アウターミラー

調節や格納したミラーをもとにもどす操作は、走行前に行なってください。走行中にミラーを手で動かしたりスイッチを操作すると前方不注意で思わぬ事故につながるおそれがあります。
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アウターミラーは複合曲面ミラーになっています。複合曲面ミラーとは境界線より上側と下側で見え方が異なるミラーです。 境界線より下側は上側よりも広い範囲の視界が確保でき、より広い範囲の後方確認ができます。
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ミラー境界線の上側と下側では映る像の距離感覚が異なります。境界線より下側は、上側に映る像と比べて実際より遠くに見えます。

◆角度調節

運転席側
ミラー本体を手で動かして、後方が十分確認できるように調節します。
ミラー本体を動かすときの固さを調節することができます。
カバーをはずします。
ドライバーで調節ボルトをまわします。
助手席側
電動式
エンジンスイッチがACCまたはONの位置のとき調節ができます。
調節スイッチを押して、後方が十分確認できるように調節します。
手動式
ミラー本体を手で動かして、後方が十分確認できるように調節します。
運転席側と同様に、ミラー本体を動かすときの固さを調節することができます。

◆格納するとき

ミラーを格納したまま走行しないでください。後方確認ができなくなります。
電動式 (助手席側)
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電動格納ミラーが動いているときは、手で触れたりしないでください。手をはさんでけがをしたり、ミラーの故障につながるおそれがあります。
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電動格納ミラーは手動で格納することもできますが、もとにもどすときにはスイッチで操作してください。手動でもとにもどすと、ミラーが固定されず後方確認ができなくなります。
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走行中に電動格納ミラーのスイッチ操作をしないでください。走行中に格納のスイッチ操作をしていると、走行風などの力がかかった場合にミラーが倒れ、元の位置にもどらなくなってしまい後方確認ができなくなります。
エンジンスイッチがACCまたはONの位置のときに格納できます。
スイッチの上側を押すと格納されます。
スイッチの下側を押すともとにもどります。
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スイッチ操作以外でミラーを動かしたときは、スイッチの下側を押してももとにもどらないことがあります。 スイッチの上側を押して一度格納した後、スイッチの下側を押してもとにもどしてください。
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スイッチが下側に押された状態で、手で操作したり物が当たったりしてミラーが後方に動いているときは、エンジンスイッチをACCまたはONの位置にするとミラーがさらに後方に動くことがあります。 スイッチの上側を押して一度格納した後、スイッチの下側を押してもとにもどしてください。
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ミラー作動中に障害物などに当たると、その位置で自動的に止まります。 止まったときは、約6秒後にスイッチを押し直してください。
手動式 (運転席側)
ミラーステーを手で持ち、ロックするところまでミラーをまわします。
走行前には、ミラ−ステ−を手で持ち、ロックするところまでもどします。