長い下り坂を降りるときは、レッカー車でけん引してください。ロープでけん引をすると、車間距離を保つためにフットブレーキを多用し、ブレーキが過熱して効かなくなります。このような状態でけん引を続けると、前の車に衝突するおそれがあります。
|
|
金属製のチェーンやワイヤーロープなどを使用するときは、ロープやロープ先端についているフック部に布などを巻いてください。直接バンパーにあたると、傷がつくおそれがあります。
|
けん引フック、ホイールレンチ、ジャッキバーをトランクから取り出します。
|
ジャッキバーの先端に布を巻いてカバーを取りはずします。
|
カバーはバンパーから完全に取りはずすことができません。無理に取りはずそうとすると破損するおそれがあります。
|
ジャッキバーを使用するときは、先端に布などを巻いてください。ジャッキバーが直接バンパーにあたると、傷がつくおそれがあります。
|
ホイールレンチを使ってけん引フックを確実に取り付けます。
|
けん引ロープをフックにかけます。
|
ロープは5m以内にして、中央に0.3m平方 (0.3m×0.3m) 以上の白い布を必ずつけてください。
|
けん引してもらう車はエンジンをかけ、チェンジレバー/セレクトレバーをNにいれます。エンジンがかからないときは、エンジンスイッチをACCの位置にします。
|
やむをえずエンジンがかかっていない状態でけん引される場合は、慎重に運転してください。エンジンがかかっていないときは、ブレーキの効きが悪くなったり、ハンドル操作が重くなるなど運転操作が困難になり、思わぬ事故につながるおそれがあります。
|
エンジンスイッチをLOCKの位置にしないでください。LOCKの位置にするとハンドルがロックされ、操作できなくなります。
|
パーキングブレーキを解除します。
|
けん引する車の制動灯に注意し、ロープをたるませないように走行してください。
|