MX-30 SeDVの改善対策について

令和5年11月30日、マツダ株式会社は下記の改善対策を国土交通省に届出いたしました。

ご愛用の皆様には、大変ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。対象となるお客様には、販売店から、ダイレクトメール等でご案内させていただきますので、最寄りのマツダ販売店へ連絡いただき、修理(無料)をお受けいただきますようお願い申し上げます。対象車両につきましては、当ページの上側にある「リコール情報検索」にて、ご愛用車の車台番号を入力することで確認できます。

改善対策届出番号 改善対策開始日
682 令和05年12月1日

不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因

手動運転装置付き福祉車両の移乗ボード(車椅子から運転席への乗り移りをサポートする機構)において、移乗ボードを使用せず格納状態のまま乗車した場合にボード天板に脚を引っ掛け、押し込まれることで本来回転しない方向に回転し、ボード天板を支えているシリンダーからステーロッドが抜けることがあります。そのため、そのまま移乗ボードを展開し、車椅子から運転席に乗り移るためボード天板に座った場合に傾き、乗員が転倒して怪我をするおそれがあります。

改善措置の内容

全車両、ボード天板の回転を抑止するためのストッパーを追加した対策品の移乗ボードに交換します。なお、改善措置用部品の準備に時間を要することから、部品が供給できるまでの暫定措置として、シリンダーからの抜けを抑制するため、ステーロッドの長さを延長したステーロッド&シリンダーに交換します。

対象車両

型式 通称名 対象車の車台番号の範囲及び製作期間 対象車の台数 備考
5AA-DREJ3P MX-30 DREJ3P-106881~DREJ3P-151109令和3年10月4日~令和5年8月1日 24
ZAA-DRH3P DRH3P-100219~DRH3P-150010令和4年4月8日~令和4年12月2日 3

ご注意

  1. 対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれていますので、詳しくは最寄りの販売会社にお問合せください。
  2. 対象車の製作期間はご購入の時期とは異なります。

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