときはアイドリングストップするまでに時間がかかることがあります。
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車両を長期間使用しなかったときなどでバッテリーが放電したとき
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外気温が高いとき、または、低いとき
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バッテリー交換等によりバッテリー端子をはずしたあと
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アイドリングストップ中に以下の操作を行うとi-stop警告灯 (橙) が点灯し、安全を確保するためにブレーキペダルから足を放しても自動でエンジンが再始動しません。この場合は、通常の操作でエンジンを始動してください。
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ボンネットを開けたとき
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ドライバーが車両から降りようとしたとき (運転席シートベルトをはずして運転席ドアを開けたとき)
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アイドリングストップ中にセレクトレバーをDレンジからNレンジ、またはDレンジからPレンジへ操作するとブレーキペダルから足を放しても自動でエンジンが再始動しません。もう一度ブレーキペダルを踏むか、セレクトレバーをDまたはRレンジへ操作すると再始動します。 (安全のため、アイドリングストップ中にセレクトレバーを操作する時は、必ずブレーキペダルを踏み込んだ状態で行なって下さい。)
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アイドリングストップ中に以下の操作を行うと、ブレーキペダルから足を放さなくてもエンジンが再始動します。
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i-stop OFFスイッチをチャイムが鳴るまで押し続けたとき
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エアコンの運転席側温度設定ダイヤルを、最大暖房/最大冷房の位置にしたとき
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リヤウインドーデフォッガースイッチをONにしたとき
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曇り取りスイッチをONにしたとき
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アドバンストキーを車外に持ち出したとき
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坂道でブレーキをゆるめ、車両が動きだしたとき
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ブレーキペダルを再度強く踏んだとき
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アクセルペダルを踏んだとき
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セレクトレバーをRレンジかMレンジにしたとき
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セレクトレバーがDレンジのまま、ハンドル操作をしたとき
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アイドリングストップ中に以下の車両状態になると、ブレーキペダルから足を放さなくてもエンジンが再始動します。
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車内の温度がエアコンの設定温度から大きく外れたとき
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バッテリーの放電が進んだとき
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次のときはエンジン停止時間が短くなることがあります。
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外気温が高いとき、または、低いとき (エアコンが設定温度を維持できなくなるため)
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車載装備などの電流消費が多いとき
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バッテリー端子をはずした場合は、バッテリー端子接続後すぐにはアイドリングストップしないことがあります。また、バッテリーを交換したときは、i-stopの機能を確認する必要がありますので、マツダ販売店にご相談ください。
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アイドリングストップ中にブレーキペダルから足を放しても自動でエンジンが再始動せず、メーター内の表示がすべて消灯した場合は、マツダ販売店にご相談ください。

◆i-stop警告灯 (橙)/i-stop表示灯 (緑)

i-stopは、安心かつ快適にご使用いただくために、ドライバーの操作状況や、車内外の環境、車両の状態などの状況を常にモニターし、i-stop警告灯 (橙)/i-stop表示灯 (緑) によりさまざまな注意をドライバーにお知らせします。
i-stop警告灯 (橙)
点灯するとき
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電源ポジションをONにすると点灯し、エンジンをかけると消灯します。
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i-stop OFFスイッチを押してシステムを解除すると点灯します。
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アイドリングストップ中に以下の操作を行うとi-stop警告灯 (橙) が点灯します。この場合は安全を確保するために、ブレーキペダルから足を放しても自動でエンジンが再始動しないため、通常の操作でエンジンを始動してください。
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ボンネットを開けたとき
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ドライバーが車両から降りようとしたとき (運転席シートベルトをはずして運転席ドアを開けたとき)
ボンネットを開けたときや、ドライバーが車両から降りようとしたとき (運転席シートベルトをはずして運転席ドアを開けたとき) 以外で、i-stop警告灯 (橙) が点灯しているときに、i-stop OFFスイッチを押しつづけても消灯しない場合はマツダ販売店で点検を受けてください。
点滅するとき
システムに異常があるときは点滅し続けます。マツダ販売店で点検を受けてください。

i-stop表示灯 (緑)
点灯するとき
アイドリングストップ可能なとき、またはアイドリングストップ中に点灯します。エンジンが再始動すると消灯します。
点滅するとき
ブレーキペダルを強く踏まずに停車させると点滅します。ブレーキペダルの踏力が不足している可能性があります。もう少し強く踏んでみてください。

◆i-stop警告チャイム

アイドリングストップ中に運転席ドアを開けるとチャイムが鳴り、アイドリングストップ中であることをお知らせします。運転席ドアを閉めると鳴り止みます。

◆i-stop OFFスイッチ

スイッチをチャイムが鳴るまで押しつづけると、i-stopの作動が解除され、メーター内のi-stop警告灯 (橙) が点灯します。もう一度チャイムが鳴るまで押しつづけるとi-stopが作動可能な状態になり、i-stop警告灯 (橙) が消灯します。
i-stopを解除した状態でエンジンを停止した場合、次にエンジンを始動するとi-stopは作動可能な状態にもどります。

◆アイドリングストップ時間表示

アイドリングストップした時間がマルチインフォメーションディスプレイ (MID) に表示されます。
マルチインフォメーションディスプレイ (MID)

◆発進補助機能について

i-stop装備車には発進補助機能が装備されています。発進補助機能とは、アイドリングストップしている間にブレーキペダルから足を放したときに、坂道での前後退やクリープ現象などで不意に車両が飛び出すことを防ぐため、自動でブレーキ力を保持する機能です。ただし、アイドリングストップしていないときは作動しません。
発進補助機能はあくまでもアイドリングストップ状態、及び車両を発進させる際の約2秒間で限定作動する補助装置です。
システムを過信して発進すると車両が動き出し思わぬ事故につながるおそれがあるため非常に危険です。発進時は周囲の安全を確認してセレクトレバーやブレーキペダル、アクセルペダルを適切に操作してください。車両が以下の状態では、発進補助機能が解除されたあとに車両が飛び出す可能性がありますのでご注意下さい。
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セレクトレバーがNレンジ、またはPレンジの場合。
アイドリングストップ中にセレクトレバーをNレンジ、またはPレンジに操作し、ブレーキペダルから足を放したときは、ブレーキ力が徐々に解除されます。発進時はセレクトレバーをNレンジ、またはPレンジ以外の位置にしてエンジンを再始動させたあとに、ブレーキペダルから足を放してください。
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急な勾配に車両を停止している、または重い荷物などを車両に積載している場合。
発進補助機能が正常に作動していても車両が動き出す可能性がありますので、停車中はブレーキを踏み続けてください。
発進補助機能の作動により、ブレーキペダルの踏み応えが変わったり、ブレーキから音が発生したり、ブレーキペダルが振動したりすることがありますが、異常ではありません。

◆こんなときは

システムの故障や、使用上の注意が必要な場合に警報チャイムとメーターの表示灯でお知らせします。
表示/ブザー
確認すること
アイドリングストップ中にチャイムが吹鳴し、i-stop警告灯 (橙) と他の警告灯も点灯した
ボンネットの開閉状態、もしくは運転席シートベルトの装着有無と運転席ドアの開閉状態を確認してください。この場合は安全を確保するために自動でエンジンが再始動しないため、通常の操作でエンジンを再始動して下さい。
i-stop警告灯 (橙) が点滅した
システムの異常が考えられます。マツダ販売店で点検を受けてください。