ランプスイッチ

◆ランプの点灯/消灯

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エンジンを停止しているときに、ランプを点灯させたままにしないでください。バッテリーがあがるおそれがあります。
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ヘッドランプ、制動灯などのランプは、雨天走行や洗車などの使用条件によりレンズ内面が一時的に曇ることがあります。これはランプ内部と外気の温度差によるもので、雨天時などに窓ガラスが曇るのと同様の現象であり、機能上の問題はありません。ただし、レンズ内面に大粒の水滴がついているときやランプ内に水がたまっているときは、マツダ販売店にご相談ください。

標準タイプ
エンジンスイッチの位置に関係なく使用できます。
ランプスイッチをまわすと、各ランプが点灯/消灯します。
スイッチ位置
OFF
ヘッドランプ
消灯
消灯
点灯
車幅灯、尾灯、
番号灯
消灯
点灯
点灯

オートライト機能付きタイプ
手動で使うとき
エンジンスイッチの位置に関係なく使用できます。
ランプスイッチをまわすと、各ランプが点灯/消灯します。
スイッチ位置
OFF
ヘッドランプ
消灯
消灯
点灯
車幅灯、尾灯、
番号灯
消灯
点灯
点灯

自動で使うとき (オートライト機能)
エンジンスイッチがONの位置のとき使用できます。
ランプスイッチをAUTOの位置にすると、周囲の明るさに応じてランプが自動で点灯/消灯します。
周囲の明るさ
明るい
薄暗い
暗い
ヘッドランプ
消灯
消灯
点灯
車幅灯、尾灯、
番号灯
消灯
点灯
点灯
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フロントガラスにステッカーやラベルなどを貼り付けてライトセンサーを覆わないでください。センサーが周囲の明るさを正確に感知できなくなります。
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ライトセンサーはオートワイパー機能のレインセンサーの役割も果たしています。ワイパーレバーがAUTOの位置で、エンジンスイッチがONの位置のときはワイパーが自動で作動することがあります。手や指などを挟まないよう気をつけてください。万一手や指を挟むと、けがやワイパーの故障につながるおそれがあります。
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長いトンネルやトンネル内での渋滞、屋内駐車場など、周囲が暗い状態が数分間続くとライトセンサーが夜間と判断し、周囲が明るくなってもランプがすぐには消灯しない場合があります。
この場合はランプスイッチをOFFの位置にすれば消灯します。
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ランプスイッチがAUTOの位置のときに、エンジンスイッチをACCまたはLOCKの位置にすると、ランプは自動で消灯します。
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車幅灯やヘッドランプを点灯させるタイミングを早くすることができます。マツダ販売店へご相談ください。

◆ディスチャージヘッドランプについて

ディスチャージヘッドランプは、太陽光に近い白い光で広範囲を照らします。
ヘッドランプのロービームに装備されています。
ディスチャージヘッドランプは高電圧を使用しているため、取り扱いを誤ると感電するおそれがあります。ディスチャージヘッドランプの交換・修理をするときは、必ずマツダ販売店へご相談ください。
ヘッドランプが点滅するとき、または著しく明るさが低下したときはバルブの寿命が考えられます。マツダ販売店で点検を受けてください。

◆ヘッドランプレベリング

ヘッドランプを点灯したとき乗員や荷物の状況に応じてヘッドランプの照らす方向を上下方向へ自動で調節し、一定に保ちます。
ヘッドランプオートレベリング警告灯
エンジンスイッチをONの位置にすると点灯し、しばらくすると消灯します。
警告灯が点灯し続けるときはヘッドランプオートレベリング機能の異常が考えられます。マツダ販売店で点検を受けてください。
AFS (アダプティブフロントライティングシステム) 装備車には、ヘッドランプオートレベリング警告灯は装備されていません。ヘッドランプオートレベリング機能が故障した場合は、AFS OFF表示灯が点滅します。

◆AFS (アダプティブフロントライティングシステム) について☆

AFS (アダプティブフロントライティングシステム) は、ヘッドランプが点灯し、車速が約13km/h以上のとき、ハンドルの操作にあわせてヘッドランプの照らす方向を左右に自動で調節するシステムです。
車速が約8km/h以下になると機能は停止します。
AFS OFF表示灯
エンジンスイッチをONの位置にすると点灯し、しばらくすると消灯します。
AFS OFFスイッチを押してAFSを解除すると点灯します。
次のようなときはシステムの異常が考えられます。マツダ販売店で点検を受けてください。
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エンジンスイッチをONの位置にしても点灯しないとき。
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点滅し続けるとき。

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バッテリーのターミナルやヒューズの脱着などにより、バッテリーとの接続が断たれるとシステムが作動しなくなります。 (このとき表示灯が点滅します。)
システムを作動可能な状態にするために、次の操作を行なってください。
1
エンジンスイッチをONの位置にします。
2
ハンドルを右いっぱいまでまわし、その後左いっぱいまでまわします。
3
エンジンスイッチをLOCKまたはACCの位置にし、再度ONの位置にします。
4
表示灯が消灯することを確認します。
エンジンスイッチを再度ONの位置にした後でも表示灯が消灯しないときは、マツダ販売店に連絡してください。
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AFSが故障したときは、AFSは作動しませんが、通常の照射性能は確保されています。
AFS OFFスイッチ
AFS OFFスイッチを押すことによりAFSを解除することができます。
もう一度スイッチを押すと、AFS OFF表示灯が消灯し、AFSが作動可能な状態になります。

◆ランプ消し忘れ防止チャイム

ランプを点灯させたまま、エンジンスイッチからキーまたは補助キーを抜いて (アドバンストキーレス機能使用時は、エンジンスイッチをLOCKの位置にして)、運転席ドアを開けると、チャイムが鳴りランプの消し忘れを知らせます。

◆ヘッドランプの切り替え

ヘッドランプが点灯しているとき、レバーを前後に操作すると、ヘッドランプの向きが切り替わります。
前方に押すと上向き (ハイビーム)、手前に引くと下向き (ロービーム) になります。
上向き (ハイビーム) のときは、メーター内のヘッドランプ上向き表示灯が点灯します。
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遠くを照らしたいときに上向き (ハイビーム) にしてください。
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対向車がいるときや、市街地走行などで上向きが不適切なときは下向き (ロービーム) にしてください。

◆パッシング合図

ランプスイッチの位置に関係なく、レバーを引いている間ヘッドランプが上向き (ハイビーム) で点灯します。
同時にメーター内のヘッドランプ上向き表示灯が点灯します。