イモビライザーシステム (アドバンストキー非装備車)★

イモビライザーシステムはキーに信号発信機を内蔵し、あらかじめ登録されたキー以外ではエンジンを始動できないようにした車両盗難防止装置です。
キーの故障を防ぐために次のことをお守りください。
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強い衝撃をあたえたり、ぬらしたりしないでください。
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磁気を帯びた製品を近づけないでください。
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インストルメントパネルやボンネットの上など直射日光があたる場所や高温になる所に放置しないでください。
エンジンを始動するとき、次のような状態にしないでください。車両がキーからの信号を正確に受信できず、エンジンが始動できない場合があります。
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キーグリップに金属製のリングがのっている
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キーグリップに他のキーの金属部や金属製のものが接している
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キーにスペアキーや他の車両の盗難防止システムキー (信号発信機内蔵のもの) が重なっている、または近くにある
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キーの近くに電子部品を含んだ製品やクレジットカードなどの磁気カードがある

◆システム作動

エンジンスイッチをONからACCまたはLOCKの位置にすると作動します。システムが作動している間はセキュリティ表示灯が点滅します。

◆システム解除

登録されたキーでエンジンスイッチをONの位置にすると、システムが解除され表示灯が約3秒間点灯した後消灯します。表示灯が消灯せず点灯または点滅し続けるときは、システムの異常が考えられます。マツダ販売店で点検を受けてください。
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エンジンスイッチをONの位置にしたときにセキュリティ表示灯が点灯/点滅し続けている場合、エンジンは始動しません。
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テレビ、ラジオ、トランシーバー、携帯電話などからの電波はイモビライザーシステムの作動に支障をあたえることがあります。登録されたキーでもエンジンが始動しないときは、セキュリティ表示灯を確認してください。表示灯が点滅している場合は、キーを抜き、2秒以上待って再度エンジンを始動させてください。3回以上行なってもエンジンが始動しないときはマツダ販売店に連絡してください。
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セキュリティ表示灯が点灯/点滅したままの状態でエンジンを停止すると、再度エンジンを始動することができません。運転中にセキュリティ表示灯が点灯/点滅した場合は、エンジンを停止せずマツダ販売店で点検を受けてください。
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イモビライザーシステムを修理するときはコードを再登録するためにキーが必要です。お手持ちのすべてのキーをマツダ販売店に持参してください。

◆メンテナンスについて

イモビライザーシステムまたはキーに異常が見られる場合はマツダ販売店にご相談ください。
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キーを紛失したときのために、スペアキーを保管しておいてください。万一キーを紛失したときはすぐにマツダ販売店にご相談ください。
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キーには特有の電子コードが含まれていますので、マツダ販売店以外でキーを追加することはできません。
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キーを紛失した場合、盗難防止のため、イモビライザーシステムに登録されているキーのコードをマツダ販売店で消去できます。消去した後に、今後使用するキーを再登録する必要がありますので、お手持ちのすべてのキーをマツダ販売店へ持参してください。登録されていないキーではエンジンを始動することができません。

◆作動保証について

次のような場合はイモビライザーシステムの作動を保証できません。
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イモビライザーシステムを改造した場合。
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イモビライザーシステムに付加部品を取り付けた場合。
車両の故障を防ぐために、システムを改造したり、付加部品を取り付けたりしないでください。