バッテリーあがりについて

次のような状態はバッテリーあがりです。
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スターターがまわらない。またはまわっても回転が弱く、なかなかエンジンがかからない。
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ホーンの音が小さい、または鳴らない。
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ランプ類がいつもより極端に暗い。
正しく安全にバッテリーを取り扱うために、バッテリー使用前または点検前には必ず次の注意事項をお読みください。
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バッテリーを取り扱うときは必ず保護メガネを着用してください。
バッテリー液には有毒で腐食性の高い希硫酸が含まれており、目に入ると失明など重大な傷害につながるおそれがあります。また、バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあります。
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バッテリーを取り扱うときはバッテリー液をこぼさないでください。
バッテリー液には有毒で腐食性の高い希硫酸が含まれており、目や皮膚に付着すると重大な傷害につながるおそれがあります。万一付着したときは、すぐに多量の水で洗浄し、応急処置が済んだら、医師の診察を受けてください。
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バッテリーの近くでお子さまを遊ばせないでください。
バッテリー液には有毒で腐食性の高い希硫酸が含まれており、目や皮膚に付着すると重大な傷害につながるおそれがあります。
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バッテリーを取り扱うときは、絶対に火気を近づけないでください。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険です。火気の発生を防ぐため、 端子や 端子に工具などの金属部分が触れないようにしてください。また、ブースターケーブルの接続、取りはずしのときは、 端子がボディーや 端子に触れないように十分注意してください。
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換気の悪い場所では、バッテリーの充電を行なわないでください。
バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険です。
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ブースターケーブルを使用してエンジンを始動する前に必ずバッテリー液の量を点検してください。
バッテリー液の量が下限 (LOWER LEVEL) より不足している状態でエンジンを始動すると、破裂 (爆発) につながるおそれがあり危険です。バッテリー液が不足しているときは、エンジン始動前に必ず補充液または蒸留水を補充してください。

◆処置方法

押しがけによる始動はできません。
別売のブースターケーブルを使用して、救援車 (他の車) のバッテリーと自車のバッテリーを接続してエンジンをかけます。
自車と同じ12Vバッテリーを搭載した救援車を依頼してください。
ブースターケーブルを接続するときは慎重に行なってください。ブースターケーブルがベルトなどの回転部に巻き込まれるおそれがあります。
自車のバッテリーと救援車のバッテリーが一番近い位置になるように、車を移動させます。
ヘッドランプやエアコンなどの電源が切ってあることを確認します。
ホースをバッテリーカバーから取りはずします。
バッテリーカバーを取りはずします。
バッテリーカバーを取り付けたあとは、カバーが確実に固定されていることを確認してください。確実に固定されていないと走行中他の装置と接触し故障につながるおそれがあります。
バッテリーカバーを取り付ける前に、バッテリーのマイナス端子 (バッテリー右側) に繋がっている2本の線が、図のようにバッテリーの右側とバッテリーの奥に向かって配線されていることを確認してください。
救援車のエンジンを止めて、ブースターケーブルを次の順で接続します。
ブースターケーブルを接続する前に各バッテリーの端子 ( ) の位置を確認してください。
1本目
自車のバッテリーの 端子
救援車のバッテリーの 端子
2本目
救援車のバッテリーの 端子
図で表示の箇所 (アースを取る)
バッテリーを取り扱うときは、絶対に火気を近づけないでください。バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険です。
また、火花の発生を防ぐため次の点を必ず守ってください。
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の接続は自車バッテリーの 端子につながないでください。
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ブースターケーブルの接続、取りはずしのときは、 端子がボディーや 端子に触れないように十分注意してください。
救援車のエンジンをかけ、エンジン回転数を高めにします。
自車のエンジンをかけます。約3分間エンジンを回転させて、応急的に自車のバッテリーを充電します。
充電中はバッテリーに近づかないでください。バッテリー液は希硫酸です。目や皮膚に付着すると重大な傷害につながるおそれがあります。万一付着したときは、すぐに多量の水で洗浄し、応急処置が済んだら、医師の診察を受けてください。
ブースターケーブルを接続したときと逆の順で取りはずします。
早めにマツダ販売店で点検を受けてください。